こんばんは、今回はアメブロ公式ジャンル対応の記事をアップします。
当ブログは「アニメ・マンガ好き」というジャンルに登録しているのですが、その登録を維持するためには、自作のマンガではなくて商業作品のアニメ、マンガ、グッズ等の紹介をする記事を一定の頻度でアップしないといけないらしいです(→このブログの公式ジャンル対応に関するポリシーはこちら)
さて、そこで今回も書籍を紹介します。
「面白ければなんでもあり
発行累計6000万部~とある編集の仕事目録」
著者:三木一馬
発行:KADOKAWA
マンガではなくて、いわゆる文章の本ですが、公式ジャンルで紹介するに相応しい一冊であると断言します。
著者は「とある魔術の禁書目録」、「俺の妹がこんなに可愛い訳がない」、「ソードアートオンライン」と言ったライトノベルのヒット作品の担当編集であり、ご存じの方には言うまでもなく、これらはアニメ化もされています。
そして、本書は編集者の立場からヒットする作品についてを解説しています。
(1)僕にはもったいない本だから紹介したかった!
実のところ、僕自身は、この本は僕には"勿体無いな"と思っているところもあります。
理由は本書のタイトルが全て語っています「面白ければ何でもあり」・・・
僕の作品は「面白さよりも大事なことはある」というポリシーを含んでおりますから、以前も話題にしていますけど拙作は「エンターテイメントの邪道」かもしれんと思っているくらいです。
ですので、本書は僕よりも読むに相応しい方に届いて欲しいとの一念から紹介するものです。
この本の内容は作品を作るに当たっては示唆に富んでいると感じています。
(ただバイクの運転が座学と実習の両方があって上手くなっていくのと同様に、耳学問+実践の積み重ねで創作も良いものになっていくだろうと思います。)
(2)質問!作品に一番大事なものは何ですか?(笑)
さて、ここで、ちょこっと創作談義がしたいです(笑)
自作にしても人の作品にしても、一番大事だと思っていることはなんですか?
その作品を好きになる要素は一番を占めるのは何ですか?
僕は、一番大事だと思っていることは「テーマ」とか「メッセージ性」だと思ってます。
また、作品を好きになる要素で一番を占めるのは「キャラクター」だと思います。
「テーマ」と「キャラクター」のどっちかにしろ!!(笑)と言われたら「キャラクター」って言います。
キャラクターなくしてテーマなし、です。
テーマって言っちゃうから固っ苦しいけど、ギャグだってテーマですからね!
僕、こう見えてギャグメインのアニメが最近はもっぱら好きですけど、それはギャグを体現するキャラクターがあって初めて成立するんです!(力説!)
どのくらいキャラクターが大事かと思ってるかというと、今や俺に「二次元嫁」はいないと言うくらい大事に思ってます。
・・・おかしな事を言ってる?って思うかもしれませんね・・・まぁ、聞いてくださいな。
体格、顔つきはもちろんのこと声音、近づいた時の体温、体臭、重量感、胴体の断面、体脂肪率、性格、感情、感情の変化、思想、信条、その性格や信条を育んだ過去、いつもは何をしているか、これから何をしたいのか、何を楽しいと思うか、何を悲しいと思うか、どんな人や物事が好きか、または嫌いか、何を怖がるか、なにを嫌がるか・・・その他諸々・・・
・・・限られた尺の中で表現される創作キャラで、これらの要素が揃っている(伝わってくる)という意味で僕個人にヒットするキャラは全くもって少ないです。
だから二次元嫁は今はいません!!
逆に言えば僕の拙作のキャラクターは、できるだけこれらのバックグラウンドを想像し、絵や話に反映させようと努めてはいますが、力及ばずというのが実情だと思います。
話は戻って「面白ければなんでもあり・・・」の本でも、キャラクターの追求の重要さは述べられていますし、「テーマ」、「メッセージ」に似た(様で異なる)ニュアンスで作品の「家訓」を設ける、というポリシーを紹介しています。
(3)"引っかかり"が大事じゃないかと思うの
この本、僕には賛同できるところと引っかかるところとがあります。
皆様にとっても読むと引っかかるところがあるかもしれませんが、僕は引っかかるところには何か創作を良くするためのヒントがあるかもしれないとか思います。
引っかかりは「壁(自分の実力不足)」なのかもしれないし、自分の信念や個性に反するから引っかかるのかもしれませんが、作品作りについて、自分のエゴの視点と客観的な視点の両方から見つめてみてはいかがかな~?なんて思います。
以上、まとまりのない記事になってしまいましたが今回はこれにて!
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