組み合わせの 妙 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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『とらんくすや。』の親父の毎日を日記に更新していますので、皆様の浅草観光のお役に立てれば是幸いです
今回 ペタ いいね!が受け付けられない事態になりました
お客様の接客を最重要視していかねばなりません
何卒、ご了解の程お願い申し上げます

組み合わせの 

この 「妙」とは、・・・

言うに言われぬほど優れていること

不思議な事、奇妙な事


この 「妙」 分解すると

 「女」+「少」で、

反して読むと「少女」

「少女」の事を、僧侶の隠語として
「妙」として用いたようです

お寺の何処かの場所に、
女性を隠していたようですよ

生臭坊主様もいらっしゃいますな


世の中 組み合わせが、

あらゆるものに存在します


方角 ⇒東西南北  左右

四神 ⇒青龍、白虎、朱雀、玄武

吉祥では ⇒鶴と亀 、松竹梅など


漫才の世界でも、 
ボケ と 突っ込み

これでないと、漫才が成り立ちません


(ことわざ)も

対になるものを組み合わせ連想すると

判るというものが有りますね


有難味が判らない事の喩(たとえ)として

猫に小判 
豚に真珠 
犬に論語 
馬に念仏


しかし、一目見ただけでは

全く判らないものも有ります


馬と鹿 です 馬鹿(ばか)


は、今年の干支ですね(午 うま)

有名な名馬 赤兎馬(せきとば)

赤い毛色を持ち、
兎のように素早い馬という意味ですが

三国志で有名な関羽が乗りこなした馬です

一日に千里駆ける事が出来ると言います


一方、鹿は、神の使いと言われます

ケリュネイアの鹿 
ギリシャ神話に登場する鹿などです

黄金の角(つの)と
青銅の蹄(ひずめ)を持っており、

矢よりも素早く動くことができたといいます


この素晴らしい
 馬と鹿が組み合わさって


馬鹿(ばか)ですぞ?

何ですか? これは?


中国の秦の始皇帝が亡くなった時代の故事から、

史記「鹿を指して馬という」の故事)

「馬か鹿かが判らない愚か者」という意味から

「馬鹿者」となったと言う説です


この様な事をしている国です

秦は、始皇帝の死後3年で滅びてしまうのです

馬と鹿で争い殺戮するのですから 
滅びて当然でしょうか


もう一つの説は、


またもや、僧侶ですが、

本人や、家族の前で
「痴、愚か」とは言えません

サンスクリット語で
「痴、愚か」を意味する

「莫迦」(ばか)を、
僧侶が隠語として使ったのです

馬鹿という表記は
後の当て字だと言われます


やはり、判りづらいですな

組み合わせの「妙」、
いや、「奇妙」ですね


人と人の組み合わせも、
「妙」でありたいですね

お客様には、社会や、家庭などで・・・

言うに言われぬほど優れている組み合わせと

なって頂けるよう

蔭ながら、念じております

とらんくすや。親父でございます


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