中秋の名月です 兎さんとの関係は? | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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中秋の名月です
   兎さんとの関係は?



秋です 
中秋の名月を楽しむ季節がやって参りました

名月や池をめぐりて夜もすがら 芭蕉

中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」

旧暦 8月15日は

平成26年(2014年)では、

9月8日(月)となります



江戸時代の暦は

旧暦であり、
月の満ち欠けの周期で決まっていたのです

現在は、太陽暦ですので、月日が違いますね



月見(つきみ)とは、
月の満月を眺めて楽しむことですが

その年により、
旧暦8月15日微妙に満ち欠けがございます

旧暦の日合わせの影響ですね



また、観月(かんげつ)とも言われます



ちなみに、

太陽と月では神様が違います

太陽の神様は、
天照大神(あまてらすおおみかみ)


月の神様は、
月読命(つきよみのみこと)


神話の中に出てきます

ちょっと喧嘩になり、

天照大神が、月読命を

夜の闇の世界に追いやったのです



それ以来、昼は天照大神

夜は月読命 となったのです



伊邪那岐命(いざなぎのみこと)から

お生まれになった二神なのですが・・・

詳しくは、
古事記及び日本書紀をご覧ください



さて、話を中秋の名月に戻します



中秋の名月のお供えは、以下の物を供えます

勿論お月さまの方角へ供えます

月見団子、神酒、里芋、枝豆、

秋に収穫される果物

秋の七草です

秋の七草 ⇒

萩(はぎ)、薄(すすき)、撫子(なでしこ)、

葛(くず、裏見草(うらみぐさ)とも)
女郎花(おみなえし)、
藤袴(ふじばかま)、
桔梗(ききょう)



月 と言えば 兎です

日本では、月で兎が餅を搗くと言いますが、

中国では、
不老不死の仙薬を杵で搗いているとされます



何故 
兎さん月の中にいるのでしょう

この様な伝説からです

猿、狐、兎が、山の中で、

力尽きて倒れている老人に出逢いました

3匹は、助けようと考えました

猿は木の実を集め、狐は川から魚を捕り、

老人に与えました

しかし、兎だけは、

どんなに苦労しても何も採れなかったのです

兎は、自分の非力さを嘆きました

それでも、老人を助けたいとの思いの末、

猿と狐に、火を焚いてもらい、

自らの身を食料として捧げるべく、
火の中へ飛び込んだのです

その姿を見た老人、実は帝釈天だったのです

正体を現し、兎を助けました

兎の捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため、

兎を月へと昇らせたのでした



だから、 なるほど 

兎さん 月の中にいるのです



その様な兎の藩津(ぱんつ)有りますよ
すみません 宣伝でございます 失礼!

本日は、ハーフトランクス
ご紹介いたします

飛躍の兎 紺(ドビー織)

(商品コード0326)



飛躍の兎 赤(ドビー織)
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とらんくすや。親父 でございました



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