i pensano ...... -4ページ目

i pensano ......

音楽、アート、映画、本…twitterの140文字では伝えきれない作品の感想、自分で思ったことを綴っています。

清子と夫は、船旅の途中で嵐に遭い、無人島に漂着する。
この東京島には、16人の若い日本人のフリーター、6名の中国人も流れつき、23人の男性と唯一の女性である清子の生活が始まる。
日本人フリーターたちは、この東京島で生きていくことを決めるが、清子はどうしても日本に戻ろうと、したたかに行動する。

実話に基づいた話なのは良いとして、正直これは今の「逆ハーレムもの」の流れに乗ったのかな?と思った。
この作品から、残念ながら私は得るものがなかった。
感じたことといえば、清子のしたたかな部分。
ここはやはり女性と男性の違いなのかな?とは思ったけど、それ以上のことは感じとることができなかった。

でも、清子が女王みたいに、島でスカーフを服にしている部分は、良かったかな。
もしかして…と思ってたけど、やっぱりエルメスだった。

ストーリー: 60
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 60

師範学校の教授、青地と元同僚の中砂は、旅先で芸者の小稲に出会う。
しばらくして中砂が結婚したというので、青地が尋ねると、妻はあの小稲にうりふたつの女性、園だった。
青地と中砂と小稲、そして園と青地の妻。5人の関係は…?

見ている時に「フランス映画っぽいな」というのは感じた。
あと、シュヴァンクマイエルの作品にも似ていると思った。

この作品は1980年代の映画で、あまり同じ時代の邦画を見ているわけではないので、この時代の作品はみんなこんな感じなのか知らないけど、すごい耽美な映像に惹かれます。
眼球を舌で舐めるところ、梅の花粉で赤い斑点が出ている青地の妻のカラダがとてもドキドキさせられた。
ただ、ストーリーを1回見ただけで把握するのは難しい。
でも理解するというよりかは、映像美を堪能しつつ、なんとなくのストーリーを把握しながら見るのがいちばん正しい見方な気がする。
(個人的には、表現がちょっと雑というか、分かりづらい内容なんですよね…)

それにしても、曲「ツィゴイネルワイゼン」は、とても切なくて耽美な雰囲気があって、映像に合っているなぁと感じた。
あと、大正時代の鎌倉が舞台なので、大正ロマンがあふれる映像が、更に耽美な世界を表現されている。

時間を置いて、また見てみたいな。

関係ないですが、アラーキーがスチールで参加していました。
あと、ちょうどこれを借りた日から数日後に、中砂役の原田芳雄さんが逝去。
とても男っぽい演技がステキでした。
ご冥福をお祈りします。


ストーリー: 85
キャスト: 80
演出: 65
ビジュアル: 80
音楽: 80

「ゲンスブールと女たち」を見てきました。
ジェーン・バーキンやブリジットバルドーなどと浮き名を流してきたセルジュ・ゲンスブール。そんな彼の人生を撮った作品です。

そもそもゲンスブールのことは、ジェーン・バーキンの曲「ジュテーム・モア・ノン・プリュ」を作った人としか知らなかったけど、昔からいわゆる「おませさん」で、大人びてた感じ。
でも、こういう人が生まれるのは、フランスだから…そして当時嫌われていたjurishだからかな?と思った。
こんな人、今の日本には生まれないよ。
芸術が発展していて、差別があった昔のフランスだからこそ、彼は作られたのだと思う。

この作品を良いか悪いかというのは、愚問。
サントラは絶対に買いだと思う。もう映画の中で流れる音楽は、名作以外、何ものでもない。

これは、ちょっとマニアックな映画の配給会社であるクロックワークスが配給しているものの、ゲンスブールの映画なので、「意外とメジャーなとこも押さえてるのかな?」と思いきや、やっぱりマニアックなとこはあった…。
でもしかたがない。その部分を押さえてもおもしろかったんだもの。ずるい。

「ゲンスブールと女たち」サイト



ストーリー: 80
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 85
音楽: 90