0-1の敗戦。
敗れて遠征から帰るのは久しぶり。
悔しいに決まっている。
試合は良かった面も多くあった。
中盤からのプレスでの追い込みや、サイドチェンジ、攻撃でも多彩なパターンで揺さぶって崩そうとする意識もあり、気持ちも感じられた。
試合展開は予想通りの我慢比べ。
今回は攻めるレッズレディースに耐える新潟の構図。
ゴール前での力強さ、勝負強さの部分で一歩及ばなったように思う。
長い帰りの道中に考えていたことがもう一つ。
「サポート」について。
調子が上がらず2試合連続で失点に絡んでいる和田奈央子。
私の予想に反して今日もスタメンに名を連ねたが、今日は最初から彼女個人への声援、後押しの声が多かった。
結局この試合も失点に直接絡む形となったのだが、その後彼女への後押しの声はさらに強まった。
また、リードされての後半の我慢比べでも、攻め続けながらゴールを割れないレッズレディースに対し、それをピッチの外から打開しようとするうねるような声。
ひとえに"共に闘う"と表現するが、消極的になっている選手に勇気を与えプレー自体を変えようとする力、押し込みながら割れないゴールをピッチの外からこじ開けようとする力。
チームの後押しではなく直接プレーに関与するような気迫は、まさしく”12人目の選手"。
結局は及ばなかったのだが、それでも「サッカーていいな。」と思えた。
長い帰路で色々考えさせられたのだけど、帰り着いた頃には顔が上を向く様な気持ちになっていた。
以上。