こんにちは。水月です。
ご訪問ありがとうございます
Queenの日本限定ベスト盤が
1月15日発売されますね。
日本のファンによる投票で選ばれた12曲。
「Queen Ⅱ」収録の「The March of The Black Queen」も
選ばれて、リアルタイムファンとしてうれしいことです
私の大好きなアルバムQueen Ⅱの中で
「White Queen 」を対をなす曲です。
初来日公演でも演奏され、勢いあふれる演奏に熱狂しました
1作目の「My Fairy King 」に続いて
「ボヘミアン・ラプソディ」のプロトタイプ(ひな形)と言われています。
アルバムでは怒涛の複雑な構成(5部構成でしょうか?)で、
ライブではいつもメドレーで演奏されてますね。
叫び声から始まるおどろおどろしい
ホラー仕立てドラマチックなファンタジー
天使のような少年たちが黒の女王(悪の世界)にひきずりこまれ・・・
というファンタジーのようです。
高校の時聴いて
「ラバダバ・ベビーオイル」とか「ビガンビガ~ン」など
言葉の響きも面白く
ドラマチックで好きでした
韻もはっきりしてますね。
児童文学のモチーフをもとにしてるようで
フレディは少年期そういう文学で
イマジネーションふくらませてたのでしょう。
言葉が早くて当時は
ついていけなかったんですが
今になってやっと(汗)
要点を
かいつまんで抜粋しました。
(最初の告白シーンが文学的でむずかしいです。)
天国から生きて戻ってきたかのような体験。
water babies singing in a lily pool delight
(水のこどもがスイレンの池で喜びに満ちて歌い)
*water babies (水のこども)とは、英国児童文学のタイトル。
煙突掃除の少年が、水に入って清められて
良いものに染まり成長していく話。
blue poor monkeys praying in the dead of night
(火薬運搬係の哀れな少年は真夜中に祈り)
*blue poor monkeys ・・・英国で孤児などが火薬運搬の仕事を強制的に
させられた時代がありました。「Killer Queen 」でも火薬が出てきましたね。
Here comes the Black Queen ,poking in the pile
(Black Queenのお出ましだ~皆をおしわけ)
「poke 」はつえなどでおしわけて道を進むこと。
Fie-foは「え~い!」「さあ!」などいろいろな意味の間投詞。
童話などに出てきます。
Take this, take that, bring them down to size
(かたっぱしからやつらを連れてきてひれ伏せ)
少年たちが悪の世界へひきずりこまれます。
Put them in the celler with the naughty boy
(悪童どもと地下室にほうりこめ)
A llittle nigger sugar ,then rub-daub-a babyoil
(砂糖少々とベビーオイルをぬりこめ)
black on ,black on every finger nailand toe
(手足指ぜんぶ黒く塗れ)
・・・
you can be my sugar-boy
(お前は私のいいこになるんだよ)
・・・この頃フレディはステージで
黒いマニキュアをしてましたね。
レインボーライブでも「黒いネイルの人は?」と聞いてました。
少年たちが、人食い鬼(Ogre )みたいな女王の
悪の世界に染められ・・・こわ~
このあたり緊迫感高まり、息苦しいほど。
それからはっと我に返り
天使パートへ。ほっとする切り替えです。
♪spread out your wings ,you are an angel
(翼を広げて。君は天使)・・・ジョン曲を思い出しますね
remember to deliver with the speed of light
( 光のスピードで届けて)
a little bit of love and joy
(愛と喜びを)
・・・この天使のパートはクラシカルで
教会音楽のようなハモリが
神々しいです
強い黒の女王と声を変えてドラマチック。
女王に忠誠を誓う少年のところを
ロジャーが歌ってます。
♪My life is in your hands, I'll fo and I'll fie
(私の人生はあなた様のもの。なんなりといたします)
あなたの悪い子になります、って
インパクトあります
she's vulg and abuse and vile
(女王はいやらしくて下品)
起承転結で、ギターソロの後まだ話が続きます。
最後のバースは
♪surrender to the city of the fireflies
風前の灯火だ (消える寸前)
to hell with all of you hand-in-hand
(お前たちみんな手を取り合って地獄へ)
but now it's time to be gone -forever
(もうお迎えがきてる)

ホラーチックな歌詞も英国らしさのひとつかなと思います。
(童話って本当は教訓のため
ブラックなようですから)
次の曲「Funny~」へとつながってほっと息がつけますね

わかりにくいけど、こたつと平行に座るのが
好きみたい
一泊二日お留守番がっばったね
一日ブラッシングしないだけで
長毛がダマになってもつれてました
これはちょっと前の写真です。
最後まで読んでくださってありがとうございます