折り込み生地を使ったお菓子といえば、この時期ガレット・デ・ロワが有名ですが、リッツで最初の頃に習ったピティビエは私が今まで考えていたガレット・デ・ロワそのものでした。
フランス人であるシェフは当然のように、これはピティビエであってガレット・デ・ロワではないと言うので、しつこくその違いを聞きました。
・・・恥ずかしながら知りませんでした。
ピティビエと言えばフォンダンを上掛けしたカトルカールのようなお菓子を作ったことがあります。
それもピティビエ、これもピティビエ。
知れば知るほど奥が深いなぁ、と思います。
さて、このピティビエはフランスの地方菓子で通年出回っているらしいのですが、あまりにガレット・デ・ロワと似ているせいか、はたまたパリだけの話なのか一月のパリはガレット・デ・ロワ一色でした。
超有名店は別として、私が見たガレット・デ・ロワの形の歪なことといったら・・・
お腹に入ってしまえば同じものと思っているのか、はたまた一応仕事としてガレット・デ・ロワを作ってお店に置いています!というフランス人らしい正統性を主張しているのでしょうか??
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100%手仕込みのピティビエを期間限定で販売したいと思います。
今回、ご紹介するピティビエはリッツのルセットに忠実に作るものです。
今後、たくさん作り込んで私なりに配合など変えて行きたいと思っておりますが、このピティビエは今まで作ってきた折り込み生地の中で一番サクサクで気に入っています。
さて、お勧めの食べ方ですがバターが多く含まれているパイ生地のお菓子は、ちょっと温めるとより美味しくいただけます。
私のやり方はふわりとアルミホイルで包みましてそのまま200℃にセットしたオーブンに入れること10分ほど。
取り出す3分ほど前にアルミホイルを広げて生地表面を乾かすように温めるとパイ生地の層がサクサクに蘇ります。
でも、冷たくても数日間は十分そのままで美味しいですよ
販売期間:1/25(木)~1/27(土)
*この他ご希望日がございましたらお気軽にお問合せ下さいませ。
ご注文受付期間:~1/19(金)午後9時まで
お値段:2,200円/1台(直径約22㎝)
*ラム酒を抜くことも承ります。
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直径約22㎝
ピティビエの特徴は側面の切り口が花形で表面は放射状の模様なんです。
一方、ガレット・デ・ロワは丸型で表面の模様は葉っぱや市松模様だったりします。