■この世界の真実 生き方~真実の眼鏡~ 次のような方は読んでみてください

・人生がうまくいっていない

・世の中の真実を知りたい

・何かモヤモヤっとしている

・本来の自分を知りたい

・見えない世界に興味がある

・何か満たされていない


主人公マリと師匠の愛子が不思議な体験を通じてこの世界の真実と生き方を教えてくれます

 

初めての方はこちらか

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第1話

 

登場人物
主人公:マリ…思ったことが顔に出る普通のOL
占い師:愛子…マリの師匠的な存在。男好き。

 

 

魂が白くなってくるとある現象が起きてくると言っていたが何なんだろうか。

 

「例えば、シンクロニシティとか、自分のまわりでいいことが起こってきたりとか。要は人生の流れが変わってくるのよ」

 

 

「ちょっと待ってください、シンクロニシティって何ですか?」

 

 

「あら、あなた知らないのね。直訳だと『意味のある偶然の一致』ってこと」

 

 

「?」

 

 

「言葉聞いただけじゃわかりにくいでしょ」

 

 

「じゃあ、マリちょっとそのメガネまたかけてみて」

 

 

言われるがままにまたメガネをかけてみた。

 

 

いつものごとくまわりの景色は消え白い世界が広がった。

 

 

「誰でもいいけど知っている人で電話をしたいなと思った人思い浮かべて」

 

 

そういえば友達の優菜ちゃんしばらく会ってないな。

 

 

久しぶりに話したいかも。

 

 

「電話したい人決まりました」

 

 

「じゃあ、その人から電話が欲しいと思いっきり念じてみて」

 

 

「念じる?」

 

 

「そう、思いっきり念じてみて」

 

 

思いっきり?…。

 

 

よくわからないが電話が欲しいと思いっきり念じてみた。

 

 

 

 

 

電話が欲しい、電話が欲しい、電話が欲しい、………。

 

 

 

 

 

ん~、何のおまじない?

 

 

でも、とにかく念じてみた。

 

 

「もうそろそろいいかな」

 

 

愛子さんに声をかけれられてハッと我に返った。

 

 

「じゃあ、今度はメガネ外してみて」

 

 

また言われるがままに今度はメガネを外してみた。

 

 

「ねえ、愛子さん今の何ですか?」

 

 

「まあ、いいからしばらく待ってみな」

 

 

「ただ待っていればいいんですか?」

 

 

「そうよ、ただ待っていなさい」

 

 

 

 

しばらく待っていたけど何も起こらなかった。

 

 

 

 

 

何の意味があるんですかと聞こうを思ったとき

 

 

突然電話が鳴った。

 

 

それは先ほど念じた優菜ちゃんからだった。

 

 

えっ、あれっ、まさか。

 

 

いたずらじゃないよね。

 

 

躊躇しながら電話に出てみた。

 

 

「もしもし、久しぶり。どうしたの急に電話なんて。………」

 

 

久しぶりのため愛子さんには申し訳ないと思いながらも長話をしてしまった。

 

 

電話を切ると愛子さんはドヤ顔でこちらを見ていた。

 

 

「あの~、長話すいませんでした」

 

 

「いいのいいの、久しぶりなんでしょ」

 

 

電話しながら頭の片隅で思っていたが、やっぱり念じたことで電話がかかってきた原因なのだろうか。

 

 

でもそんなことで電話がかかってくる?

 

 

愛子さんが仕掛けたいたずら?

 

 

でも愛子さん優菜ちゃんのこと知らないし。

 

 

あれこれ考えていると

 

 

「私のいたずらじゃないからね」

 

 

また心を読まれてしまっているようだ…。

 

 

「何で電話がかかってきたか知りたいんでしょ」

 

 

「そうです、何でなんですか?」

 

 

「あんた、さっき電話の相手に何で急に電話をしてきたか聞いたでしょ」

 

 

「聞きました」

 

 

「何て言ってた?」

 

 

「わからないけど急に連絡したくなったって言ってました。特に理由はないみたいです」

 

 

愛子さんは相変わらずドヤ顔で

 

 

「そうでしょ、そうでしょ。特に理由はないって言ってたでしょ」

 

 

何かその答えを待っているかのような口調だった。

 

 

「ちなみに今回みたいにこっちが何かしようとしたら勝手に物事がすすんだことない?」

 

 

「?」

 

 

「例えばだけど、電話と同じようにメールも同じでこちらから送ろうと思ていたら相手から送ってきたとか。買おうと思っていたものを貰ったりとか。あの人何しているのかなと思っていたら街で会ったとか。そんな経験ない?」

 

 

「あります、あります。すごい偶然って思いました」

 

 

「いや、違うんだ。決して偶然じゃないんだ」

 

 

「でもさっきシンクロニシティって言ったじゃないですか。意味のある偶然の一致ってことですよね」

 

 

「確かにシンクロニシティって言ったけどわかりやすく言うためにその言葉を使っただけ。でも本当は偶然ではないんだ」

 

 

「偶然ではないんですか?」

 

 

「そう必然よ」

 

 

シンクロニシティって言ったけど偶然じゃない。

 

 

むしろ必然?

 

 

必然だったら理由があるよね。

 

 

でも間違いなくさっき念じたことに関係あるよね。

 

 

念じただけで相手につたわる?

 

 

でも実際念じた相手から電話がかかってきたし。

 

 

「気になるなら連絡ほしい相手からラインでも貰ってみたら」

 

 

私はさっきと同じくメガネをかけてから別な友達からラインで連絡が欲しいと念じてみた。

 

 

ラインで連絡が欲しい、連絡が欲しい、連絡が欲しい……。

 

 

メガネを外してしばらくすると

 

 

スマホから呼び出し音が鳴った。

 

 

ラインの通知だ…。

 

 

偶然ではない…。

 

 

必然?

 

 

 

 

続きは28話でお会いしましょう!

 

 

 

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