「バッドにゃん」とは・・・
世間に出たくない女の子ビッキィと飼い猫のバッドにゃんが
リビングから一歩も出ずに世間のバッドなニュースをバッドに解釈する会話劇・・・
事の始まりは→こちら
この話題は今日のニュースや新聞で報じられていますが概要は以下のとおりです。
・埼玉県は国の法律に合わせて2月からの県の職員の退職金を段階的に引き下げる。
・県職員から今月いっぱいでの早期退職の申し出が140人、そのうち110人が教職員だという。
・3月末まで務めるよりも1月中に退職した方が得られるお金が多くなる計算。
・埼玉県は3学期の学校の授業等に影響が出ないよう対応を急いでいる。
最後の"バッドにゃん"のセリフが疑問形ですが、僕は個人的な意見ではありますが、これはバッドニュースだと思っています。ただし3学期の途中で退職する教員を非難するという意味では断じてありません。
(もっとも早期退職140人のうち110人というのは何だか気味が悪いものは感じますが、それは置いておきます)
一言でまとめるならば、制度がバッド。
確かに進級や卒業を待たずに途中(?)で仕事を辞めてしまう教育者については僕は個人的には芳しくない感情をもちます。でも、あくまで個人的な感情です。
現実には今の世の中ではお金の勘定で物事を判断することがあまりに多いですし、それは偉い人にとっても市井の人にとっても(内心では葛藤を抱えつつもそうせざるを得ないという意味で)ごく普通のことだと思います(少なくとも、うちの国では)。
教職員はそうしてはいけないと言うのは何だかおかしな話です。
しかしながら教育への影響は懸念されます。
何となくですけど教育を軽んじてはいけないと僕は感じています。
ですので、これは早期退職者が出た…というよりも、きっちりマジメに務めた者がバカを見てしまう上に教育への影響も懸念されるという点で埼玉県の選んだ制度に欠陥があると考えます。
最後に世迷言みたいなことを書いてしまいますが、もうちょっとは人情とか仁徳とかが感じられる世の中であって欲しいと思っているんです。
でも人間は欲や損得で動くことが普通にあります。それは否定しようがないし否定する必要もないと考えます。
だから頑張ったり他人を思いやるような行為をすれば「得」をするという制度でフォローしてくれると良いんだけどなあと思っています。
・・・いえ、たいていの制度はそれを目指しているのはわかっているんですけど、もっとしっかりして欲しいなぁ・・・と。
にほんブログ村
ランキングに参加しています、ぜひクリックをお願いします!!