人の気持ちはわからない【取材日記】 | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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イラスト描き、マンガ描きが趣味のトリュフのブログ。

 こんばんは、今回のブログ更新は創作裏話的な記事をお送りします。

 

 執筆のペースの関係もあるなかで、ほどほどのブログ更新頻度を保つため、マンガ2回→マンガ以外1回→・・・

 というリズムを考えています。

 

 さて、一昨日の土曜日に東京は九段下にある「昭和館」を訪問しました。

 以前も触れたことがあると思いますが、戦時~戦後まもなくの市民の生活にスポットを当てた戦争博物館です。

 


 昭和館さんのツイートを引用させて頂きました。

 こちらにあります通り「写真展『女学生たちの青春~』」を拝見したかったのです。

 そして、図書室や映像室でも充実した史料が揃っているとのことでじっくりと見に行きたいと考えていました。

 この様な施設が電車で行ける距離にあるのは恵まれていますね。

 

 目論見通り、いろいろと史料を拝見しましたが、ますますわからなくなったことがあります。

 

 ”当時の人たちの本当の気持ち”です。

 

 例えば…映像室で下記のツイートの映像を拝見しました。

 


 昭和19年にサイパン島が陥落したことを伝えるニュース映画です。

 大本営発表、児童らに訓示を述べる教諭、サイパン島からの疎開児童の言葉、日本本土がB29の攻撃範囲に入ったことを伝える解説等があります。

 

 この映像の中で、大人たちはいかにも芝居がかった口調で「米英に復讐せねばなりません」と言う。

 子どもたちも「米英をやっつける」と言う。

 その口調はなんだか台本を読んでいるような印象を僕は受けました。

 ニュース映画と言ってもプロパガンダの役割を大いに企図してるとも思えますし。

 

 しかし、こういう印象があるからと言って、本音ではない…と判断するのも尚早でしょう。

 僕の中での結論は「本心はわからない」です。

 

 もし、パケット代が気にならない環境でしたら、映像を御覧頂いて、その言葉は本音なのだろうか?と思いを馳せて頂ければと思います。

 差し支えなければコメントとかツイートのリプでご意見をお寄せ頂ければと思います。

 

 

 まぁ、おそらく…なのだけど拙作の下図の描写とは違う感情だと思うんですよね。

 

 

 

 拙作の人物の描写が、実際の当時の人の映像を見ての印象とギャップが大きいなということもわかりました。

 ただし、これは否定的な意味ではありません。

 拙作のテーマや、僕自身が共感できるキャラクターを目指してヨシノ達は(性格も込みで)デザインしています。

 それは作品性や創造性って意味では肯定出来ると思っているからです。

 

 以上です。

 

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