朝三暮四
(ちょうさんぼし)
目先の利益にとらわれて、
結果的に同じである事が、
気がつかないという意味です
また、上手く誤魔化すという意味でも有ります
朝三暮四(ちょうさんぼし)
朝四暮三(ちょうしぼさん)?
猿回しおじさんがいました。
おじさんは、猿のことを愛し、
猿の群れを養っていたのです
おじさんは、猿の気持ちが良く判ります、
猿もまた、おじさんの気持ちを判ってくれます
おじさんは、自分の食いぶちを減らしてでも、
猿にエサを与えていたのです
ところがおじさんは急に貧乏になってしまいます
そこで仕方無く、
猿のエサを減らそうとしたのです
エサを減らすことで、
猿が自分になつかなくなるのではと心配しました
そこで猿達をちょっと騙そうとしました
おじさんは、ある朝、
お腹を空かしている猿達に言いました
「今から食べる朝食はドングリを
3つに減らそうと思う
そして、夜は4つにしよう」
猿達は、立ちあがって怒りだしました
おじさん 猿達に謝りました
「ごめん、ごめん」
「じゃあ、お腹がすいている君たちのために、
やっぱり4つに増やすことにするよ。
そのかわり、夜は3つになってしまうが、
それでいいかな?」
朝 今欲しい 食べ物を
増やしてくれた事に
猿達は、おじさんに、ひれ伏して感謝したのです
上手にごまかすこと
目の前の利益にとらわれる
そして全体が見えなくなる喩(たとえ)のお話です
結果は同じなのに・・・
朝 三つのドングリ
暮 四つのドングリ 合計 七つです
朝三暮四(ちょうさんぼし)
朝 四つのドングリ
暮 三つのドングリ 合計 七つです
朝四暮三(ちょうしぼさん)
商売も同じですね・・・
セールが大流行りですが、
企業としては、結果 会社利益は同じなのです
セールで失った粗利益は、
トータル期間中で取り戻すのです
セールという目先の利益に
騙されて買ってしまうのです
人間の煩悩でございます
商売として 本来は、
商品は、常に同じ値段で販売する
とことんお客様の為にコストを追求し、
究極の低価格を決める
これが、正しいのです
ですから、
セール、セールと言っていますが
どうなのでしょうね~?
恐れ入ります
とらんくすや。
には、セールはございません
売り切り御免でございます
ですので、
新作の商品を作る事が出来るのです
とらんくすや。親父
朝三暮四(ちょうさんぼし)
朝四暮三(ちょうしぼさん)?
絶対にやりませんぞ