無知の知 死の世界笑い話 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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無知の知 死の世界笑い話


皆さん あの世の事を御存じですか?

こんな笑い話が有りますぞ


死の世界笑い話

このお方、成功を為し、おさらばと、

故郷に帰り、隠居し、
悠悠自適の生活を送っていました

今日も友人を招いて酒の宴会です

ふと、不安がよぎりました

「私は、もう死ぬかもしれない、

死後の世界は、良いのか、悪いのか?

判らないのが残念だ」

招いていた一人の客人が、立ちあがって言いました

「とても良い所のようです」

「もし、死んで良くない所なら、

死んだ者は、この世に、逃げ帰ってくるはずです

今まで、一人も逃げ帰った者はいないと言いますから」

飲み会の席にいた人達は、大きな声で笑いました・・・


孔子

知之為知之、不知為不知、是知也


これを知るを これを知ると為し、

知らざるを知らざると為す、これ知る為り


自分が知っていることを知っていると認識し、

知らないことを知らないとはっきりと認識する

これが物事に対して「知る」と言うこと


孔子 死後の世界は判らないとして

語らなかったそうです

そうです、意外と合理的なお方だと思います


孔子の語らないもの、更にあります


怪力乱神を語らず


怪⇒不思議な事  力⇒武勇伝

乱⇒人道に外れる事

神⇒理性では説明できない神秘的な事


知らない事は、語らないと言う事ですね


無知の知 について

同じ思想の方 もう一人おられました

 

ソクラテス 様


The only good is knowledge
and the only evil is ignorance.

唯一の善は知識であり、

唯一の悪は無知であることである

I know nothing except
the fact of my ignorance.

自分が無知であるということ以外

は何も知らない(無知の知)


ソクラテス
ギリシャ中の賢人に聞きました

勇気とは? 美とは? 正義とは?

死とは? 生とは? 幸福とは?


誰一人正確に答える事が出来きません

(賢人達は自分では知っていると認識していますが)

ソクラテスも、自問自答し、

答える事が出来ないという事に気付きました

ソクラテスは、「無知の知」と言う意味で、

賢人達よりは優れていると知ったのです


「人は無知である自分に気付いたとき、

自己満足することなく、

真の知に近付こうとする努力が始まる

こうして人は単なる生き物ではなく、

より良き人間として生きるのである」


成程です! やはり、俺は頭が良いと

知ったかぶりは絶対いけませんね

しかし、年を取ると我(が)が出て

そういうわけにはいきませんかな?


無知であるから、頑張り真実に近づく為

勉学に励む その事が大事です


命短い年寄りになった今、気付く、

とらんくすや。親父でございます
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