「日本におけるキリスト教 84 イエス・キリストが教えられた『地獄へ行く者たち』について」 | ルーク4のブログ

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「日本におけるキリスト教 84 イエス・キリストが教えられた『地獄へ行く者たち』について」

 

聖書には、イエスさま御自身が、明確に地獄に行く者たちがいることを教えられています。

 

その教えはマタイによる福音書13章18~51節に書かれています。次の通りです。

 

すると、弟子たちがそばに寄って来て、「畑の毒麦のたとえを説明してください」と言った。

イエスはお答えになった。「良い種を蒔く者は人の子、 畑は世界、良い種は御国の子ら、毒麦は悪い者の子らである。

 

毒麦を蒔いた敵は悪魔、刈り入れは世の終わりのことで、刈り入れる者は天使たちである。

だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終わりにもそうなるのだ。

 

人の子は天使たちを遣わし、つまずきとなるものすべてと不法を行う者どもを自分の国から集めさせ、 燃え盛る炉の中に投げ込ませるのである。

 

彼らは、そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。 そのとき、正しい人々はその父の国で太陽のように輝く。耳のある者は聞きなさい。」

 

「また、天の国は次のようにたとえられる。網が湖に投げ降ろされ、いろいろな魚を集める。

網がいっぱいになると、人々は岸に引き上げ、座って、良いものは器に入れ、悪いものは投げ捨てる。

 

 世の終わりにもそうなる。

天使たちが来て、正しい人々の中にいる悪い者どもをより分け、 燃え盛る炉の中に投げ込むのである。悪い者どもは、そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」

 

「あなたがたは、これらのことがみな分かったか。」弟子たちは、「分かりました」と言った。

 

そこで、イエスは言われた。「だから、天の国のことを学んだ学者は皆、自分の倉から新しいものと古いものを取り出す一家の主人に似ている。」

 

 

イエスさまは、天使たちを遣わして、正しい人々の中にいる悪い者どもをより分け、 燃え盛る炉の中に投げ込みます。悪い者どもは、そこで泣きわめいて歯ぎしりすると繰り返し教えられました。

 

その地獄へ行く悪い者たちがいることについて、イエスさまが「あなたがたは、これらのことがみな分かったか。」と確認されると、弟子たちは、「分かりました」と言ったのです。

 

つまり、弟子たちは、悪魔が蒔いた悪い者たちが存在しているけれど、世の終わりに、正しい人々の中からより分けられて、火の地獄に投げ込まれることを信じたのです。

 

 

それゆえ、イエスさまは悪い者(悪魔)の子たちは、イエスさまを信じることができないと、次のように説明されています。

 

イエスは言われた。「アブラハムの子なら、アブラハムと同じ業をするはずだ。 ところが、今、あなたたちは、神から聞いた真理をあなたたちに語っているこのわたしを、殺そうとしている。

 

アブラハムはそんなことはしなかった。 あなたたちは、自分の父と同じ業をしている。

わたしの言っていることが、なぜ分からないのか。それは、わたしの言葉を聞くことができないからだ。

 

あなたたちは、悪魔である父から出た者であって、その父の欲望を満たしたいと思っている。

 

悪魔は最初から人殺しであって、真理をよりどころとしていない。彼の内には真理がないからだ。

悪魔が偽りを言うときは、その本性から言っている。自分が偽り者であり、その父だからである。

 

 しかし、わたしが真理を語るから、あなたたちはわたしを信じない。(ヨハネによる福音書8章40~45節)」

 

「こうして、自分が預言者を殺した者たちの子孫であることを、自ら証明している。 先祖が始めた悪事の仕上げをしたらどうだ。

 

蛇よ、蝮の子らよ、どうしてあなたたちは地獄の罰を免れることができようか。(マタイによる福音書23章31~33節 」

 

 

そして、ユダヤ人の中でも、イエスさまの羊とイエスさまの羊ではない者と2つに分かれることを教えられています。

 

「わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。

こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる。 わたしは命を、再び受けるために、捨てる。それゆえ、父はわたしを愛してくださる。

 

だれもわたしから命を奪い取ることはできない。わたしは自分でそれを捨てる。わたしは命を捨てることもでき、それを再び受けることもできる。これは、わたしが父から受けた掟である。」

 

この話をめぐって、ユダヤ人たちの間にまた対立が生じた。

 

多くのユダヤ人は言った

「彼は悪霊に取りつかれて、気が変になっている。なぜ、あなたたちは彼の言うことに耳を貸すのか。」

 

ほかの者たちは言った。「悪霊に取りつかれた者は、こういうことは言えない。悪霊に盲人の目が開けられようか。」

 

すると、ユダヤ人たちがイエスを取り囲んで言った。「いつまで、わたしたちに気をもませるのか。もしメシアなら、はっきりそう言いなさい。」

 

イエスは答えられた。「わたしは言ったが、あなたたちは信じない。わたしが父の名によって行う業が、わたしについて証しをしている。

 

しかし、あなたたちは信じない。わたしの羊ではないからである。

 

 わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。

わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。 わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。

 

わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。わたしと父とは一つである。」

 

ユダヤ人たちは、イエスを石で打ち殺そうとして、また石を取り上げた。

 

すると、イエスは言われた。「わたしは、父が与えてくださった多くの善い業をあなたたちに示した。その中のどの業のために、石で打ち殺そうとするのか。」

 

ユダヤ人たちは答えた。「善い業のことで、石で打ち殺すのではない。神を冒瀆したからだ。あなたは、人間なのに、自分を神としているからだ。」

 

 

悪魔が蒔いた悪い者(悪魔)の子たちは、「彼(イエス・キリスト)は悪霊に取りつかれて、気が変になっている。なぜ、あなたたちは彼(イエス・キリスト)の言うことに耳を貸すのか。」 と言います。

 

イエス・キリストは悪霊に取りつかれていると主張して、信じさせないようにするのです。

 

そして、イエス・キリストを殺そうとします。

 

しかし、ほかの者たちは「悪霊に取りつかれた者は、こういうことは言えない。悪霊に盲人の目が開けられようか。」と言って、イエス・キリストを信じます。

 

 

また、火の地獄へ投げ込まれる理由として、イエス・キリストを悪霊に取りつかれていると言うことは、聖霊を汚すことだと教えられているのです。(次回で見ていきます)

 

それゆえに「御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。ヨハネによる福音書3章36節」などの御言葉が必要不可欠なことがわかります。

 

 

さて、聖書が教える「世の終わりに、火の地獄に投げ込まれる者ども」について学んでいると、火の地獄に投げ込まれる悪魔が蒔いた悪い者(悪魔)の子たちと、現在の日本人とはまるで違うことがわかります。

 

そのことは、読解力がある小学生でも理解ができるでしょう。

 

長くなったので、次回へ続く