「新しい時代への信仰」③ 神さまが与えてくださる仕事 | ルーク4のブログ

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神様がクリスチャンに与える愛、夢、希望、信仰の証を中心に書いています。

前回記事で難病の3歳の幼子が「生きるチャンスください」という叫びを知って、神さまから与えられた音楽のゴスペルコンサートを開催をさせて頂いた時に、当時衆議院議員の土肥隆一牧師先生が、広島県での所用を切り上げて、駆けつけてくださいました。

 

そして「日本では、臓器移植法によって、15歳以下は移植が受けられない。国会議員でありながら弱虫で」と謝罪されたことが印象に残っています。

 

土肥先生は、1990年には、牧師と喫茶店のマスターと障害者施設の理事長の3つの仕事をされていました。

 

ただ神さまだけにより頼む信仰でしたので、障害者施設の創設は「筆舌に尽くしがたい」と表現されていました。

 

 

聖書の教えでは「神さまにより頼むという信仰」は十字架を背負うように逃げ出したくなる苦しい道なのです。

 

ヨセフは17歳の時に、神さまから夢で「国を治めるような者になる」と伝えられましたが、兄たちに殺されかけ、奴隷として売られ、主人の奥さんから「私と寝なさい」と誘惑されましたが、逃げます。

 

奥さんは逆ギレして、ヨセフを強姦未遂罪(冤罪)で訴えます。

主人も激怒して、ヨセフを牢獄に入れました。

 

奴隷の身分でも絶望的なのに、主人の奥さんを強姦しようとした囚人にまでなれば、国を治める者になるのは絶対に不可能ですので、神さまからの約束は夢で終わったと、絶望するしかないはずです。

 

しかし、ヨセフは兄に殺されかけても、奴隷の身分となっても、囚人となっても、神さまの約束を堅く信じていました。

 

 

ヨセフは17歳の頃に神様から素晴らしい約束を夢で与えられた頃は、父や兄たちが自分にひれ伏すようになると自慢するような高慢さでした。

 

その高慢な資質が砕かれて、罪を悔い改めて、聖められる必要もありましたし、神さまの知恵と方法は、人間の思いを遥かに超えることを宣べ伝えるためと思います。

 

人間の知恵と方法では、国を治める者になるために、兄弟に殺されそうになったり、奴隷として売られたり、まして逮捕されて囚人になるような事は絶対に考えません。というか論外です。

 

神さまの知恵と方法は、人間の計画や思いではなく、不可能なことを行なわれる。

成し遂げられたのは、ただ神さまだけに感謝だけです。となるために。

 

 

現在、自分自身は音楽制作・テレビドラマと映画制作・命を与える事業を通して「福音」を伝える働きの準備をしていますが、それだけでは食べていけないので、障害者就労支援事業所でも働いています。

 

その事業所の社長は国に指定許可を申請して、必要な要件を満たしていたので、認められ、国から給付金・助成金などを頂いて運営しています。

 

社長・サビ管・スタッフなどの給料も保証されますし、障害者一人来れば金が儲かるシステムです。(障害者を食い物にしている事業所もあるので問題になっています)

 

 

国や企業に頼らずに、ただ神さまにより頼んで障害者施設を創設することはいばらの道なのです。

 

土肥先生は障害者の方々の世話をされるうちに、当時ドイツで制定された「介護保険法」が日本でも必要だと思われ、熱心に学んでおられました。

 

そこへ、社会党の河上衆議院議員が引退されるので、過去に、河上先生の秘書を1年間されていた土肥先生も、後を継ぐ候補者の16番手になり、なぜか1番手となってしまい、1990年の衆議院議員選挙に担ぎ出されたのです。

 

土肥先生は牧師・喫茶店のマスター・障害者施設の理事長の3つの仕事でいっぱいいっぱいで、まして政治家などなると夢にも思わなかったので、青天の霹靂だったそうです。

 

「どうせ落ちるだろう」という気持ちで、牧師の立場で選挙戦を戦っていたそうです。

 

 

結果は絶対優位の自民党候補を制して、トップ当選でした。

どうして神さまは私を政治家なんかにされてのだろう?と疑問をもたれたのですが、ドイツで制定されている「介護保険法」を日本でも制定するべきかを国会で議論することになりました。

 

土肥先生は「この事のために神様は私を国会議員にされたのだ!」と確信し、他の議員は介護保険法について何も知らなかったので、勉強された事を伝え、熱心に制定を勧められました。

 

そして介護保険法は制定されて、多くの障害者と高齢者の方々が救われたのです。

 

その後、小泉内閣の構造改革で、高齢者の医療の窓口負担が大幅に引き上げられる。診療報酬の引き上げにより、入院患者が追い出されるなど、障害者と高齢者の方々が危機的状況に追い込まれました。

 

土肥先生からのレターで、小泉内閣に対する義憤が書かれていました。

 

障害者の方々や高齢者の方々、最も小さき者を救うには、国を治める者たちの中で、神さまの知恵と方法を与えられた信仰者が必要です。

 

 

自分自身は神さまからの知恵と方法によって、音楽制作・テレビドラマ制作・命を与える事業を進めていますが、国を治める者たちとの連携も重要だと痛感しました。

 

関西ではドラマ「CHENGE」が放映されていますが、これは木村拓哉さん演じる総理大臣が派閥争いなど、様々な困難を乗り越えて、国を治めていくドラマです。

 

主題歌やサウンドトラックもドラマを引き込ませます。

 

土肥先生の民主党は劇的に政権交代を成し遂げました。土肥先生は与党として、国を治める立場になられたのです。

 

そういう方と交流があるのは驚きでしたが、これも主イエス・キリストにより頼んでいる信仰で繋がるのですね。

 

残念ながら民主党は失墜しましたが、これからの時代、ヨセフ、ダビデ、ソロモンのように国を治める立場のクリスチャンが国会で活躍する時代になると思います。

 

そして、分野は違えど、主イエス・キリストの知恵と方法が与えられて活躍するクリスチャン同士で繋がるのです。

 

主イエス・キリストにより頼み、神さまからの知恵と方法を与えられて、聞き従うクリスチャンたちは幸いです。