中華そば あざみ大岩本店 (肉中華並) 中新川郡上市町 | 歌うラーメンロード

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仕事柄あちらこちらでラーメンをいただいてます。
自分がその時食べたいと思ったラーメンだけを食べる様に心掛けてます。

昨年12月に大岩さんにオープンした中華そばあざみ大岩本店に再訪です。日石寺門前町の旅館だんごやのご主人が夏季は有名な大岩そうめんで賑わいますが冬季にも大岩さんに足を運んで欲しいと元ドライブインだった空き店舗を使って開業した中華そば専門店です。
 
↓前回の記事です。




中華そば あざみ大岩本店
富山県中新川郡上市町大岩6
076-473-1480
営業 11:00~15:00 ※材料売り切れ次第終了
定休 月曜


"自家製平打ち手揉み麺" "中華そば専門店" と大胆に書かれた白い大きな看板と大きな暖簾。こういう店構え惹かれますね〜。パッと思い浮かべるのは関西辺りかな。京都の長浜ラーメンとか。
中華そば専門店の響き…くぅ〜(泣かせる)… いざ参らん!頼もー٩( 'ω' )و‬ってな感じでこんな店づくりをされた店主さんのセンスに敬意を表したい。多数の地元メディアにも取り上げられ話題性に事欠かない注目店。今後富山を代表する様なお店になっていって欲しいと個人的な想い。だからこそ敢えて今回は正直な感想を書かせていただきます。(毒舌になっています。)


平日ピーク時を過ぎた店内です。




券売機。
"麺の量が多いです" と貼り紙されてます。並盛で300グラムとか。通常の大盛それ以上の量です。そして値段も安くはなくそれなりの金額。ボリュームも売りにしたいのかもしれませんが値段も大盛じゃね〜。これ小を並、並を大に適正に変更すべきじゃない?メディアへのコメントで大岩さんに参拝に来てくれるお年寄りも食べやすい麺(柔らかい)にしてるってありましたが一体どの客層をターゲットにしてるのかな?並盛だと思って購入したお年寄りは無理して食べても大概お残しするでしょうよ。良い印象は残らないよね〜ちぐはぐしてませんか?
本格的なシーズンになる前に改善するべきでわ?今更言ってもしょうがないのかもしれませんが。


肉中華並 1150円

スープは魚介と鶏ガラの旨味。前回ほんのり感じた甘味が今回なかったです。(醤油変えた?) 味わいが単調になった印象。そして今回一番感じたのが売りの自家製麺。とにかく風味が無い。味気ないので後半飽きてくる。先に書きましたがボリュームがある分後半それが仇となる。さして美味くもない麺がたっぷりあっても嬉しくありませんわな。最初はきっとそうめん作りと同じ粉を使っているのかなと思っていましたが製麺室にこれ見よがしに置かれた粉を検索してみると中華麺専用粉…ん〜これは…製麺手法でいろいろ変化も出来るんでしょうが…手っ取り早く粉を変えた方が良いんじゃね!と勝手な結論。ネギもあまり美味しくないしバラ肉チャーシューももう少し味が欲しいところ。スープが単調なだけに。味変に一味なんかも合うんじゃなかろうか。卓上に置いて欲しいもんです。
今回店内にほとんど置いて無かったティッシュが各テーブルに置いてあったのは良かったですね。


テーブル席。





バラ肉チャーシューたっぷりの肉中華。




スープはこんな感じ。





柔らかピロピロ。手揉みを加えた自家製平打ち麺。










ご馳走様でした。
店内は前回とは違う女性スタッフさんがお二人。接客は丁寧だけれど案内や配膳が終わるとさっさと奥の厨房に隠れてしまわれる。厨房から店内は見えないので食べ終わった客が帰る時も気付かずに何の挨拶もない。無言で出ていく客。(前金制の弊害だな。) なんだか味気ないよね〜「ごちそうさまー!」そんで「ありがとうございましたー!」って一言欲しいよね。たったそれだけの事なんだけど大事な事。こんな山ん中までわざわざ食べに来てる客に感謝の気持ちはないんかい?そういう視点が欠けているよ店主さん!


テーブル上に置かれた求人案内。結構良い給与出すんだね〜これから旅館とあざみのかけ持ちになるからあざみを任せられる人材が欲しいんでしょうか。「ラーメン店開業のノウハウを教えます。」って( *¯ □¯*)なー( *¯ 罒¯*)にードンドンドン! 開業してまだたった3ヶ月よ。もう成功した気になっているん? 今年は暖冬のおかげも大きかったでしょうに。いででいでいで片腹痛いわ。話題性だけでいつまで客は続くんでしょうかね。