バタームースを絞ってから表面をつるんと仕上げるのが割と難しくて慣れないとボコボコになってしまいます。
そうなると仕上げのガナッシュで上掛けしても美しくありません。
いかに「つるん」と仕上げるか、これまで頭を悩ませてきましたがセロファンでエイヤっ!と一気にバタームースの表面を引いて仕上げました。
昔はこれが苦手でパレットナイフで何回も修正していました。
そうなるとムースをいじってばかりいて段々と劣化していくばかり。
このお菓子を作ると自分の技術を試されているような気分になります。
両端はカットするのが普通ですが長さ24㎝程のこのお菓子は端から端まで余すことなく食べたい!!と思って下さるかしら。
ココアのジェノワーズにチョコレートのババロアを流して、チョコレートのバタームースとガナッシュで構成されています。
パリから持ち帰った金箔は立体感十分すぎるほど盛りました。
このお菓子のガナッシュはゼラチンではなくて純粋にチョコレートで作っているのでそれだけで美味しいかと思います。
余計な飾りは不要・・・リッツのシェフ・アンドレに従うところ。
バタームースの表面を「つるん」と仕上げるのに欠かせないセロファン(奥)はこのくらい「しなり」がないと難しいと思います。
テロテロの薄いセロファンで試して来ましたが率直に言って私には無理でした。
金箔をいじるとき息を止めます。
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昨年の4月以来、作っていなかったチョコレートのケーキを注文があって作りました。
このお菓子は3日に分けて作っています。
材料の多さにひるんでしまいそうなお菓子ですが一度この味を知ってしまったら虜になってしまう魔性のお菓子です。
今のところ、このお菓子はS様からの依頼を受けて作っているだけです。
寒い時期は濃厚なチョコレートのケーキの口あたりを楽しみたいですね。


















