2週間ほど、ドイツのフランクフルトに近いところにある小さな町に滞在しておりました。
観光地ではなく、大学と企業が集まる小さなところでしたので、徒歩圏内で用事が足りて便利でした。
毎日3度前後の冷たい空気の中、町の中心地にはクリスマスマーケットが開催されていました。
午後16時半近くなると、すでに暗闇になり、そんな中で町の中心地はシンプルなイルミネーションで照らされます。
クリスマスマーケットにはグリューワインや、温かい食べ物、遊戯などを求めて集まる人たちでにぎやかになります。
とても幻想的な体験をしてきました。
現地の方のお宅にディナーに招待された日もあり、このときは、3000円ほどのブーケを持って行きました。
ここの奥さまは何でも手作りをする方で、地下のストックルームにはジャムやクッキーの瓶、そして自家製のオリーブオイルが所狭しと置かれていました。
外国の方は、たいてい自宅に招待すると、家中を案内してくれるのですが、その広さと室内のインテリア、キッチン道具には目を見張るものばかりでした。
決して、高級なものばかりではありませんが、1975年に建てられてバンガロー風の家は、ここの住人のセンスと工夫でカスタマイズされていて温か味が感じられました。
たった2週間ほどの滞在でしたが、私にはドイツでの生活はとても快適でここでしばらくやっていけそうな印象を受けました。