江戸文様 奥が深いですぞ?
江戸紋様ですが、
実は、吉祥文様となっているものが
多いのです
誰しも、縁起の良い着物を着たい思いは、
古今東西 同じでございます
江戸紋様には、・・・
勝虫蜻蛉文様、沙耶形文様、麻の葉紋様、
七宝繋ぎ文様など、
繋がっている文様が多いですが・・・
本日は、江戸文様でも
七宝繋ぎ文様に付いてお話します
○が繋がっているだけなのに
仏教においての七つの宝物の事なのですが
この宝物
七珍万宝(しっちんまんぽう)とも言われます
富貴を表します
無量寿経においては、
金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、
硨磲(しゃこ)、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)
法華経においては、
金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、
硨磲(しゃこ)、真珠(しんじゅ)、玫瑰(まいかい)
瑠璃(るり)は、
青色の宝玉で、アフガニスタン産ラピスラズリと推定、
後に、青色系のガラスも
玻璃(はり)は、
無色(白色)の水晶、後に、無色のガラスも
硨磲(しゃこ)は、
シャコガイの殻又は白色系のサンゴ
玫瑰(まいかい)は、
詳細は不明、赤色系の宝玉とされます
七つの宝 難しそうですね
未だに解明されていないものも有りますね
ここから、七宝繋ぎ文様が生まれています
そうじて丸いものであり、宝箱に入っていると
丸いものが沢山で、○が繋がって見えたのでしょうか?
そして、繋ぐのは、永遠に伸びる事に繋がり
目出度い文様となったのです
無限に連鎖する金輪の交叉から成る文様のため、
「無限の子孫繁栄」などを表すとも言われます
シンプルな感じですが
実は、奥が深く、歴史を感じさせる
という江戸紋様なのです
その様な藩津(ぱんつ)が出来上がりました
(商品コード0040)
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