最近は「謎の彼女X(著:植芝理一、月刊アフタヌーン連載中)」を読んでます。
主人公がヒロインの「よだれ」をなめるところから始まるラブコメ(?)です。よだれという発想がすごいです。ただ恋愛の心情描写は決して世間一般的な感覚を逸したこともなく、ピュアで初々しい二人の関わり合いが楽しめます。その上、アクシデントやらなにやら、ちょっとえっちなエピソード満載で身悶えすることうけあいです(笑)
ところで、この作品のヒロイン、すごい三白眼です(笑)。ある意味男前な顔つきです、ついでにパンツに仕込んだハサミ(!)を華麗に振り回して、いろいろな物を切り刻むという必殺技の持ち主(切る対象は、原則として物体です)。もう、男が惚れるレベルのかっこよさ(笑)。
なのですが…、これが読み進めるうちに、どんどんかわいい人に見えてくるわけです。キレイなボディラインにどことなく儚げな雰囲気が相まって、心の隅からぬるくて、ちょっと甘くて切ないものが湧きあがってくる感じです。
これが…萌え!? こんな感覚を思いだすのは、なんだか久しぶり(笑)。
この作者は絵の描き込みが、とても細かい(特に背景)のですが、とても読みやすいです。
コマ割りとセリフの配置の妙技によるものでしょうか?