たぶん先月のリニュ-アルの時に既にあったんだと思うのですが、
en本気のアルバイトの「女性歓迎」という検索項目が追加されたようです。
そして特集ページも。
●ポジティブアクションに該当するお仕事ってわけでもないでしょうし、
●この検索項目にチェックを入れちゃったら企業としては、「とらばーゆ」や「女の転職@Type」みたいに、
『あくまでも、サイトのユーザーに女性が多いのであって、掲載している仕事について女性しか採用しないなんて言ってない』というエクスキューズも使えないだろうし。
いいのかなぁ、これって・・・・
まぁ、大手のエン・ジャパンさんのことだから、ちゃんと関係各局に了解はもらっていると思うんですが。
でも、これがOKだったら、募集広告の中身に「女性歓迎」って書くことだってOKになっちゃうんじゃないかしら
疑問です。
★今日、思ったこと
女性歓迎といえば、最近、このblogの記述 がスッゴク気になってます。
採用セミナーなどをされていらっしゃる会社さんの業務(宣伝)用blogです。
上のリンク先記事に例としてあげている「女性に刺さるキャッチフレーズ」なのですが、
おっしゃりたいことと、実現したいことの意図はわかります。
ホスピタリティの高い女性を集めたい時に、これらの言葉を使おうっていうのはね。
そして、おそらく効果もあるのでしょう。
でもね、これらのキャッチフレーズをどこに掲示するつもりなのかということがすっごい疑問なんです。
このblogはどうやら新卒採用をメインしてらっしゃるようですから、リクナビ2009/2010でこのフレーズを使うことを想定されていらっしゃるかしら?それともマイナビ?日経?en?
う~ん、どこも審査落ちでしょう。この表現は。
それとも自社ホームページでしょうか?
それなら審査落ちはないですね。
でもね、いろいろ突っ込みどころはあるんですけど、その中でもこの表現はありえない
(リンク先の「かぎかっこ」付きのフレーズの4つ目のもの)
「男性が女性にしていて欲しい仕事があります」というフレーズ。
何、これ?
つまり、「男性が決めた枠内で仕事をしろ」ってこと
それとも1つ上に書かれている「結婚する前の仕事って実は凄く大事です。うちの女性社員の多くは結婚退職です」とからめて「家で子育てをするのが女性の本分」とでいいたいわけ
(後半は、我ながら極端な曲解だと自覚していますけどね)
思うのは自由ですし、言うのも自由です。
私自身、個人としては理解できるところもあります。うん。
でもね、コンサルタントがお客様に薦める文言じゃないです。
こんな言葉を、自社の採用ページ(会社案内でもいいけど)に書いていたら、
見た人(応募をするかもしれない一般の方)に「あ、この会社、バカだ」って思われちゃうもん。
「男女差別をしている」と感じる女性と
「やっちゃいけないことを堂々とやっているバカ」と感じる男女にね。
※私としては、こういう思想を(違うでしょうが、もしもご本人がお持ちだとしても)責める気はありません
※ただ、こういう文言を表に出すのがバカだと思っているのです
削除したほうがいいんじゃないかなぁ、この記事。
いろいろとタメになることが書かれていて、勉強させていただいているんですけどね。
でも、ちょっとコレだけは譲れない。