細長いお皿はパリ10区のアパルトマンの大家さんから譲って頂いたアンティークのリモージュのもの。
おっちょこちょいなので素敵なお皿やグラスは我が家にはありませんが、これだけは時々慎重に出して使っています。
パリ在住時、製菓道具店MORAには足繁く通いました。
学校からバスで10分もかからないところにあったので17時に授業が終わって急いで着替えてダッシュで19時半の閉店に滑り込み・・・なんてことを学校の同期Nさんと繰り返していました。
閉店間際に来店しても、この店の人たちなら親切かもしれませんが・・・
この長さ35㎝もあるブッシュ型はMORAで購入したMatferのもので材質がしっかりしていますが↓
底がカタカタと動いてしまいます。
細部に神が宿る仕事を全てに求めることには目をつぶりましょうか。
明日の特別企画「アマンド・ショコラを一緒に作りませんか」でお出しいたしますよ~
ヴァローナのカライブというカカオ66%のスィートチョコレートで作りました。
酸味の割合が苦みより強いかな、香りが好きで濃厚なお菓子を作るときに私は使っています。
時々、Kさんからご注文を頂くブッシュ・ショコラを作ると毎回出る余り生地をどうしようか考えていました。
そこで今回パリから持ち帰った細長いブッシュ型から「Kさんが好きなチョコーレートケーキ」というインスピレーションがわいて試しに作ってみました。
Kさんのご家族は濃厚なチョコレートケーキが大好きでフルーツ(特にベリー系)やナッツが入ったものは苦手なのだそう。
今度、このケーキをプレゼンしてみようかしら。