上野の夜~朝まで生討論3 | 三上祐一のブログ

三上祐一のブログ

 独自の日本大改革案を掲げる三上祐一のブログです。 なお私はこのブログの著作の一部がウィキペディアの「三上祐一」の項に投稿されることを認める。 http://yuusukeueno.blog40.fc2.com/

 勇介「自分が高い人間であると見えるならばそれを主張し、低い部分も持ち合わせているならばそれも表現する。これは『自分は高い人間』、『自分は低い人間』と単純に表現することではない。世の中では単純に表現することしかしないが、人々はそれからは卒業すべきである」
一郎「いや、ひとはできる限り分かり易くあるべきであってその点から単純に表現すべきだ」
勇介「世の中をより進歩させたいならば『現実的にはある程度Aでありある程度反Aである』と表現すべきだ」

 勇介「謙虚とは自分が優れている、とわかっていても、自分が低いふりをする、嘘の一種である。人間は子供の頃に自分が優れているか劣っているかを本心から感じることが出来る。そこで謙虚とは誠ということと両方を存在させようとすると、矛盾することである」
一郎「お前には謙虚さが必要だ」
勇介「俺は謙虚ということを価値が高いとは思わない、だから謙虚な態度はとらない。自分のよい部分はアピールすべきである」

 勇介「ほとんどの人間が、自分のことが一番大切であって好きである、そこで人はある程度自分のために生き、少し他人のために生きるべきである。自分を否定して主人に最大限の忠義を捧げることは非効率的であって、人間の本来の幸せを潰す」
一郎「無償の愛というのもあるだろう」
勇介「無償の愛などない、誰かのために自分を押し殺し100%奉仕する、と主張されることは、ほとんどの場合は、『その誰かの幸せと自分のため』ということになる。例えばある人が誰かのことを愛していて、その誰かのためになることを行うとするならば、その誰かのためとなり、その愛している誰かが幸せな状況とは、自分の幸せである」

 勇介「世界の経済状況は、すぐにでも改善されるべきである、そのためには、世界中の各国が、有意義な発明と大きな科学上の発見などを行うことが基本であろう、その上で、高い価値のある独自の商品・サービスを作り出していかなければならない。なぜならば、企業の成長は、それによってもたらされるからである、しかし悲しいかな、現代の経済学では、それが勝手に続くものであると思われ、それが企業の機能として織り込み済みであるように考えられていた、しかしそれらは、各自がある程度努力を行わなければ生み出されない、そして大きなそれが企業から生み出されないから基本的に世界経済は苦しんでいるのである。それが日本が日本の立ち位置では行うべきことであろう。そこで、私の下の世代に求められることは、それらを生み出す能力を持つことである。決して前世代のやり方の踏襲だけを行えば良いだけではないであろう。そして世の中に改善されるべき問題があるならば、それを見つけ出す能力を身につけることである。そこで一旦は言えることはそれには先天性と後天性の問題がある、ということ、だから大きな括りで考えれば、誰もが発明・科学研究・著述・音楽などに従事できるようであれ、ということ、私は大きな括りで考えるから、このように考える、そしてそれは私としては早い時期に成就してもらいたい。しかしそれはこの前までは大資本家のある程度の損失と雇われ人の大躍進であったが、どちらもが現状と同じようであり幸せになれる方法を編み出した、それは『自動体システム』によってである」
一郎「そんなの夢物語だ!」

 勇介「ご老人方には是非、この不景気の世の中で、ある程度お金を使っていただき、景気を回復させてもらいたい、しかしそれが実現されなかったならば、私達は、ご老人方がこぞって購入しようと思う商品・サービスを作り出さなければならない。その一案として考えられることは、介護サービスの充実化であろう。まずは、介護労働を行う者の重い負担は軽減されるべきである。最近のコマーシャルで、介護された老人が介護者に笑顔を向けられホッとする、という内容のものが流れているが、そのようなものなど介護される老人は重要視などはしていない。重労働が軽減されて、介護の仕事の人気が上がることが求められるべきことであろう、そのためには介護ロボットの早急な開発が求められる、そして今までの介護者は介護ロボットの管理を行って今までと同じような額の賃金が得られるべきである、そうすれば介護の仕事も人気が上がるだろう」
一郎「まあそうとも言えるかな」

 勇介「そして他に考えられることが、ある意味その延長上は不健全ではあることもあるかもしれないが、ご老人方対象が同世代の人々、各世代の人々とが交流できる場を作り出すサービスなどが考えられる、しかしそれを作り出すことは一筋縄ではいかないであろう、そのためにはご老人方のニーズを満たす要素を見出さなければならない」
亮一「そのためには老人が魅力があるとされる価値の逆転が必要だな」
勇介「それはあるな」
一郎「老人に魅力があるとされる価値の逆転?老人には魅力がない。現状の価値の逆転とはまずは不可能だ」
勇介「老人には魅力がある、それは多くの貯金がある、ということである」

 勇介「人は生まれたならば、まずは一番自分がやりたい仕事にチャレンジすべきである。大企業で、やりたくない仕事を嫌々やっているぐらいならば、そんな仕事、辞めてしまえばよい。それは私が先日、丸ノ内線で某所から赤坂見附、溜池山王、虎ノ門あたりにいる人々の表情を見て感じた率直な気持ちである。大体において、あなたたちは、企業に務める、ということを最低限自分の責任で決めたのであるから、それらの仕事はそのような、嫌々ながらの表情を顔に出すこと無く、任務を全うしてもらいたい。そのような表情を浮かべていた、大方の人々は、みんなが務めているから、とか多く年収がもらえるからとか、という低い動機などで、意志決定を行なったことが考えられる、それは低い動機であり、夢を捨てることでもあることがほとんどである。それを自ら選択したのであるから、最低限責任をもって、職務は全うしてもらいたい。誰もその仕事をやれなんて、頼んじゃいないんだからさ。しかし、嫌がおうにも、労働を選択しなければならなかった人々は別の話です。私は日本が目指すべき高い目標は、機会均等の実現である、と思う。当初は、目指すということでもいいであろう。労働者の皆様お疲れ様です!」
一郎「お前は左翼だな」
勇介「象徴天皇制の維持と人類の労働からの脱却ということで中道だ、そして金持ちは今まで通りで雇われ人が大きく幸せになることを考えたから、金持ちも文句はないはずだ」

 勇介「司馬遼太郎の『坂の上の雲』の一点だけを見つめ、登れば良い、という考えは、基本的に間違いである、出来る人間が取るべき行動は、俯瞰し、全体像を掴みつつ、細かい考え方に捕らわれることなく、一つ一つを確認し、できれば反省も行いつつ、出来る限り、責任感を持ち、犠牲者が出ない方向での方策妙案を考え出し、それらを行うべきである、というところであろう、それらが短時間の間で考えられたことである。時間があれば、もっと深く表現したい」
一郎「詳細なことも大切だぞ」
勇介「だな」

 勇介「私の日本の明治期に行なったことについての認識であるが、ある程度すべきではない誤りがあった、と私は見る、でも価値が高いことを実現した部分も多くある、と私は見る。そして、それらが、当時の日本としては精一杯考えて選択したことであったのであろう、と考える。そしてそれらには限界があったのであろう、と考える、当時の人々の経験の量から察するに」
一郎「明治維新は100%素晴らしかったと多くの日本人は思っている、それが現状で、その日本人の常識を変えることはできないし、許せない」
勇介「近代軍制の導入と、薩長閥と政商・財閥が優遇される世の中が作り出されたこと、軍国主義が良くなかったことであろう、明治から昭和にかけて一貫して言えることは世界に戦争を言論で回避できる人間がいなかった、ということだ、我こそは、戦争を言論でもって勇気でもって防ぐ者也、そして金持ちに損させずに人類の労働からの脱却をなす者也」

 勇介「人間では創り出すことと、格差是正の両方がなされなければならない。しかし悲しいかな現代は実力者が評価され適宜な賃金を与えられることがない世である、そこで私は私自身の力でそれを打破する」
一郎「まずはそれはお前には無理だ」
勇介「好きこそものの上手なれ、と継続は力なり、と男はリスクをかけて一生を賭けるべきだということ、適宜な批判は受け入れるということをすれば、どんな夢も実現できる希望はある」

 勇介「私は、日本が経済状況が最絶頂の頃に大学に入学した。1989年である。であるからして私は、私の時代の人間として、行うに相応しいであろうことを行う。そして、当時の私は、多くの経験の機会を手に入れることが出来たという事実がある。まずはそれを達成出来たことを、神が存在するのであれば、神に感謝したい。それらの経験をもってして、私の能力は高まった、と私は感じる。しかし、多くの経験の機会は現代でも誰でも手に入れることができる、それは、多くの職種のアルバイトを経験することであり、現代の誰もが手に入れることができる」
一郎「この懐疑論者め!」
勇介「私はマルクスの唯物論を否定する。しかし私の立場はどの宗教も死後の世界を見たことがない人間が作り出したものであって、私は人間である以上は人間は神がいるか神がいないかはわからない、地獄・天国があるということはとどのつまりはわからない、ということである」

 勇介「世界中のどの宗教も実際に死後の世界・神を見聞きし経験したことがない人間によって想像で描かれた」
一郎「そんなことはない!」
勇介「だったらそれを証明してみろよ、出来ないだろ!」
一郎「…」

 勇介「私が知っている日本の歴史は、日本の歴史の外観とでもいうべきものである。それは、受験歴史で習った。それと、部分部分での細かい重要な時点での、知識である。しかし、受験での歴史の偏差値は75である。国語能力がある程度低かった分を歴史の偏差値でカバーした。 尚、今後経験上高学歴を手に入れたいと思う人々には(私大に限る)、私は一つの忠告を与える、それは、国語の偏差値は、単年度の勉強では、上がらない、ということである。であるからして、国語は、小学校1年の頃から真剣に勉強しておくべきである、ということである。小学校では、漢字は沢山覚えなければならない。文章の理解に真剣に取り組むのは、中学1年頃からが望ましいであろう。しかし、現代の中学校、高校の現代文は、子供の興味を惹かせない文章ばかりが、用いられている。そこでは、国語能力が基本的に高い者は楽しめるが、私などは、それらの文章にまるで興味が湧かなかった。そこで元々国語能力が高かった者ばかりが恩恵を受けるばかりであるという現実がある。そしてそこから、無意味な国語能力偏重主義は発生する」
一郎「俺は国語能力が高いんだよな」
勇介「それはお前にはかなわない、だけど俺は論文ではお前には勝つ自信があるゾ!」
一郎「まあそれについては俺も認めるけどな、でもお前の論文は慶應義塾大学では評価されないだろうな、それは常識を大きく超えているからだ」
勇介「まあ言えることはあまりに大きな者はせちがらい世の中では高評価を得ないということがある、ということ。大体が人々は価値ある文章を求めない」
一郎「出たな尊大」
勇介「俺はモノであるという客観と人間であるという主観からの観察で大方適宜なことを語っている。大体においては主観が必要ということは文章欠落欠陥構造主義を見出すためにである、文章欠陥欠落構造主義を見出すためには、客観を用い最終的には主観による断定となる、それが言葉の限界である」

 勇介「私は国語に独のニーチェがあれば、国語に興味が湧いたとは思う。そして、出来れば日本は、日本の文章をある程度重要視すべきではあるが、世界的に価値が高い、と思われるものが教科書に採用されるべきことを望む。私として、価値が高いと思える、小説としては、まずは、英国の『高慢と偏見』があり、仏国では、『赤と黒』があると思える。米では、ヘミングウェイがあると、思えるが、私には、ヘミングウェイの何が素晴らしいのかが全くわからなかった、ということがある。露国では、まずは、トルストイがあると思える、ドストエフスキーに関しては、大学程度の年代で、学びたいと思うものは学べば良いであろう。中国では、論語・荘子があろう。そして反面教師としては法~韓非子がある。宗教については、大学もしくはそれ以降の年齢で学びたい者は学ぶべきであろう。そして私にとって価値がまるでわからないものとしては、魯迅の『阿Q正伝』がある。時間があれば阿Q正伝にも価値を見出したい。それによって、中国人とは、お互いの高い理解の可能性がある。私は、教育において、子供が、親がこれだけは絶対に許せない、ということがあれば、一回限り、子供のほっぺたを平手打ちする権利は持つべきではあろうと思う。しかしそれ以上の体罰は相応しくは無いであろう、と考える。子供は、不幸にもその機会をもったならば、その痛みから、世界中に存在する痛みを想像すべきだ、ということである」
一郎「それはお前の唯我独尊だろ!」
勇介「まあ正しいことを言うときには唯我独尊と人々に評価されることはあるはな、しかし言っておきたいことはそれが適宜である、ということが極極まれにある、ということである、そしてそれは民主主義の欠点でもある、しかしお前と俺の合意からすれば、突き詰めて考えれば、民主主義が最高に価値が高い主義である、ということだったよな、そこで言えることは日本の民主主義はいまだ成熟していないということである、民主主義が成熟するには『ネット議会』による直接民主主義が導入されるべきである」

 勇介「東京に一極集中した、都市機能は、地方に分散されることが望ましい。しかし、それが行われるにあたっては、地方に高い利益がもたらされなければならない。地方の人々が、協力し、東京の手頃な会社の株を購入し、株を買い占め、地方に移転させることが考えられる、他にもあったがそれは前に述べた、それは地方に上野と御徒町と秋葉原と神保町の規模の街が存在し、『自動体システム』と人工知能で人類の労働からの脱却が達成されて、地方にクリエイターが住むことで実現する。私として最低限地方にあってもらいたい機能は、上野のOSドラッグと同じ値段で薬を販売する薬屋と多慶屋と同じ値段で商品を売るスーパーマーケットと池袋のジュンク堂と同じ規模の本屋が存在する地方都市である、私の場合は音楽は満足するものを手に入れて卒業し、ファッションもある程度満足して卒業し、女性も満足とまでは言えないがまあ卒業し、料理も卒業したし、一般のモノも卒業したからそれらを満たす施設は必要ない、そしてもう一つ必要と思われるのは大古本街である、それらが地方に成長を与えるであろう」
一郎「この若老人が!」
勇介「これは本気で思っているが、東アジアでは老人が尊ばれるがそれは日本人は建前ではなく本気で考えていたのではないかと思う、そこで私が考えることは、欧米の実力主義からのある程度の脱却と老人の尊重である、それらは、年老いた者が本当に実力があることを示すことで実現可能であると思う、そしてそれを行えるのは俺だと思う。なんでだかわかるか?」
一郎「なんで?」
勇介「俺が大器晩成だから、そしてアジアは大器晩成を例外としないが、欧米は大器晩成を見逃している」
一郎「自分で大器晩成とか言って虚しくねえか?まだ年老いて凄いわけでもないのに」
勇介「誰でもできる大器晩成の秘訣を知ってるか?」
一郎「知らねえ、教えてくれ!」
勇介「好きこそものの上手なれ・継続は力なり・ネバーギブアップ精神・妥当な批判には耳を傾けること、まあそんなとこかな、まあこれは大方のことは努力によって達成できるという立場の主張だ、これさえ守っていれば、俺は誰だって価値ある大器晩成の老人となって成功を収めることが出来ると思う」
一郎「まだそんな立場でもないくせして!」
勇介「まあなワハハハハハ!」

 勇介「私は魯迅が家族制度や儒教道徳を攻撃し、文学革命・思想革命を、おし進めた、ということで魯迅研究をする必要性があると思う、この考え方は日本と真逆の思想だから、日本人は東アジアの友好を成し遂げるには、家族制度と儒教道徳をある程度批判し、中国思想と共感しなければならない。私が言えることは、欧米の大金持ちの家族制度を見ればある程度家族制度の批判もできるし、私は『論語革命』という本で論語のよい部分はよい部分とし、批判すべきことは批判しているから、中国文化ともある程度は共感可能であると思う」
一郎「欧米とアジア、どっちについた方がいいと思ってる?」
勇介「どちらも長所短所がある、しかし私の思想は欧米寄りではあるだろうな」

 勇介「ロシアも考えてみれば、実質的には民主主義選挙により選ばれるプーチンの独裁ではないか。しかし、柔道をやっている、という観点から、親日ということが伺え、私は、メドベージェフよりもプーチンを支持する。メドベージェフは北方領土訪問においては、自分のカメラにその風景を収めることも、怠り、そこに価値を見出せず、行わなかった、けちな男である、そしてそれは日本に対する傲慢である。プーチンは自分自身の権力保持と自らの政治理念の体現を志向し、自分が首相に甘んじなければならない次期の大統領としては、あえて小物を選んだことが考えられる。メドベージェフは基本路線としては、欧米に阿る者である」
一郎「でも多くの人間を虐殺したというのはあるゾ!」
勇介「それは認められないな」

 勇介「奴隷的労働を強いられている者は、できる限り速やかに解放されるべきである。画期的な発明を利用することと科学の発展により。そして彼らにはできる限りの機会均等が与えられるべきである。ただし、生まれつき労働が好きな者が存在するならば、その望みはかなえられるべきであろう(そのような者は誰もいないであろうが)。多くの人々の実態は、深く考えずに、高い給料がもらえるから、という理由で大企業に就職し、ホワイトカラーを選び、多くの人々は学歴社会で、そこにおいて、それにおいての高い能力を持っていないから、という理由・ある程度の表現力を持たないから、という理由で、ブルー・カラー(労働者階級)という、好ましくない状況を余儀なくされる。なお、これらの階級の権力闘争などによっては、幸せなどは生み出されない。偏差値の低い者にも、有益なモノを生み出す能力があることは考えられる」
一郎「でも昔よりかはだいぶましになったんだぞ」
勇介「一つ言えることは、明らかにお前は矛盾していて俺に影響されているというのがある。ああ何だか自分が気持ち悪くなってきた、今日はここら辺までにしておくか、いや、まだまだ!一郎、夜明けはまだまだ先だから、まだ俺に付き合えよ!」
一郎「いい加減にしろよ!」

 勇介「なお、国家とは、一つの統治形態であるが、それが全てという訳ではない。これは、今私が直ちに求めるべきものではない。当面の間は、世界の各国が、国家として運営されることが望ましい。なお、地域間協定は、理想的には近隣諸国であるから、という、便宜上の問題で、結ばれることが望ましい、とは言えない。しかし、大きく分けては、東~南アジアの共通利益、中東の共通利益、欧米の共通利益、アフリカの共通利益、ロシアの利益、南米の共通利益(これについては私は深くは知らない)、共産主義国家共通の利益、反米主義国家共通の利益というものは存在し、区分することは可能である」
一郎「まずお前に言いたいこと、それはやはり欧米を第一とし東アジアの友好は第二と考えるべきである、ということ」
勇介「まあそれが健全かな!でも欧米の大資本家の家族主義によって社会の福祉が損なわれることはあってはならない、これが俺の資本主義批判だ、まあお前の言うことは大方は聞いておくが」

 勇介「なお、ナポレオンについても、奴隷容認、ということで、その能力の高さの評価は自ずと限定的とならざるを得ない、でも俺が行っていることは、欧米の一部を批判していることであり、大方の欧米のことは尊重しているけどな」
一郎「完全を求めると世の中で生きていけないゾ!みんなある程度は便宜に従って生きているんだから」
勇介「俺が行っているのは言論による大改革だ!お前も意見してる分これを本にしたら印税は折版だからな」

 勇介「韓国で行われるべきことは、まずは、受験生全てが入学できる大学の設立である。そして韓国国内では、どの産業においても、一社の独占の状況がある。よりふさわしい状況は、それぞれの産業における、企業の寡占状態である。一社の独占の状況がある状況では多くの本来雇われるべきであるホワイト・カラーの存在が見出せない。なお、韓国の若者が、一社の独占状況を打破することにおいて、日本の企業の情報を生かすということは、大いに結構なことである、と思う。日系企業が韓国国内に寡占の状況をもたらすことも考えられる、しかしその場合は韓国国民自体の幸せの実現の約束を守らなければならない。そうすれば、韓国国内の多くの人々に多くの雇用が生み出される。しかしその場合には、それぞれの企業が独自の特色を持たなければ意味はない。そしてそれらの利益のほとんどは、韓国国内にもたらされるべきである。そして利益を得た韓国国民は、日本を旅行することによって、日本にお金の一部を落としてもらいたいのが山々の気持ちではある。又それ程遠くない、近い将来においては、反日思想ではなく、親日思想を持った韓国人が、日本に移住するならば、それは大いに結構なことであろう、と考える。そのために、韓国が実現しなければならないことが、できる限りの客観的立場から考察される歴史教育の設立である、そして戦前において、日本が明治時代後半から、朝鮮国に相応しいことを行なったとは私は思ってはいないが、過多な反日教育は少しだけ是正されるべきである、と私は思っている、少し是正されれば、より客観的な歴史教育が、より多くの恩恵を実現させることが理解されるからである。全ては韓国を植民地としている欧米が悪いんだ、現代日本人が行うべきことは韓国を欧米からの半植民地状態を解放することである、それ以前に日本自体がアメリカからの隠れ植民地の状況を克服しなければならないというのがあるがな。韓国が欧米からの半植民地状態から解放されるためには、北朝鮮との統一が考えられる、そして北朝鮮の工業技術を日本の資本で向上させ日本は北朝鮮で作った製品を世界中で売るということが考えられる。そして日本がアメリカからの隠れ植民地状態を克服するためには、一つの例として日本がアメリカから受けた被害を国際憲法裁判所に訴えるべきである、ということ、それによって、国連の実質的権力を拡大させ、それと同時に国連の戦後レジーム状態をぶち壊し、アメリカには国際法の順守を求めるべきであろう」
一郎「お前の思想が世の中に出れば世間はまずは評価しないだろうな」
勇介「だったらもっと素晴らしい考えを編み出すだけだ」

 勇介「民進党の有力議員は『開国すべきだ』、のようなことを言っているが、それは遅れた国際秩序の理解から生じる誤認識である。日本は、対米の狭い視野で世界を見るのではなく、世界中の小国家との貿易の一層の発展を求めるべきである、そのためには、世界には193ヶ国の国家が存在する、ということを認識さえすればこと足りる。それらの一つ一つの国家が、より幸福な状況を求めている現状がある。日本人はそれらの気持ちに忠実に受け答え、世界の国々に、経済発展を実現させる、ということが考えられる。忠実に受け答えれば、自ずとリターンが発生する」
一郎「でも資本家に雇われあくせく働いて、やっとの暮らしをしている日本人がそんなに幸せかと言えばそうとは言えないゾ」
勇介「だから俺は悪を打ち砕き、人類の労働からの解放を成し遂げるんだ、人類の労働からの解放とは俺の『マルクス暴力革命を否定する新左翼』という本に執筆した」

 勇介「将来的には、新しい党として考えられることに、『自由民主平等党』、というものもあるであろう、それよりも『正義自民労働からの解放党』であろう。それは、アメリカが日本に行っている弊害を脱却し、資本主義社会、共産主義・社会主義の良い部分から、うまみ成分を抽出した様なものである。自由民主の実現の先にあるものとして、国民全員の最低限の機会均等の実現という目標が存在する、それは国民の誰もが大学に行ける権利を成就させることである。そこにおいては私は革命のような劇的変化は求めない。そこで考えられることが、有益な発明・発案・意見・科学的発見を現実的に作り出して行くことが求めるべきものとして存在する」
一郎「そうは言うけど、人間は先天的問題と後天的問題があるんだ」
勇介「それを言えばさっきお前が言ったように低学歴の人々を味方にすることは出来ないだろうな」

 勇介「集約的農業経営など、実質的には小作農を多く生み出すことであり、わたしは支持しない、戦後に行われた、第一次農業改革・第二次農業改革の実利、すなわちはできる限りの平等の実現が、そのままで維持されることが望ましい。少ない農地で、高い収益の実現を成し遂げるためには、農業ビルの立地が考えられる。その農業ビルには、光ファイバーで外から光を導き入れる工夫が不可欠である。尚、農業ビルの立地においては、稲の高さ…。 その前に考えられることとしてあることが、農家が自分達で製品化から流通の全てを管理することがある。自分達の店舗も実現することが望ましい。それによって、農家は独立して、暮らして行ける」
一郎「まあお前の突飛な発想はまあ一応は評価はするよ」

 勇介「稲作農家の保護は機会均等の実現化の一つである。農家に生まれたからといって、大学に行けない状況は、もたらされるべきではない。稲作農家の保護が撤回されることは、実質的な国益の損失を意味している。都会に生まれた者は多くの恩恵を享受している、そこで都会に生まれた者に求められるべきこととしてあるのが、地域社会との共存である、その方法は前に語った」
一郎「まあお前に警告しておくことは暗殺者に命を狙われないように気をつけろよ、ということだ」
勇介「俺は巡り巡って多くの人々が損せず救われる状況を語っている」
一郎「まあお前の思想が世界に大きく影響を与えないうちはいいかもしれないが、大きく世界に影響を与え始めると、お前には暗殺の危機が訪れるだろう、それはFRBの国立銀行化なんかを語っている部分だ」
勇介「まあ俺もそんなに早死にはしたくないから、それは行わずに済む方法を考え出すよ」
陽子「何勇介らしくない」
勇介「大資本家も頭硬いから、FRBの国立化を実現したら暗殺してくるだろうな」

 勇介「戦後レジーム体制とは、正しく、米英仏中露が日独伊を引き離すことであった、そこに自ずと価値があれば、その価値評価は上がるであろうことであるのに、そこで世界に求められることは、これらの国家の正当な価値評価である!今や世界でNo.1の国はドイツであり、並ぶNo.1が俺がいる日本だ」
一郎「またデカく出たねえ」

 勇介「そして負け組とこれから勝つ者達の組み合わせの転換が行われるべきである。戦後レジーム体制の元において無益に得をしたのは正しく『米英仏露中』、彼らは最初のうちは結託するであろう、しかし、実利を求めて、その結束はぶち壊れる、これから勝つ者達の組み合わせが、日独伊印ブ南アである!なおここにおいては俺は『米英仏露中』も共存可能であるとしている、俺は世界の幸せを考える」
一郎「まあお前の言ってることはある意味正論だが世界の世論がそれをまずは受け入れないだろうな」

 勇介「中国は2つの計算違いがあった、まずは、日本の経済的成功を真似する、ということは、日本の是認であって、そこにおいては、反日はそぐわない、ということ、また、チベット・ウイグルへの侵攻は戦前の日本の領土拡大政策を是認してしまう結果となってしまう、ということである。だから周近平は反日を直ちに止めよ!そして日本と中国は友好が保たれるべきである」
一郎「日本は中国を仮想敵国として敵視すべきだ」

 勇介「私が行うべきこと精神分析論批判、それはイスラム教のムハマンドの肯定それは統合失調症の価値を認めること」
一郎「そこまで手広く行くか!もうそろそろ始発だ、じゃあな」

2017年09月16日の夜が明けた。

 勇介「私は初めて米国の一般人の意見を生で聞いた。それは第二革命を主張する人についてであり、パターノ監督の意見である。まずもってして、日本では、誰かに対して『愛してる』と表明することはない、そして『祈り』を求めることも無い。TPPによって、二つの国で独自に成り立っていた状況がぶち壊れば、それだけ失われるものが多い、ということが見出されるであろう」
一郎「とにかくはトランプはアメリカファーストを叫んでいるが国際協調から追いやられるであろうな。そして米国の一般人はアメリカ政府の行う戦争を賛成したりする明らかに恐ろしい国民だ、日本では武力で解決するっていう発想無いだろ?だけどアメリカ人は多くの場合はそれを希望しているんだよね」
勇介「アメリカは大東亜戦争時にも日本への徹底攻撃を支持した、それはお互いの国家の人々をまるで知らないという愚鈍によって生じた。それが現代において起きているのが日本と中国だ、日本人は中国人とネットでさえもやりとりする機会が無い、これは危険な状況で直ちに互いの国家の国民が大勢それぞれにやり取りして友好を深めるべきだ」

 勇介「そのときがやってくることに対して、日本人は各自が対策を打ち立てなければならない。それは現存する日本人全員が、自分自身の私小説(記録)を残すことである。それによって、日本国内では、現実的には一体どのようなことが行われていたかは、確実に描かれなければならないであろう。それらの記録が残されることによって、確実に、人間の営み、ということが明らかとなって行く。しかしそこにおいて、自分の人生に恥ばかりが存在し、それらの記録ができない、ということになれば、確実に不幸が発生するであろう。日本人でプライバシーが大切な奴っているか?プライバシーを大切に扱ってるのは欧米人で怪しいからっていうのはないか?日本人は皆普通だな」
一郎「一つ言えることはプライバシーを大切にしている人間は裏でなにやっているかわからない、ということ」

 勇介「中国もアメリカも日本も行われるべきことは、正に格差是正である。習近平が中国においてそれに着手しないのであれば、隣国の小国家の立場としてそれを主張したい、天安門事件を目の当たりにした日本人は天安門事件を中国人に伝え、中国の格差是正にも一役買うべきである。中国の格差是正には、中国でも自動体システムとAIが導入されて、誰もが現場管理責任者の仕事をするようになるべきであろう」
亮一「人類の労働からの解放が世界レベルで起きることに現実味が出てきたね」
一郎「そんなの無理だ!」

 勇介「そしてヨーロッパにおいて、行われるべきことは、消費税導入などではなく、歳出からの財源確保である、しかしそのためには、現実的に新しい事業が作り出されなければならない、その一つとして『自動体システム』と『AI』と『ネット議会』などがある」
一郎「ネット議会はまだ詳細に決められないとだめだろうな」

 勇介「天皇陛下と私の左的主張が共存されれば良いであろう。天皇陛下が象徴天皇制の元において在位し、労働者の幸福が実現されれば良いであろう、要は右と左の要素の良い部分は活用されるべきだ」
亮一「そういった意味で勇介のマルクス暴力革命を否定する新左翼は意義があるね」
一郎「人は現状と違うことはまるで受け入れない、というところが現実だ」

 勇介「なおヨーロッパの政争は英保守党と仏~党の結託派と英労働党と仏社会党の結託派の連携により国を超えた争いとして明らかとなる可能性がある。そして世界は平和実現のためにそれを求める。私は明らかに労働党側の人間である。労働党側の人間が兼ね備えなくてはならない能力が、新しい事業を作り出す能力である」
一郎「何回も言うけどこれには先天的問題と後天的問題がある」
勇介「皆ひっくるめてできるようにすればいいじゃん、そして『好きこそものの上手なれ・継続は力なり・ネバーギブアップ・ひとの適宜な批判は聞き入れる精神』があればどんなことも実現できる」

 勇介「保守とは、基本的に過去を理想とし、過去の維持を目指す。そこにおいては将来における、夢が無い」
一郎「でも英労働党にも未来はないゾ!」
勇介「だから俺が新しい党作ったんじゃん!」

 勇介「格差社会反対デモの人々は、自分達一人一人の意見を集約した執筆書を作成し、それを米与党に提出する、ということも考えられる。なお私は革命ということは絶対に実行しない、なぜならば、日本には、守られるべき天皇制があるからである。そこで私は、実現可能な事業案を発表する、ということと、執筆と発明によって新しい意見を作り出す、ということを基本的に行なっていく」
一郎「まあお前が暴走したときは俺にまかせろ」

 勇介「高い国際競争力が付くためには、製品の価格が安くなることが考えられる、製品の価格が安くなることは新規参入によって行われ、無駄な経費節減がおこなわれる、そうすると、給料が安くなって行くことが考えられる、そうすると、物価安がもたらされる、そうすると、日本の対中国、韓国の企業の国際競争力は実質的に上がる。株価が安くなれば、自動的に多くの購買者が出現することが考えられる、これはインフレターゲットの全く逆の理論である」
一郎「インフレって金の価値失わせて『使ってしまえー!』の発想だろ、あまりよくないよな」

 勇介「基本的に世界の現状は、こずるい者が成功し、優しい者が損をする状況である。これは是正されるべきである。いわずもがな搾取する人間が、搾取を許す人間から搾取している、この搾取率は将来的には是正されるべきである、まあこずるいばかりではなく有能な面もあるかとは思うけどな。搾取を削減するには超漸進的に人の賃金を1000万円と500万円にしようかと思う」
亮一「まあこの案も将来は暗殺者に狙われる可能性が強いな」
勇介「だから超漸進的に実行するって言ってるの」

 勇介「世界の先進国の政治家は弱い者の立場を最低限は尊重しなければならない状況がもたらされる。なぜならば、弱い立場の者達が実力を付けて行くから、そしてそれは正論である」
一郎「でもアメリカは弱小国のインフラを整備して、その国に多額の借金を背負わせているっていう現実はあるゾ!」
勇介「それは出来る限り防がれるべきだな、だから国連が大きな権力を持って国際法を大きく振りかざすべきだと思う。そして国連は戦後レジームは超えるべきだ、現実的に独と日は常任理事国入りの実力を備えている」

 勇介「私は、ほとんどのことでは中国の味方であるが、あることでは、中国の行動に反対する。それは国家の領土拡張政策である。中国のアジアにおける、領土拡張政策は、後の世の歴史家からは、痛烈な批判を受けるであろう」
亮一「中国もチベットウイグルに侵略したんだから戦前の日本にはどうのこうの言えない立場だよな」
一郎「中国は味方になる要素が一切ない!」

 勇介「第一次農地改革と第二次農地改革によって、日本には、多くの平等がもたらされた、多くの小作農が自作農になったことには高い価値がある。農業の大規模化などということは、寄生地主制が復活され、多くの自作農が、小作農になる状況に等しい。だから安倍政権の農業集約化に私は反対する」
一郎「TPPは破棄されたけど、TPPが成立していたら日本の農家が工場労働者になることを意味していてだから破棄されて俺は良かったと思ってる」

 勇介「私が自分の時代において、使命である、と感じていたことは、日本がいかにすれば、戦後レジーム体制の中で、多くの国々に総スカンを食らっている状況を改善させることができるかにあった。ドイツ・イタリアが力を蓄えてきたことによってその状況は少しずつ脱却している。オランダのパートの値段が高いことにも意義がある」
一郎「今世界でリーダーシップ取れる国って独のメルケルだね」
勇介「俺メルケル好きだわ」

 勇介「宗教とは、信じる者が多ければ、その世界が生まれるものなのかも知れない。信じる者は救われると良く言われるもんな」
一郎「まあないだろうな」

 勇介「信じれば、その頭脳の状況は、確実に、生前から死後にもたらされることが考えられる、もしかしたら、それが重要であって、信じるということが人々に死後の世界を作り出させ、信じる、ということが、死後の世界への橋渡しとなるのではないかと考えることは考えられる、この場合は衆生が求める全ての宗教に効果がある可能性がある、と考えることが出来る、信じる者は救われるという諺は諸宗教が共存する道として考えられることである」
一郎「俺は戒律が厳しいイスラム教が信じるべき宗教の一つのように思える、テロで死亡する人数が多いということで、イスラム教を真剣に考えている人間は多いかと思う」
勇介「でもテロはまずい、人間はあくまでも人生を有意義に楽しみ、その後に死に臨んでも遅くはないと思う、イスラム教の人間はもっと現世をエンジョイしてもいいのではないか?と思う。そしてイスラム教が寛大な宗教ならば、人々にアッラーに対しておでこを床にすりつけひれ伏せさせることはないかと思うけどな」

 勇介「人間は誰もが、死の運命を背負っている、ゆえに、人間には確実に宗教の必要性がある、そこにおいては、欧米の現実路線、科学のみの研究さえ行えば良い、という考え方は人々それぞれにとっては不十分な考え方である。現実主義者は死ぬときにとてつもなく寂しい思いをするが、それから避けるためには、便宜的にでも何らかの宗教を信じ、死の瞬間の恐怖を乗り越えるべきである、と思う。俺は根っからの神道・儒教・仏教の三つの宗教の混然一体を信じる者であって、キリスト教イスラム教ヒンドゥー教ユダヤ教には理解はある。そして神道と儒教と仏教の混然一体の信奉が侍精神の大本である、しかしそれぞれの宗教をそれぞれの宗教の人々が互いに尊重し合う時代が来れば素晴らしいと思う、そのためには異教徒の宗教書も読んでみるべきであると思う」
一郎「そんなことに価値はないね、異教徒が異教の宗教書を読んでも宗教上の解決はなされない」