東日本大震災から2年になります。
私のような、すでにごく普通の日常を感じながら暮らしている者が話題にするのはおこがましいとは思ったのですが、復興はまだまだ途上にあり、その意味で震災は終わってないという気持ちを共有したくて書かせていただきました。
今なお、仮設住宅にお住まいの方が多くいらっしゃるという状態です。復興があまりにも遅いと感じます。いろいろな事情がありますので遅いのはやむを得ないことだとしても復興の歩みを止めてはならない、それは間違いありません。
あのころ自分に何ができたかといえば、電車が止まってしまったので自転車で出勤することでした。
私の地域の被害は軽微でしたが社会全体が少し混乱していました。端役中の端役の仕事をしていましたが、この事態では人手は必要だろうと思いましたし、社会活動を止めてはならないという気持ちもありました。
本当にたいしたことはやれなかったのですが、それが私にできることだったのでそうしました。
今も同じようにすると思います。今の仕事は生き物を相手にしていますので世話をしないわけにはいきません。公共機関が止まっても、何とか出勤して仕事をしたいと思っています。
それが私にとって社会を終わりにしないことであり、社会の血流、鼓動を維持することです。
「抗えない変化」はあります。ただし、それを「終わり」だと考えてはいけない。
終わりというのは、それ以上は何もできないか、何をしても意味がない状態のことです。
そういうことはないのです。
だから(良くなるとは限らないのですが)動かしていきましょう、変化させていきましょう。
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