「突合・縦覧点検の傾向と医科診療所の対策」セミナー | セカンドライフの生きがい

セカンドライフの生きがい

医療事務システム開発・販売会社を譲渡後、61歳でセカンドライフに入りました。別の仕事を続けながら生きがいを探す日々です。

電子カルテ「ユニカルテ」株式会社ユニコン社長の鶴田真一郎です。

10月20日、当社(株式会社ユニコン)の電子カルテ「ユニカルテ」医科診療所用レセコン「ユニ・メディカル」のお客様を対象に大阪市内で行なった「突合・縦覧点検の傾向と医科診療所の対策」セミナーの概要をご紹介します。

サムティフェイム新大阪

セミナー会場の「サムティフェイム新大阪」の入り口。地下鉄 御堂筋線西中島南方駅と新大阪駅の中間に位置しているセミナー・ルーム併設のオフィスビルです。

セミナー01

セミナー開会でお客様に挨拶しました(中央が私)。右側が、当日の講師の宮坂佳典(みやさか・よしのり)先生。先生は、医療・介護の保険請求のエキスパートで、当社(株式会社ユニコン)のレセプト点検ソフト「満点レセプト+」の点検機能にノウハウをご提供いただいています。

以下に、宮坂先生が講演に使用したスライドの一部を掲載します。


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「タイトル」と「突合・縦覧点検の効果は絶大」のスライド。2012年3月に突合・縦覧点検が始まってから、それまでより査定件数・点数とも増加しています。

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「突合点検の対応策のポイントは注記」「査定対策は算定漏れ対応にもなりうる」のスライド。突合点検は医科と調剤薬局のレセプトを突合するものですから、適応症にない病態に使用するような場合、その理由を注記に記載することが重要です。また、突合・縦覧点検対策のために「満点レセプト+」のような点検システムを利用するわけですから、査定防止だけでなく算定漏れのないレセプト作成を目指していただきたいと思います。

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「満点レセプト+」の特徴とレセプトチェックソフトの必要性のスライド。「満点レセプト+」は、傷病名と薬剤、検査、処置などの点検はもちろんのこと今回の診療報酬改定で実施された「算定日情報」に基づくチェックにも対応しています。支払基金や国保連合会は、すべての電子レセプトをコンピュータ・チェックすることが可能です。医療機関も目視による点検に加え、レセプトチェックソフトを使うことが肝心だと思います。

診療報酬クイックマスター 診療報酬クイックマスター2

セミナーの終わりに、宮坂佳典先生が監修した「診療報酬クイックマスター」(診療報酬点数早見表、査定・返戻対策ポイント集 平成24年改定対応版)をお客様にご紹介しました。この本は、マトリックス形式で点数と解釈通知を一覧できるようになっていますから、忙しい診療現場で重宝する早見表です。価格は4,200円で、大手書店の医学書コーナーで販売しています。