(旧版No.04)
4コママンガ「カナエとムジャ子」は、ただいまは2011年に発行した同人誌「旧版カナエとムジャ子」から一本ずつ公開しています。
今回で4回めです。
始まりは→こちらです。
前回までは「旧版カナエとムジャ子」でのカナエとムジャ子の出会いの場面でした。
旧版は、今となってはプロトタイプ的な内容でして、その後、ブログで公開して今まで続いている「カナエとムジャ子」とは設定が異なるところがあります。物語としてもプロトタイプと現在のものでは断絶している要素があります。
特に大きな違いはムジャ子の過去です。旧版にはムジャ子の過去の設定がありません。
ムジャ子の過去を盛り込んだオフィシャル(?)なエピソードとして二人の出会いを描いたものが「→出会い回想編」になります。
さて、「旧版カナエとムジャ子」でも早々にレイジとアリサが登場します。
アリサは友人のアドバイスから作ったキャラクターです。
友人の意図を汲み取れたかどうかはわかりませんが(おそらく、友人の想定とは違うキャラクターになってしまったと思っています)、その後、一筋縄では行かないライバル的な立ち位置としていい感じに成長してくれたと思います。
カナエもムジャ子も真面目すぎますから、コメディ要員としても頼もしいキャラクターになってくれました。
カナエの弟のレイジは、僕はどうしても加えたかったキャラクターです。良心の塊のような子です(決してショタっ子とか「男の娘」だからという理由じゃないのですよ(^^;))。
この段階ではアリサはもちろんムジャ子も、カナエのことをバカにしているようなフシがあります。
しかし、レイジだけは姉のことを心底から敬愛し肯定しています。
彼がいなければ、作品世界はカナエにとってあまりに孤独で悲しい物になってしまうのではないかと危惧していました。
レイジは今はその役目を終えて、彼自身の道を探っているように思います。
p.s.裏話
ブログでネタにしなければ、たぶん表に出ることもなかったであろう設定があります。松原カナエと松原レイジの本名は実は「漢字」でも書けます。
漢字で書くと
松原叶慧(まつばら かなえ)
松原礼慈(まつばら れいじ)
・・・キラキラネームだった!!、でも意味を考えてあるんですよ。

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