(7/10:補足 七夕が終わったので、(格好つけるのために)この記事を今一度ブログトップ記事にしております。内容に追加等はなくそのままです。)
今回の記事は、アメブロ公式ジャンルに対応した記事となります。
紹介する本は「それいけ!ロシア女子戦車小隊」
作品情報は次のとおりです。
「それいけ!ロシア女子戦車小隊」
著者:源大雅(原作)、才谷屋龍一(作画)
出版社:ぶんか社
(ぶんか社コミックス 全一巻完結)
今回取り上げる作品は実は友人の作品だったり、しかも僕自身が少し関わらせて頂いたりといった事情がありまして、感想を述べるというよりも紹介に留めるつもりです。
その代わり、差し障りのない範囲でのグダ話をさせて頂きます。
そして、ちょっと「マンガとエンタテイメント」に関して僕の私感に触れたりします。
今回のマンガ紹介に限っては記事に画像があります。全て僕の作品です。
この辺りも記事で紹介します。
作画の才谷屋さんは現在、アニメ「ガールズアンドパンツァー(通称ガルパン)」のコミカライズで活躍されており、今回紹介する本以外でもすでに単行本を世に出されています。
10年以上は前のコミティアで偶然隣のサークルになったところからお付き合いが始まりました。
今でもコミティア会場ではご挨拶するくらいの仲です。
僕とは向いている方向の違う作家さんでして、ぶっちゃければ何だかんだとはあるのですが(笑)、特に僕がゲーム業界からドロップアウトしてから、友人として懇意にして頂きました。
その点については感謝しかございません。
さて、今回紹介する「それいけ!ロシア女子戦車小隊」は、そもそもは才谷屋さんの同人誌という形で発行され、そして商業作品として今年3月に出版されたものです。
内容については、このホームページをご覧頂けるとかなり分かるかと思います。
「それいけ!ロシア女子戦車小隊」
紹介Webサイト(※)
同人誌として発行された当時の紹介サイトです。
ちなみに、このホームページの相当の要素を作ったのは僕です(笑)
なお、特にご覧頂きたいのは「スペシャル」(※)というコーナーです。
何というか、とっても僕らしいですね(^^;)
(当時の技量(今はもっとダメですが)の限界のためパソコン以外ではすこぶる見づらいホームページになってるかと思いますが、直せません・・・(^^;)、ご容赦下さい)
(※iOS(iPad、iPhone)ですと、これらのホームページが文字化けすることを確認しております。ホームページ側でiOSに文字のエンコードを適切に認識させる処置が施されていないためですが、僕には治すことが出来ません。
ご容赦下さい)
あと、作品そのものについても一部の巻は表紙の色を僕が塗ってたりします・・・
そして、今回のブログ記事にアップしているイラストは、同人誌を購入された方の特典カードとして描かせていただいたものです。
(これら拙作は僕の個人の作品として公開することは作品を描いた当初から了承して頂いてます。他人様の作品を題材にすると、かなり手間もかけるしキレイに作りますね(^^;))
この作品についての紹介は上記に代えさせて頂きます。
「それいけ!ロシア女子戦車小隊」は史実ベースの戦争が背景にありますので、戦争漫画だと言っていいと思います。
・・・で、ありながら戦車の乗員が全員水着の女の子という、"あまり思いつかないよね(^^;)"という謎設定がついているところが肝だと思います。
この奇想天外な発想は、割とド真面目にテーマ性と考証を重視した作品を作っている僕が今から思うと、少しうらやましいかな?と思うところでもあります。
なぜなら、客観的に見た場合、エンターテイメントは面白いし気持ちいいからです!
僕は好き好んで「ヨシノとミコト編」を描いているわけですが、僕の作品はエンターテイメントとしては邪道だ!と思っている時があります。
僕のはテーマ性をとても大事にしています。
エンタメ要素はテーマを伝えるために利用しているって発想です。
それを作りたいから作ってる、(僕がアマチュアというぬるい身分であるおかげで)エンタメ第一にならなくても良いというところです。
その一方で客観的に見れば、エンタメを追求して作られた作品は「面白いし」、「溜飲が下がる=カタルシスがある」と感じます。
見てて心地よいのです。
そのエンタテイメントという点で昨今大成功を収めたのは前述の「ガルパン」だろうと思います。
ガルパンは現代の女子高生が第2次大戦当時の戦車に乗り込み「スポーツ」として試合を行うエンタテイメント作品です。
もはや荒唐無稽とも言えるほどの(褒め言葉)、いろいろな設定が加えられており、作中で死者が出ることは一切ありません。
ミリタリーファンも女の子のキャラが好きなファンもネガティブな感情を抱くことなく、ポジティブに自分の趣味を楽しむことの出来る作品だから好評を得たのだろうとも思います。
人それぞれ思うところはあるかもしれませんが、そのような感情を脇において客観的にガルパンを見ると、キャラの可愛らしさとかギャグとかダイナミックな映像とか奇想天外なアクションに優れたエンターテイメントを感じると思います。
僕はそんなことを羨ましく思い、また、迷いが生ずることもありますが、それはそれ・・・引き続き僕が作りたい拙作に取り組んでいこうと思っています。
今朝からようやくネーム作業を再開しました。
次の公開まで今しばらくかかるかと思います(^^;)
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