選挙が近くなると、何やらの一つ覚えのように騒ぎ出すのがこのブログの傾向です(^^;)。
選挙で何かが変わるのか?という疑問に対しては答えが出ました。安倍政権が発足していろいろと変化がありました。その変化が良いものかどうかについては疑問がいろいろと伴うものの、変化をもたらした出来事は選挙です。
さて、再録した4コママンガは国会の選挙の時に描いたものですので、チグハグな感じになってしまっていますが、次の日曜日は僕の住む市で市長選挙が行われます。
現職候補と新人候補の一騎打ちという形です。
僕の住んでいる市には、以前は大きな問題がありました。財政の問題です。「破綻」という言葉まで出されるありさまでした。現職の前の市長の代では文化施設やスポーツ施設が作られましたが、思惑通りに活用できず、財政を圧迫する結果になりました。
現職の市長になってから10年近く経ち、財政難の危機は乗り越えられつつあるようです。現市長になってからは住民にもはっきりとわかる市政の変化がありました。
公共施設への投資ではなく商業施設の誘致へのシフトです。市内で比較的開発の進んでいなかった一帯が集中的にに商業区域として整備されていきました。そのエリアは拡張されています。
スポーツ施設などと比べればロマンもなにもありませんが、どちらが市の発展に寄与したかは明らかでした。なお、僕個人にとってもスポーツや文化施設よりもショッピングモールの方が利用頻度が高くて便利です。ロマンはありませんけど・・・(笑)
こうして財政危機を乗り越えつつある、という成果をもたらした現職を僕は評価しているのですが、では彼に投票するか?と言えば、ちょっとした迷いもあります。
というのも、この市には、まだ問題があるからです。
具体的には子育て支援が薄いところです。それを感じたのは親戚が子どもと一緒にこちらに引っ越してきたことがきっかけです。こちらの保育園は収容数も少なく、保育時間が短い。働く親にとっては困った問題だ・・・ということでした。
おそらく子育て以外についても福祉的な面では、この市はまだまだ遅れているところがあるのではないかと思います。
新人候補はこの問題「子育て支援」について取り組む発言をしています。ここが僕の気になっているところです。
もちろん、新人候補も市の財政が完全に危機を乗り越えていないことを把握しているようですので、市政の看板に掲げているのは財政対策です。具体的には道路を整備して産業を呼び込み、雇用を創出する・・・ということです。
新人候補者は実力は未知なのですが「雇用と子育て」という具体的なキーワードを挙げてきました。
一方、現職市長は公共福祉的な施策への提言が弱い印象ではありますが、財政立て直しについては確固たる実績があります。
そして両者とも一致しているのは、今しばらくは「お金儲けメイン(財政再建)」で行くといったところでしょうか。
ごもっともです。子育て支援はじめ福祉の充実にはお金が必要です。はてさて、どちらを選ぶのが良いのだろうか?

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