食が変われば
体が変わる、心が変わる、生き方が変わる
trois
自然のリズムに沿ったお食事で
心と体を癒し、
自然と調和しながら
本来の美しさと健康を手にいれるための
マクロビオティック的
フードセラピーの教室です。
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「何を食べるか」は、
どんなあなたになって
どんな生き方をするか
に直結しています。
あなたの心と体と暮らしを
自然のリズムに沿った「食」で癒し、
「心も体も幸せ体質」に変えていく、
マクロビオティック・インストラクターの
佐藤三知代です。
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フードセラピーのブログへようこそ。
佐藤三知代です^^
前回のブログでは
陰陽五行の
5つの行(地球を構成するエレメント)は
「土(ど)」を中心となって回転し、
季節の変化を起こしている
というお話をしました。
陰陽五行は
自然と私たちとが同じ軸で回っていることを
示してくれています。
私たちも
「土(ど)」を中心に
全ての臓器がスムーズにめぐることで
生命体としての美しいリズムを
刻むことができるのです。
つまり、
健康でいられるということですね。
さて、その
「土(ど)」に共鳴する臓器とは
一体なんでしょう?
「土(ど)」に共鳴する臓器は
「胃・脾臓(すい臓)系」です。
「土」は
・季節の移り変わりの中心であり、原動力。
・生命エネルギーの生と死を司る役割。
というお話しをしましたが、
人体でいう
「胃・脾臓(すい臓)系」は
まさにその役割。
食べたものを消化し、
生命エネルギー=「氣」に転換し、
全身に分配する発電所であり、
ブレーカーの役割をしています。
図で表すと
こんな感じです。
何年か前、
「君のすい臓を食べたい」という映画が
公開されましたが、
その映画で
「すい臓が無いと、
人はエネルギーを得られなくなり、
死に至る・・」というセリフがあります。
まさにその通りで、
すい臓は人が生命を維持するのにとても重要で、
核となる働きをしてくれているのです。
ですから、
停電や定電圧状態になると、
全ての臓器の働きが悪くなり、
様々な病気を引き起こすことに
なってしまうんです。
つまり、
病氣
=電圧が落ちている状態。
→気力の低下、体温の低下、免疫力の低下
元氣
=高電圧で生命エネルギーに満ち溢れている状態。
私たちが元々持っている
「氣」が充満している状態。
→やる気に満ちている
→自分に自身がもてている
→行動に迷いがない
→36.5度以上の体温を常に維持
→自然治癒力、自己免疫力が正常に働く
「胃・脾臓(すい臓)」系は
人間が元氣でいられるかどうかの
とても大切な役割をしてくれていますし、
臓器に活力を与える中心的な臓器である
ということになります。
免疫力にも影響を及ぼすので、
「胃・脾臓(すい臓)」系の経絡は
免疫系を支配している、
ということも大切なポイントです。
特に今のご時世は
ウィルスとは仲良くなりたくないですものね。
「胃・脾臓(すい臓)」を養いながら、
自己免疫力を高めておきましょう。
ところで、
「胃・脾臓系」なのに、
なぜ「すい臓」が出てくるの?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
脾臓は、
すい臓に近いところに位置しています。
赤髄と白髄に分けられる、
脾髄(ひずい)という細かい組織から
成り立っているのですが、
白い方(陰)は、
リンパ節ににた働きを持っていることから
病原体の撲滅や免疫作用を担っていますので、
まさに「胃・脾臓系」が支配する
免疫系の働きをしてくれています。
赤い方(陽)は、
海面状で血液を蓄え、血液の濾過機(ろかき)
として古くなった赤血球の破壊や鉄の所蔵といった
血液の浄化と循環に関わる働きも
しくれているのです。
この赤い組織の働きは、
五行では
木の行:肝臓・胆のう系や
火の行:心臓・小腸系の
役割を果たしていると考えます。
色は赤い臓器なので、
火の行に属するという考え方もあります。
私は、
師事した岡部賢二先生も採用している、
「五行における「脾臓」は
現代医学でいうところの「すい臓」に当たる」
という説を採用してお話しています。
すい臓の働きをみても
中心の臓器、という役割にしっくりくるからです。
すい臓の働きは
講座で詳しくお話ししたいと思っています。
脾臓は
陰陽の要素を同時に持った
とても興味深い臓器です。
臓器は単独で機能しているものは
一つもありませんので、
土用の期間には、脾臓も一緒になって
免疫力アップに貢献してくれるし、
火の期間、木の期間には
それぞれに共鳴する臓器を
サポートしてくれているのが脾臓。
なのかなと考えています。
さて、
ちょっと難しいお話が続きましたが・・
「胃・脾臓(すい臓)」系を養う
お食事についてお話を進めますね。
まずは、
日本人の食生である、
「ご飯・味噌汁・ぬか漬(梅干し)」
という基本食を
毎日1回はいただくこと。です。
「土は回転の中心」であり、
「めぐりの基本軸」でした。
中心となる臓器、胃・脾臓(すい臓)には
日本人の基本食、中心食、食生としての
「和食」が共鳴します。
それも、
本当に質素で良いので、
粒状の穀物が基本軸になった食事、
発酵食品を摂ることを
まず心がけてください。
穀物のデンプンが
持続性のある、穏やかなエネルギーを
全身に送り届け、
そのバランスを整えてくれます。
腸内細菌のエサになる
根菜類などの食物繊維も良いですね。
全粒の穀物(玄米)であれば
おかずもほとんど必要ないくらい。
一番の元気の元になってくれます。
どんなにジャンキーなものを食べても
どんなに季節に外れたものを食べても、
常にここに立ち返ることで
健康を取り戻す足掛かりとなってくれます。
お食事のホームポジションですね。
さて、
胃・脾臓(すい臓)系を養うための
2つ目のポイントは
質素、少食であること。
土用の期間は
1日2食でも大丈夫。
もしくは
土用の期間の満月、新月の時に
夜ご飯を抜くか、軽めにして
消化器官を休めてあげること
が大切です。
大食い、早食い、
脂っこいもの、冷たいものが好きな方などは
胃をはじめとする消化器官に
多大なる負担をかけていますし、
結果、免疫力を落とすことに
つながってしまいます。
加えて、
砂糖を控えること。
白砂糖たっぷりのお菓子や
ソフトドリンクやフレーバーコーヒー
人工甘味料入りのスポーツドリンク、
アルコールなどはこの期間だけでも控えめに。
また、たとえ和食でも、
煮物に白い砂糖を入れるのは避けた方が
良いです。
良い出汁を使って、
古式製法の調味料を使い、
しっかり野菜の旨みを引き出す調理法ができれば
砂糖は必要ありません。
いつかお料理のクラスもやりますよ
白い砂糖や人工甘味料といった
ミネラルを含まない
強い甘みのものには、
カリウムが大量に含まれているので、
体を化学的に冷やしてしまうからです。
免疫力を落とす「低体温」の
原因にもなっていますし、
精神的には
キレる・鬱など、
心の不安定さを生み出してしまいます。
また、
認知症を引き起こす原因とも言われています。
これらの甘みは
血糖値がジェットコースターのように
変化させることで、
すい臓に負担をかけ、
体全体に生命エネルギーのバランスよく
届けることができなくなってしまうことも
避けた方が良い理由の一つ。
このように
大きくは3つのポイントを意識して、
土用の期間を過ごしていきましょう。
胃・脾臓(すい臓)を癒し、
酵素やホルモンの働きを活性化、
基礎体力を上げて免疫系を強化することで、
私たちが元々持っている
自然治癒力をアップしながら「元氣」を保ち、
清々しい心と健康な体で
立夏を迎えましょうね!
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