オリジナル「ピンズ」を作ろう | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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イラスト描き、マンガ描きが趣味のトリュフのブログ。

こんばんは・・・

 今週は「イラスト制作強化週間」ということで、マンガは一切お休みしてイラスト制作に注力しておりました。
 おかげさまで十分に進めることが出来ました。

 ブログも「イラスト強化週間」と題して、過去の作品を紹介する記事をアップしてきました。
 実は「イラスト強化週間」向けの記事はもう一回分あるのですが、中だるみしそうなので今回の記事は、テコ入れを兼ねて製作日記です。

ピンズ完成品

 今回作ったのは「ピンズ」です。
 目指したのは、外出時に着用しててもスルーしてもらえる程度の「痛々しくない」デザインで、ジャケットの「襟章」みたいに使えるものです。
 (先日、古着屋で購入したジャケットに何らかの飾りが欲しかったので・・・)


 では、もういきなり制作レポートです。


(1)ピンズキット

ピンズキット

 昨日、このキットを発見しなければピンズを作ろうなんて思わなかったでしょう。
 本当に偶然の発見でした。ラッキ~。



(2)デザイン

ピンズ図案1

 イメージしたのは「七宝焼き」で作れそうな図案化されたキャラクターです。
 もちろん(というかトリュフ・ラボ的には選択肢がこれしか無いので)「ムジャ子」の図案です。

 ちょっと怖い・・・?
 
 うん、目が怖いかも(笑)、一応、他の案も試して、これでいいかな?としたものです。
 目や口などパーツのデザインもさることながら、レイアウトでかなりイメージが変わってくるので、よく調整しました。
 目の位置は最初に置いた場所から、結果として、かなり下げました・・・そっちの方がカワイイからです(いや、怖いけど・・・)。

ピンズ図案2
 これはボツ・・・シンプルさが損なわれてる上にさらに怖い(笑)

 もっとも、採用したデザインも愛嬌はないわりに「リトルグレイ(宇宙人)」の図案ほどにシンプルにも振り切れてないのは力及ばずだなあと感じています。



(3)大事な工程・・・サイズ合わせ

サイズ確認用

 ピンズキットにピッタリのサイズに印刷できるかどうかは、実際に印刷してみないとわかりません。
 本番で使用する用紙は貴重品ですから、印刷した後に泣きたくないものね(^^;)
 そこで、いろんな大きさを用意して、まずは安い紙に印刷してみました。
 印刷結果の中で、適切なサイズだったものを本番印刷で採用しよう・・・って作戦です。


(4)印刷

シルバー用紙とレイアウト

 今回は金属感を求めて「シルバーメタリック」のラベル用紙を使います。
 期待するほどにはメタリックではないのですが(笑)、通常の白い用紙よりははるかにマシです。
 はがきサイズとは言え、ピンズ用の画像だけじゃ勿体ない、もちろん(使うか使わないかわからないけど)エンブレムとかの画像も一緒にレイアウトして印刷します。


(5)組み立て

ピンズ組立工程

 ステッカー作りの場合は、印刷した後に「保護シート」を貼り付けるのですが、ピンズキットでは「丸い透明なカバー」を貼り付けます。
 ガラスじゃなくて樹脂で出来ているようですが、つやつやしててキレイです。
 ちょっとでもくっついたら、やり直しができないので慎重に!!
 カバーを貼り付けた後は切り取ります。ピッタリと丸く切り取るのは難しいのですが、若干のはみ出しなら台座にはめてしまうと目立たなくなります。
 鬼門の保護シート貼りがないので、ステッカー作りよりも簡単です!!


(6)出来上がり!!

ピンズ完成品

ピンズ使用例

 ジャケットの襟につけてみました!!
 
・・・とりあえず、痛々しいデザインではないと思うんだ・・・
でも、怪しい団体の人・・・!?、とか思われちゃうかなあ??

 明日、これ着けて出勤しちゃうよ~
(マズイと思った人は、全力でコメントして止めてあげて下さい!!)


<感想>
 このピンズキット・・・パッケージのゆるさとは裏腹に、なかなか良い物です。
 台座がクロムメッキでピカピカの金属製なので質感がとても良いのです。
 今回は自分でデザインした図案を使いましたが、アイディア次第で面白い物も作れそうです。
 ちなみに350円+税です。500円程度の価格をつければ原価割れしないグッズになりそうですが・・・ガチャガチャで100~200円でピンズや缶バッチが手に入ることを考えると高価ですね。作る時間もかかりますし。
 やっぱり、世界に唯一のアイテムが作れる・・・そこに価値がありそうな商品です。
 デザイン面ではちょっと悔いがありますが、質感などの出来栄えは満足感を得られました。



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