すっかり、マンガを描いてる人じゃなくてマンガを読んでる人のブログになりつつありますが…あれ?、こんなはずでは…?
水面下では亀の歩みのごとく動いてはいます、一応(笑)
今回の感想は「はじめてのあく(著:藤木 俊、週刊少年サンデー連載中)」です。
ヒロイン(キョーコ)のところへ厄介で世間知らずな少年(ジロー)が居候に来て…というラブコメです。ジローが「悪の組織の科学者」で妙なアイテムを作りまくったり、何かと変態なキャラが多かったりとコメディ色が強い一方、物語はハートウォーミングな一面がカタルシスになっていて楽しい作品です。
何と言っても、キョーコのキャラが立ってて良いんです(笑)。
ぼさぼさ頭で貧相な体格のメガネ娘…、性格は凶暴…(ただし、あえて言えばツンデレ?)。
こんなルックスでメインヒロイン張れるのか!?、と心配したくなるところも含めて僕的にはかなりストライク(笑)。
ストライクじゃない人(笑)も、サブキャラにいろんなタイプを揃えてありますので、きっとお気に入りのキャラクターを見つけられるでしょう。メインはあくまでジローとキョーコですが、サブキャラもバランス良く描かれています。メインを食わない程度に、それでもしっかり存在を主張してくるサジ加減は見事だと思います。
それにしても…、ラブコメって二人の仲がぜんぜん進展しないのね(笑)。そこが安心して読める要素なのかもしれないのですけど。