「戦争と平和 ⑦ 核戦争のカウントダウンへのクリスチャンの信仰について」
クリスチャンになれば、日本(在住する国)とイスラエル(聖書の舞台)は特別な国となります。
そして、世の終わりの戦争、特に核兵器が使用される「核戦争」が始まることを非常に警戒して、恐れています。
現在、日本は非戦の安全保障論なので、戦争とは無関係です。
一方、クリスチャンたちが愛するイスラエルはどうでしょう?
イスラエルの立場から見ていきます。
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「人質の命よりハマス殲滅を優先、崩れゆくイスラエルの『社会契約』」フォーサイト2025年7月4日から引用します。
ネタニヤフ首相が率いる政権はまだガザ地区に50人の人質が残っているにもかかわらず、停戦合意を破り、攻撃を再開した。
これに対し、イスラエル軍においてはエリートが集まる空軍パイロットや、地上戦闘部隊の精鋭集団ゴラニ部隊の兵士、
さらにはイスラエル軍のエリート中のエリートである「タルピオット・プログラム」の修了生までもが戦闘再開に反対し、人質解放を求める書簡を出した。
人質となった自国民の解放は、ユダヤ教の戒律とも結びついた何より優先されるべき国民的合意であり、国家と国民の間の社会契約と見なされる。
これに逆らいハマス殲滅を優先するネタニヤフ政権に対して、著名平和活動家は「このままではイェシーバ(ユダヤ教神学校)と核兵器だけの国になってしまう」と警告した。
引用以上
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その後、生存する人質は全員解放されましたが、イスラエル軍の空爆によって60人超の人質が虐殺されたことも判明し、残る人質解放のためのネタニヤフ政権の退陣要求の大規模デモが何度も行われました。
また、2023年10月7日の「ハマスのイスラエル襲撃」は、ネタニヤフ政権による自作自演という疑惑の追及があります。
ハマスは、イスラエルが10月7日の数時間すべての警備を解除するという機密情報を入手したので実行が可能だったことを認めています。
イスラエルのガザ地区への警備はアイアンドームを筆頭に万全な防衛なので、解除しなければハマスの襲撃はあり得ないことでした。
さらに、ネタニヤフ首相の収賄と不正行為、背任の罪で告発されている「汚職裁判」が、イスラエル軍の武力侵攻によって中断していますが、武力侵攻が終了すれば、直ちに汚職裁判が再開されるという状況です。
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今回のイスラエル軍のガザ地区への武力侵攻の目的は、人質解放とハマスを殲滅することでした。
しかし、生存している人質は全員解放されて、残る目的は「ハマス殲滅」です。
そして、9月9日に、イスラエルはカタールの首都ドーハに対して空爆を実施しました。
イスラエルは爆発があった直後、自軍による攻撃だったと発表。イスラエルの国防軍(IDF)と国内保安機関シンベトは声明で、ハマスの「幹部指導者らを標的とした精密攻撃」を実施したとした。
ネタニヤフ首相は、今回の攻撃について「完全に正当化される」ものだと主張。2023年10月7日のイスラエル攻撃を組織したハマス幹部らを標的にしたからだと、強調した。
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「トルコ・イスラエル戦争の可能性はあるのか?」から引用します。
9月 19, 2025 Asia/Tokyo Pars
イスラエルによるカタールへの攻撃をうけて、トルコ・イスラエル関係は急速に緊迫化し、直接軍事衝突の可能性も取り沙汰されています。
この2年だけで、イスラエルは西アジアの6カ国、すなわちパレスチナ(ガザ)、レバノン、シリア、イエメン、イラン、そしてカタールを攻撃してきました。
特にカタールへの攻撃は、トルコやパキスタンなどの国々に警戒感を呼び起こしています。
今回のカタール・ドーハへの攻撃は、これまで直接攻撃の対象とならなかった国々にイスラエルの侵攻が拡大していることを示しています。
この行為は国際法への明白な違反であり、地域に深刻な懸念をもたらしています。
イスラエルはカタールにいるハマス指導者への攻撃を通じて、トルコに対して「ハマスの最後の避難所であるトルコが次の攻撃対象になる」というメッセージを送っています。
多くの外交専門家は、トルコがNATO加盟国であることは、イスラエルからの攻撃を防ぐ理由にはならないと考えています。
イスラエルがトルコを攻撃しても、それは「テロ支援国家に対する自衛行為」と見なされ、NATOの集団防衛条項である第5条に基づく対応は行われないとみています。
イスラエル紙「ハアレツ」の分析によると、トルコはハマス支持やシリアにおける軍事プレゼンスの強化を理由に、イスラエルの次の標的となる可能性が高いとされています。
引用以上
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「エルドアン大統領、ハマスが敗北すればイスラエルはトルコに「照準を合わせる」と発言」から引用します。
ARAB NEWS 16 May 2024
トルコの指導者は月曜日、ガザでの戦争が続く中、ハマスの1,000人以上のメンバーがトルコの病院で治療を受けていると述べた。
トルコのエルドアン大統領は水曜日、イスラエルがガザ地区のハマス打倒に成功すれば、トルコに「照準を合わせる」と発言した。
「イスラエルがガザで止まるとは思わないでほしい」
「それを止めない限り……このならず者でテロリストの国家は、遅かれ早かれアナトリアに照準を合わせるだろう」と、トルコの領土の半分以上を占める小アジアとも呼ばれるトルコの大きな半島エリアを指して言った。
「我々は、自国の土地の独立のために戦い、アナトリアを守るハマスの側に立ち続ける」
「今、ここから声をかけています。おお、イスラエルよ、あなたは(テロ)組織かもしれない。
西側諸国は、あなたにたくさんの借りがあります。しかし、トルコはあなたに何の借りもありません。
ハマスはテロ組織ではなく、領土と国民を守るために奮闘する解放派、ムジャヒディーンのグループなのです。」
引用以上
トルコのエルドアン大統領は、ハマスを全面的に支援協力して、イスラエルに対して宣戦布告しました。
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中東調査会「イスラエルのネタニヤフ首相、トルコとカタルを新たな脅威と認識」から引用します。
ネタニヤフ首相は、政府がイスラエルの脅威となってきた親イラン勢力のハマース、ヒズブッラー、シリア(※アサド政権)、アンサールッラー(フーシー派)などの軍事力の大部分を破壊し、イランの核の脅威を取り除くことに成功したことを度々強調してきた。
例えば、2025年9月26日の国連総会での演説や、10月10日に発表した首相声明でこれら首相の「功績」が強調されている。
その上で、今般の演説では脅威の焦点をイランからトルコとカタルへと移し、「新たな脅威」として位置づけている。
ネタニヤフ首相は、イスラエルが依然として危険な状態にあることを強調し、危機感をあおることで、自身への支持へとつなげる戦略を取ろうとしていることがうかがえる。
一方、野党のラピード元首相は、2023年10月7日のハマースの攻撃の責任を追求し、ガザ地区政策の問題点を指摘することで、ネタニヤフ首相自身がイスラエルに脅威を招いていると批判し、対立軸を鮮明にしている。
しかし、これらの違いにもかかわらず、トルコとカタルをイスラエルの安全保障上の脅威とみなしている点で一致していることは、見逃せない。
近年、イスラエルはとりわけトルコの動向を警戒しており、停戦合意以降も、トルコの脅威を論じる記事がいくつかイスラエルメディアには現れていた。
またチクリ・ディアスポラ問題・反ユダヤ主義対策担当相は、トルコのエルドアン大統領がかつて「アッラーよ、その御名において、シオニスト・イスラエルを破壊し、荒廃させられますように」と述べたと指摘し、
エルドアン大統領を「イスラエルの敵でありスーツを着たジハード主義者」であると非難する投稿を10月21日にXにしている。
引用以上
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「イスラエルとの対決構図強まるトルコ、軍備増強急ぐ 「スチールドーム」構築も加速か」Forbes JAPANから引用します。
イスラエルとイランが6月、前例のない交戦「十二日戦争」を繰り広げるなか、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、自国の軍隊の大幅な増強得によって軍備を強化に向けてせわしなく動き回っていた。
「最近の情勢を踏まえ、中・長射程ミサイルの備蓄を抑止力が確保できる水準まで引き上げるための生産計画を立てている」。
イスラエルがイラン各地の高価値目標に対する壊滅的な空爆作戦を始めてから数日後、エルドアンはそう表明した。
さらにこう続けた。「神の思し召しがあれば、われわれの防衛能力はそう遠くない将来、誰もわれわれに対して強硬に出ようとしなくなるほど強力なものになるだろう」
トルコはすでに防空システムや弾道ミサイルを保有している。
エルドアンが言及した「防衛能力」は、トルコが開発中の多層型統合防空システム「スチールドーム」を指しているのかもしれない。
いずれにせよ、トルコは今回の戦争を教訓に、弾道ミサイルの備蓄も積み増す必要があると確信した可能性がある。
現状、中東で最大の弾道ミサイル備蓄を持つのはイランだが、その備蓄は今回の戦争(イスラエルとアメリカの空爆)によって大きな打撃を受けた。
したがってトルコが弾道ミサイルの生産を増強すれば、いずれトルコの弾道ミサイル保有数がイランに並ぶ
トルコは現在、新たにF-16を40機、F-35Aを40機、ユーロファイターを40機調達しようとしている。
イランの空軍はかなり前に旧式化してしまい、その結果、イスラエルの空からの猛襲にまったく太刀打ちできなかった。
トルコの軍備強化に関連した一連の動きが十二日戦争と時期的にほぼ重なっているのは注目に値する。
それらは、トルコがこうした現代戦に備えて十分に装備と態勢を整えるべく、積極的に取り組んでいることを如実に示している。
引用以上
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このように、トルコのエルドアン大統領は、イスラエルとの臨戦体制に入っています。
そして、イスラエルとトルコはシリアの国での代理戦争によって、すでに戦争が始まっています。
既にトルコは北部シリアの一部を支配しており、経済的、政治的な影響力をシリア全土に広げようとしている。
他方、イスラエルは、シリアの新たな支配者達がイスラム過激派のルーツがある事から疑いの目で見ており、シリアに対する空爆を激化させています。
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GFP(グローバル・ファイヤーパワー)による「2025年世界軍事力ランキング」によれば、トルコは第9位で、イスラエルは第15位です。
つまり、イスラエルは軍事力が上のトルコと戦闘に入っているのです。
イスラエルとイランとの戦争では、アメリカが協力しました。
アメリカ軍は、イランの核開発の中核とされるフォルドゥの核施設(地下80m)に対し、大型地中貫通弾バンカーバスター6発を使用しました。ナタンズとイスファハンの核施設には、巡航ミサイル「トマホーク」30発が発射されました。
トランプ大統領は、米国の攻撃がイスラエルとイランの戦争を終わらせたとし、
「広島や長崎を例として出したくないが、本質的には同じことだ。あれであの戦争は終わった。今回はこれ(米国の攻撃)で戦争は終わった」と指摘。
その上で、イラン側の被害は深刻で「壊滅的な状況だった」と述べた。
トランプ大統領は戦争を終わらせるために、イランを攻撃しジェノサイド(集団虐殺)を行なって、多くのイラン市民を虐殺したのです。
それで「ノーベル平和賞」を要求しました。
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トルコもイランもアラブの他の国も、ネタニヤフ首相のシオニスト政権はトルコとの戦争に突き進むと結論を出しています。
しかし、軍事力ではトルコが上回るのです。
あの軍事力が2位のロシアも核兵器を使用しなければ、ウクライナ戦争に苦戦して長期化しています。
もしも、核兵器を使用すれば、短期間で終わるでしょう。
現在、イスラエルでは2023年10月から始まった様々な戦争によって疲れ果て、精神は病んで、兵士たちの自殺者が増加し、軍に反発する兵士も急増しています。
また、戦争に反対する声が高まっていて、他国へ逃げる準備をしているイスラエル国民も急増している状況です。
それゆえ、短期間にトルコとの戦争を終わらせなければなりません。
もし、イスラエルの最大の脅威であるトルコに勝てば、ネタニヤフ首相は一転して、英雄になります。
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トランプ大統領は「日本との戦争は原爆によって終わらせた。」と言って、暗に核兵器使用を示唆しているとも言えます。
それは歴代の大統領も同じです。
2014年6月6日におこなわれた「ノルマンディー上陸作戦70周年記念式典」にての一場面。
原爆投下映像が流れる場面でガムを噛みながら拍手をするバラク・オバマ大統領の映像は拡散されました。
アメリカはキリスト教国家でクリスチャンが多い国ですが、アメリカ国民の多くも「原爆投下は正しかった」と言っています。
それゆえ、イスラエルの国の最大の脅威となっている北のトルコとの戦争に短期間で勝利するために「核兵器」が使用されたとしても、キリスト教国家のアメリカはイスラエルを祝福するでしょう。
そして、イスラエルの最大の脅威となる北のトルコ、そこにかくまっているハマスを殲滅できました。とイスラエルの神を褒め称え、イスラエルの国民と、イスラエルを支持している世界中のクリスチャンたちは喜びに満ちるのです。
もしも、イスラエルの北にあるトルコを野放しにしていれば、将来的にエゼキエル戦争のようにトルコ、イラン、シリア、レバノン、ハマスなどが集結して、イスラエルに武力侵攻して来る恐れがあります。
ですから、今、トルコと戦争をしても、イスラエル国民の理解を得られます。
しかし、短期間に決着させることが絶対条件でしょう。
それゆえ、イスラエルのこれまでの蛮行と、様々な状況をよく知っている人であれば、イスラエルの核使用の可能性はあると推測していても不思議ではありません。
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このような戦争(武力侵攻によるジェノサイド(集団虐殺)を行ない続けるイスラエルの状況において、クリスチャンたちはどうすればよいでしょう?
あのダビデ王が忠実な部下の妻を寝取り、妊娠が発覚する前にその部下を殺すという大きな悪を行なった時です。
「主はナタンをダビデのもとに遣わされた。ナタンは来て、次のように語った。
なぜ主の言葉を侮り、わたしの意に背くことをしたのか。あなたはヘト人ウリヤを剣にかけ、その妻を奪って自分の妻とした。
ウリヤをアンモン人の剣で殺したのはあなただ。
それゆえ、剣はとこしえにあなたの家から去らないであろう。
あなたがわたしを侮り、ヘト人ウリヤの妻を奪って自分の妻としたからだ。』
主はこう言われる。『見よ、わたしはあなたの家の者の中からあなたに対して悪を働く者を起こそう。あなたの目の前で妻たちを取り上げ、あなたの隣人に与える。彼はこの太陽の下であなたの妻たちと床を共にするであろう。 あなたは隠れて行ったが、わたしはこれを全イスラエルの前で、太陽の下で行う。』」
(サムエル記下12章1,9~12節)
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神がナタンを遣わされるまで、ダビデは平然と暮らしていたのです。
そして、ナタンがすべてお見通しなので、これは神が言われていることだと認め、悔い改めに導かれました。
クリスチャンの役目は、世の光であり、地の塩です。
ジェノサイド(集団虐殺)を平然と行なう悪魔の策略に対しては、ナタンのように、すべて、まるっとお見通しだ!と指摘して、悔い改めに導くのが、神が遣わすクリスチャンの証でしょう。
その反対に、悪魔の欲望を満たす(殺す働き)に加担するのは、父親が悪魔と言う証になると、イエスさまは言われました。









