求人広告掲載件数等集計結果 (平成21年 3月分) | アルバイト採用課募集広告係

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アルバイトさんと、派遣さんの募集広告を出稿する係になってしまった私(猫)の思いつくことをつらつらと。

(う~ん、ついつい求人誌などの求人広告/媒体会社さんに対して、上から目線になってしまう・・・気をつけないとですネ)

毎月下旬のチェック項目の全国求人情報協会 さんの「求人広告掲載件数」の3月の結果です。





が、





こちらで図解される数字はあくまでも前年比なので、時系列の比較という意味ではもちろん正しいものの

今現在の実感値を知りたいという思いとは、ちょっとズレてしまうこともあります。


そんな考えから、今回は「前年比を記した図解」ではなく、

同協会のサイトにある素データから、「実際の求人広告掲載件数」を表にしたものを貼ってみます。




【関東/甲信越エリアの求人広告件数(全媒体の合計)】

アルバイト採用課募集広告係-関東/甲信越エリアの求人広告件数
こうして、「前年比」ではなく、実際の掲載件数を見てみますと、季節による調整がなされていないことから、

盆や正月には求人広告の掲載件数が減っているのが改めてわかりますね。

で、最近の求人広告の激減ですが、そのスタートはリーマンショックの昨年7月ではなく、


昨年の3月頃:グッドウィルの事件の後くらい

昨年の10月頃:派遣切りの時期


の2つの時期が転機となっているんですね

(赤線の3か月平均の値を見ながら書いています)


そしてもう一つ、2006年から2008年では毎年1~3月くらいにかけて求人広告の掲載件数が増加しているのに、今年は増えていない(減ってもいませんが)というのがわかります。


う~ん、新年度に向けての時期で一切盛り上がりがなかったということなんですね、労働(求人)市場は。






例年の次の求人件数盛り上がりの時期は・・・・8~10月にかけての時期ですね。

ちょっとでも、その時期には景気回復(求人件数が増加)していますように・・・・合格





★今日、思ったこと

上に書いちゃったので・・・・

一応いつも通りのデータもテキストだけ書いておきます。


1有料求人情報誌:5万715件(-38.6%)

2フリーペーパー:19万7840件(-49.0%)

3折込求人紙:9万9087件(-54.7%)

4求人サイト:17万8633件(-36.5%)


以上です。