(No.ex-262)
4コママンガ「カナエとムジャ子」は、続き物の「夏が終わりて現実来る編」をお送りしています。
このお話の始まりは→こちらです。
カナエの「独演会」はこれでお終いです。「夏が終わりて現実来る編」も残り2回です。
3回に分けてカナエの独演会を表現しましたが、その都度、とても長い時間をかけて悩むというか考える羽目になってしまいました。今回の文章も時間をかけて作っていきました。
すっげ~しんどい!!、でも、悩むことが趣味だなんて贅沢な道楽ですね(^^;)
文章は大マジで書いていて裏表はないのですが、その一方で、このような表現は「気持ちが悪い」・・・つまり、独裁的な組織のカリスマトップの演説みたいな印象を完全には払拭し切れなかったと感じています。
これは、文章も絵も相当に気を遣ったのですが・・・。
「自分の考えを持とう」という文章がありながら、扇動しているような雰囲気を発してたら矛盾もいいところです。
自分の描いたものに疑問を抱きつつ・・・そういう疑問を抱くことが自分で考えるってことなのだろうな、と言い訳がましく思ってます(笑)。
(余談)カリスマっぽく見えないように、独演会でのカナエの演技はほとんど顔だけの表現にしたんです。手振りを加えたのは今回の最後のコマだけです。
身振り手振りをうまく使った演説は、良くも悪くも聴衆を意のままに動かそうとする狡猾さを連想させるので好みではないんです。
ちょうど今、池上彰さんが「独裁者」を取り上げたテレビ番組をやってて、ホント・・・考えさせられてしまいます。
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