本日の更新は2015年の7月に公開した七夕にまつわる記事の再掲載です。
アップした当初は(このブログとしては)多くの反響を頂きましたし、僕個人としても気に入っている記事です。
本来は昨日にアップしたいところでしたが、気持ちの整理等が必要でして、今日になりました。
この記事を書いてから3年になりますが、付け加えたいなと思うことは、「バラバラに分解した夢は、同時には叶わないこともあるけど、それも良しと考えたほうが良いこともあるだろう」ってことです。
僕は、もう随分前となりますけどゲーム業界にいまして、この時点で「プロのクリエイターになる」って夢は叶えました。
ただ、プロとして「自分の作った物語、キャラクター、メッセージ」を発信することは叶いませんでした。
おそらく、それは叶わない夢だったのだろうと思います。
というのは、クリエイターの仕事ってそういうものではない(というのがほとんど)だからです。
クリエイターは技術職の一つだとも言えます。センスや感性ってのも技術です。
施工主の意向を無視する建築家はいるか?、オーダーメードの洋裁師が依頼者の体型を考えないことがあるか?ってことです。
クリエイターも多くは他の技術職と同じです。
「自分の作った云々・・・を形にする」ってのは、あまりない(全く無いってわけじゃないけど)。
ただ、苦渋と共にクリエイター業をドロップ・アウトした結果、今は「自分の作った物語、キャラクター、メッセージ」を形にする時間があります。
別々ではあるのですが、こっちの夢を叶えるチャンスも与えられました。
そんなに時間は残っていないかもしれないと思うときもありますが、大事にしたいと思っています。
では・・・、以下は2015年7月の記事の再掲載です。
タイトル「夢が叶う(かもしれない)短冊」
まずは、七夕ネタのために昨晩必死こいて描いた4コママンガを御覧ください(笑)
お目汚しスミマセン・・・。
こんな言い訳は見苦しさに輪をかけてしまいますが、いつもの4分の1の時間ではこれが精一杯でした。
ほとんどネームのままですね・・・
では、この4コママンガの続きはカナエとムジャ子のお二人にバトンタッチしてお送りします。
ムジャ子「それじゃあ、その短冊の使い方を教えるヨ」
カナエ「まぁ、聞いてあげるわ」
ムジャ子「まずは駄テンシ(アリサ)のよこした短冊も使うヨ」
ムジャ子「デカイ短冊に素直に願い事を書くんだ」
カナエ「書いたわ」
ムジャ子「・・・(い、イタい)さすが、カナエだぜ!」
カナエ「言っとくけど、私は本気よ」
ムジャ子「それで、その願い事は叶いそうかい?」
カナエ「・・・えーと・・・叶うといいなあ」
ムジャ子「やっぱりなあ、自信ないだろ?」
カナエ「ま、まぁ神頼みだしね」
ムジャ子「そこで、オレの短冊の出番だぜ」
カナエ「この小さな5枚の短冊ね」
ムジャ子「その短冊には、今書いたデカイ願いを分解した願い事を書くんだ」
カナエ「どういうこと?」
ムジャ子「『世界を救う作家になる』ってのはいろんな願い事の集合体じゃないか?」
ムジャ子「例えば『作家になる』ってことも、いろんな願い事が組み合わさってるんだぜ」
ムジャ子「『作品を作る』、『作品を売る』・・・みたいにな」
カナエ「・・・なんとなく言いたいことはわかったわ」
カナエ「つまりこういうこと?」
ムジャ子「そうそう」
ムジャ子「そのバラバラにした願いをよく見てみるんだヨ」
カナエ「・・・?」
ムジャ子「すぐに叶いそうな願い事、すでに叶っている願い事はないかい?」
ムジャ子「(まぁ、絶対に叶いそうにない願い事もあるんだけどな)」
カナエ「・・・?」
ムジャ子「気が付かないか?、オマエはもう作品を作ることもできるし、その気になれば発表だって簡単にできるだろ?」
ムジャ子「オマエの願い事の4割は叶っている!」
カナエ「そんなこと言われて納得できる?」
ムジャ子「そう言いたくなるのもわかるけどな」
ムジャ子「でも、こういう願いの叶え方もあるってことさ」
ムジャ子「これで満足するもよし、もっと願い事を叶えに運命を切り拓きに行くもよし。オマエ次第だヨ」
カナエ「・・・なんか上手く言いくるめられた気分だわ」
ムジャ子「そう言うなヨ、これでもオマエのこと応援してるんだぜ」
カナエ「うん、それは知ってるわ」
・・・という茶番でございました。
でも、僕(トリュフ)も、夢は分解して叶える、ミニマムにして叶える・・・そういうやり方もアリだと思ってます。
その考え方で、何割かは叶えられた夢を見つけることもあります。
また、分解することで自分が本当に望んでいることを見つけることもできます。
あるいは、段階を踏んでより着実に夢への道を歩む方法なのかもしれないとも考えています。
そんな、願いがかなう(かもしれない)短冊セットはこちらです。
よろしければ印刷して書き込んでお使い下さい(笑)
ものすごく縦長の記事になってしまいましたが、お付き合いくださいましてありがとうございました。
良い七夕の夜をお過ごしください!!
ここまで・・・
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