こんにちは。

 

 

「魂から読み解いた本当の原因を改善する・トゥルータッチ」

講師の山崎です。

 

 

 

今回は⑤

の続きです。

 

 

前回は、

患者さんの訴えから導き出す

目標がズレていませんか?

と書きました。

 

 

例として、

「膝が痛くて正座ができないんです」

というAさんがいた場合、

 

 

セラピストは、

「膝を治そう」とか

「膝の痛みを取ろう」

と考えます。

 

 

もちろん、間違いではないのですが、

それだと目標がズレていますよ、

というお話でした。

 

 

Aさんが一番困っているのは、

「正座ができないこと」

なのです。

 

 

患者さんは

「どこを改善したいですか?」

「何がお困りですか?」

という質問をしても、

 

 

「肩が痛いです」とか

「腰が重いです」

というようなお答えをしがちです。

 

 

これはセラピストが患者さんの

本当の欲求を引き出す質問が

出来ていないからです。

 

 

 

講座の内容に触れるので、

詳細は省きますが、

まずは本当の欲求をちゃんと

セラピストが聞けていなければ

なりません。

 

 

これは少し練習が必要です。

 

 

ここでコミュニケーションがズレると、

施術の目標がズレますので、

患者さんが求めている結果と

セラピストが提供するものも

ズレます。

 

 

すると、

改善しない

何か違う

とお互いがモヤモヤします。

私も散々そういうことがありました・笑

 

 

 

Aさんの例で言えば、

「正座ができるようになること」

がとりあえずの目標になります。

 

 

すると、注目すべきは

膝だけではない

ということも分かってきます。

 

 

ちゃんと正座ができるようになるためには、

膝だけ良くてもダメですよね。

 

 

下半身全体もしくは、

全身をみる必要もあるかも

知れません。

すると施術内容も変わってきますね。

 

 

続きます。