「バッドにゃん」は、日頃のニュースを取り扱うブログテーマです。
バッドニュースを取り上げるというコンセプトが当初はありましたが、最近はそれほどでもありません。
しかしながら今回のニュースは、僕個人としてはバッドなのではないかと思っています。
政府は国立大学の文系の学部を廃止させることを検討しているようです。
ニュースへのリンクを以下に張りました。
ブログ仲間のいちたまさんが取り上げていて僕も気になっていました。
バリバリの文系である僕。修了した(らしい)のは人文系の社会学です。
このようなひねくれた記事ばっかり書いているのも、きっと、そんな素地があるからです。
そんな僕がハッキリ言いますと、
まぁ~、金にはならない学問だよねえ~(苦笑)。
ただ、4コママンガでビッキィが言っている「文系が産むのは『幸せ』かな?」というセリフは割りとマジですよ。(なお、もちろん理系も幸せを産みます。)
文系は経済学では理想的な富の再分配の追求、法律学はルールによる平和と平等の実現を目指します。
歴史学からは将来に活かす様々な教訓が得られますし文学は人の心に潤いを与え、あるいは人々を啓発します。
語学、民俗学は世界の人々との相互理解とつながりを深めます。
・・・社会学は、え~っと、なんだっけ?(笑) まぁ、いいや。
こうやって幸福を追求する意義がある学問なのです。
そして、そのような、いろんな学識を得た人が寄り集まって、世の中とか会社とかをちょっとづつ良くしていくのだと僕は考えています。
だから軽んじてはいけないと思います。
今回の文系学部の廃止の案は「国立大学」にお達しを出しています。つまり国として「文系のチカラ」を軽んじている・・・そういう解釈もできます。
確かにお金にはならないかもしれない・・・しかし、その一点から世間の理解を得られていないとして廃止するのは尚早ではなかろうかと思います。
本当に人の幸せを実現する仕組みを産み出す高度な文系の学問を追求すること、シフトするならこっちです。
そうやって文系の学問が世の中と、そして学問を修めた人の利益になることを実現するのが、目指して欲しいことなんです。
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