心と体と意識 | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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イラスト描き、マンガ描きが趣味のトリュフのブログ。

 

 こんばんは。

 

ごくたまに白状しているのですが、自分はうつ病を患っております。

先週後半から、少し状態が悪くなってます。

 

あらかじめ種明かしをしておきますと、ハッキリ言って今の自分は、この程度では音を上げません(そりゃ辛いですけどね)。

今までも何度もこのようなことはありました。

そして、後述しますけど、永遠に状態が悪いわけでもありません。

なので、心配はしないでください。

 

・・・マジで!

 

この記事を書く意図は心配してもらおうってことじゃなくて、むしろ逆です。

 

いかにして心の不調と向き合っていくか?

そのヒントを求めて綴っていきます。

 

役に立つ記事にしたいと思います。

 

※最初にお断り

 以下の記事は、病気で言えば小康状態だったり、ある程度まで軽症になっている場合には有効だろうと思います。

 逆に重篤な場合には、おそらく目に見えた効果がないどころか実行するのも困難だと思います。

 それでも理屈として知っていれば、いずれはヒントになると考えます。

 

 

(1)心と意識は別物

 

 うつ病をやりますと、感情(心)がいろいろと理不尽な反応を起こします。

寂しい、悲しい、不安感、恐怖感・・・

 

 しかし、それが理不尽だということは意識(理性)ではちゃんと理解しているんです。

 どういうことかというと「そんなに悲しいことは起こっていないのに異常に悲しい」とか「そこまで不安になるようなことじゃないのに異常に恐ろしい」といった状態になります。

 

 ここで気がつくのは「心と意識」は別の物だってことです。

 

 厳密には完全に切り離されているわけじゃないけど何となく独立してある・・・って感じです。

 ポイントは意識=心ってわけじゃないってことです。

 

 

(2)心をコントロールするには・1

 

 ともあれ、悲しいとか不安だという感情(心)を抱えているのは、とてつもなくしんどいことです。

 そこで意識して「悲しくない」、「不安じゃない」って思いこもうとしがちですが、おそらく上手くいかないだろうと思います。

 

 心がしんどくて「活動しようという意識が妨害される」ことはあっても、「意識して悲しくなくなるとか不安じゃなくなる」ってことは、ないんじゃないかな?と思います。

 心に対する意識の影響力って弱いんです。

 

 

(3)心をコントロールするには・2

 

 そこで、よく言われているのは「体から心」にアプローチしてみるってことです。

 「意識」で心を制御するのは難しいですが、意識が体を動かすのは日常的に行っていることです。

 

そして体は心に影響をおよぼす・・・、割りと普通に言われてることなのですが、僕自身もこのことは体験としてよくわかります。

 

※上図は僕の考える「心と意識と身体」の関係。

三すくみというほどではないのですが「矢印が太いほど影響力が大きい」って捕らえてください。

 

 

 僕は休日に調子が悪くなることが多いのですが、そんな時は「意識して」生活に軽作業を取り入れます。

 草刈りや剪定が定番です。

 あとスーパー銭湯に行くこともあります。

 

 こういう軽作業を行っている内に悲しさ、寂しさはかなり高い確率で軽減します。

 

 なお、一つ注意したいことは体を崩すと心の調子も崩すということです。

 だから、心の調子を整えたい場合は「体を労る」ことも重要です。

 

(「不安感」、「恐怖感」は重篤な状態ですので、むやみな軽作業では解決しないこともあります。

 自分は不安感に対しては自律訓練法という自分でできるリラクゼーション法などを行うことがあります。 

 自律訓練法はきちんと指導を受けて行わないと危ないと言われています。

 むやみに実施していただきたくないのでこの記事では説明しません)

 

 

(4)悪い状態は期限付き

 

 これも経験上わかっているのですが、心の状態が悪くなったとき、一つ救いになる事実は「これは永遠には続かない」ってことです。

 

 自分の場合は2週間くらいです。

 概ねその程度で「悪い状態」から「まぁ悪くない状態」に治ります。

 逆に言うと「まぁ悪くない状態」も永遠には続かないんですけどね(苦笑)。

 

 いずれにしても永遠に続かないとわかっていれば、かなり安心できます。

 これは理不尽な不安感が起こった時にも効く知識だと考えています。

 

 

以上です。

 

 

 

<余談>

 アップしたイラストは、2009年の10月ならびに11月に描いたものです。

 時期的には「最もキモい絵」を描いてた重篤な状態を脱した後のものです。

(関連記事「キモイ絵の展覧会」、「その後・・・ほんのちょっとキモイ絵の展覧会」)

 

 

 
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