新しい時代への信仰② 賛美 御言葉を伝える歌が流行する時代になる | ルーク4のブログ

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神様がクリスチャンに与える愛、夢、希望、信仰の証を中心に書いています。

前回記事で、神さまだけにより頼み、神さまからの方法が与えられた信仰者の証を書きました。

 

自分自身もその証が音楽の仕事の時にあります。

 

最初は、世界中を震撼させた、小学校に押し入った男が、小学1年生から4年生の教室で子供たちを殺めた「池田小事件」に大きなショックを受けて、御遺族の方々が少しでも癒されるために、CDを制作して届ける計画が与えられました。

 

御遺族の方々は、8人の子供たちは天国に行ったことを信じて「8エンジェルス」という会を立ち上げておられたので、その事が書かれた聖書の御言葉と歌で、1枚のCDを制作したのです。

 

歌手は、クリスチャンの中では有名で、ご活躍されている方々に依頼しました。

 

クリスチャン歌手の上原怜子さん、森祐理さん、べドウ路得子さん、そして異邦人の久保田早紀さんで有名な久米小百合さん。

御言葉朗読は作家の三浦綾子先生の夫である「三浦光世」先生が引き受けてくださいました。

 

自分自身は音楽制作について無知で、無名でわけのわからない者なので、そういう者の呼びかけに応答された事は、神さまの方法であり、人ではなく、神さまの呼びかけに応答された証だと思います。

 

 

しかし、御遺族の方々は、娘や息子さんが生前に知っているテレビで活躍されている歌手に強いこだわりがありました。

娘や息子が知っている人は繋がりがあると思われるのでしょう。

 

また、御遺族の窓口では、知らない歌手の方たちの売名行為に激怒されていましたので、困難な状況でした。

 

けれど、窓口の方が心を開いてくださり、御遺族の方々に届けられ、そのうちの一人の方からお礼の連絡がありました。

 

神さまに聞き従って良かったと思いました。

 

 

次に心を突き動かしたのが、この新聞記事です。

 

このままだと生存率40%の3歳の幼子の「生きるチャンスください」という叫びでした。

 

心臓移植の手術をすれば助かりますが、当時は幼子は日本国内で手術が出来ず、海外へ家族で行かなければなりませんでした。

 

手術代や渡航費など約8000万円が必要です。

それで「救う会」を立ち上げて、マスコミを通じて募金を募っておられました。

 

それで、チャリティーゴスペルコンサートを企画しまして、救う会に連絡しましたところ、見ず知らずの方々の御厚意に感謝しますと、喜んで快諾してくださいました。

 

 

ところが、コンサートの一週間位前に、テレビなどで知られた善意の方々の募金が1億以上集まったのです。すごいですね。

 

それでチャリティーの目的が消えてしまったので、丁重なお断わりの連絡がありました。

 

こちらは、会場も用意して、ゴスペルシンガーとクリスチャン歌手の方々も準備を整えていたので、「心の平安と祈りのためのゴスペルコンサート」にしますので、予定通り行いたいです。と伝えました。

 

けれど、救う会は「クロード・チアリさんもコンサートをしてくださるのですが、テレビなどで活躍されている方なので安心です。でも見ず知らずの歌手の方は不安があります」と申し訳なさそうにされました。

 

もし気が変わったなら来てください。と言いましたが、来ることはないだろうと思いました。

 

現実的には、もう必要経費が満たされ、次の準備をされるのに忙しいですから、見ず知らずの歌手のコンサートに来ることはあり得ないでしょう。

 

しかし、神さまが難病で苦しんでいる幼子のために、心が癒されるゴスペルコンサートを計画されたのだから、必ず実行されるという信仰によって、予定通りに決行したのです。

 

その日は、もし救う会の方が来なければ、関わってくださっている方々の信用を失って、今後は音楽制作の仕事を続けることは無理でしょう。

 

しかも難病の幼子に重荷を持たれて、多くの人々に呼び掛けて、多額の募金を渡された、当時の衆議院議員の土肥隆一牧師に司会者の清水さんが連絡されて、コンサートに来られるのです。

 

当日は絶望的で、外で来ることはない救う会の方々を祈りながら待ちました。

 

開演5分位前に、、救う会の方々が車で来られたのです。

神さまが働かれていると感動しました。

 

そしてコンサートでは、聖霊の優しい風に包まれるように、救う会の方々が泣いておられました。

 

土肥隆一先生のお祈りと励ましの言葉、国会議員として法律の壁を謝罪されたことも、心に響きました。

 

後日、救う会から「本当に神さまからプレゼントを頂きました!」と手術成功のお知らせと感謝の手紙が届きました。

 

歌手の方々が世の中で活躍することを待ち望んでいると、エールを頂きました。

 

今年、新型コロナウイルス禍の中で、音楽制作の仕事は、生活に不可欠なものではないと無きに等しいものにされました。

 

3密のライブハウスは廃業が続出しています。

レコーディングもライブもコンサートも出来なくなりました。

 

都道府県を越える移動は禁止されました。

 

死んだも同然にされた音楽制作の仕事ですが、神さまの約束を信じる信仰によって、義とみなされる時が来たと思いました。

 

かつてないウイルスの流行で苦しんだ後は、かつてない福音を伝える歌が流行する時代になると確信しています。