夜寝ている時に、痰が垂れてきて声門あたりを刺激して咳が出る。
痰を掻き出すために何度も起きた。
不快…。
鼻を噛むと面白いくらい黄色い痰が出る。
朝、起きると若干まだだるい。
昨日のツアーで大分疲れたというのももちろんある。
マラケシュで終日使えるのはこの日が最後。
明日の便でスペインのバルセロナに行き、明後日の便で中国経由で成田へ帰る。
正直、マラケシュは長く居すぎた。
そして思ったほど居心地は良くなかった。
ここにくる飛行機の機内でマラケシュ辺りの景色を見て思った「なんか疲れそう」という直感は正しかったと言える。
2025/12/12 欧旅㉓ マラケシュ1日目 マドリードからマラケシュに移動 | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ
私はもうマラケシュでやりたいことはほぼやった。
思い残すことはない。
妻にどうかと聞くと、旧市街のスーク(市場)でのウィンドウショッピングがし足りないという。
今の宿の宿泊代を払うために現金を用意しなければいけないので、丁度フナ広場に用がある。
なので本日は、妻には道中スークのウィンドウショッピングを楽しんでもらいながらフナ広場へ向かうことにした。
宿からスークに入るまでは、かなりローカル色の強い道である。
この辺りの地元の人はこういうところで食材や日用品を調達しているのだろう。
ロバがいてわかるように、ビックリするほど汚いわけではないが、衛生状態はあまり良くない。
ウィンドウショッピングというわけだが、スークにウィンドウがあるわけでなし。
値札がついてない店も多いので、結局交渉だろうし、店員さんに話しかけられるのも面倒だし、かと言って店先は危ないので安心して商品をみることも難しい。
マラケシュの旧市街のスーク(市場)の路地は、道が狭いのに人やバイクやカート、ロバなどの往来が激しくとても危ない。
油断するとすぐ後ろにバイクがいることや、こんなところからバイクが飛び出してくるのか!ということも少なくない。
前後左右に神経をとがらして注意をしなければならない。
マラケシュには10日位いたので慣れるかと思ったがあまり慣れた気はしない。
もっと長くいたら慣れるのだろうか?いや、長くいたらその分だけ事故に遭う可能性が増えるだろう…というのが私の個人的な感想ではある。
なので、とりあえず事故らないうちに帰国したいというのが正直な心。
一度、遅く動くオジサンの手押し車と私の体の間に娘の足が軽く挟まり、娘が「いたい、いたい、いたい」と言い出した場面もあったが特に怪我はなかった。
事故なしで日本に帰るのが前提。
今まで何もなくて良かった。
でも、よく見かける道の真ん中を呑気に歩いてる白人は絶対事故ってると思う。
どこの国でも、どんな場所でも、飛ばし屋のドバイバーはいるもので、マラケシュでも危険ドライバーは結構見る。この狭い路地でさえも…
この二者が鉢合わせたら事故は少なくないはずだ。
(マラケシュ メディナでのバイク事故)
簡単にしらべたところ、思ったほど重症事故というのは多くは無かった。
が、軽微な事故はやはり多い様子。
「紙一重で避けている状態が常態化」。この言葉に集約していると思う。
今回の旅では、深刻な事故は見なかったが、観光客とバイクの軽い接触事故は10件は見た。
(実際娘は軽く接触している)
妻は結局、フナ広場の近くの開けたところの土産屋でゆっくりお土産を見た。
確かにこのあたりならバイクを注意しないで安心して商品が見られる。
それで目的を達したようなので良かった。
その後、近くの両替所のATMへ。
宿の宿泊費のために2800ディルハムの現金をおろした。
しかし、驚くのは円安。
私がいる間だけで、ディルハムに対する円の価値がまた下がった。
この前来たHotel aliでは1万円で572ディルハムになったのが、今日は562ディルハムにまで落ちている。
2025/12/13 欧旅㉔ マラケシュ2日目 Menara Mall、フナ広場 | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ
うなぎ登りとはこのこと。
いや、うなぎ下がりか…
我々がモロッコに来た12/12からもガンガン上がっている…
2800ディルハムは大体1ディルハム=17円で考えれば48000円くらいだが、余計な手数料を取られてしまった。
前の二つのリヤドが最高すぎたのはあるけど、この宿は少しいけてない。
スタッフはフランス語は喋れるけど英語はあまりなので仏語が難しい我々とはコミュニケーションに難があること、宿泊代がカード払い不対応なので現金調達に余計な手間とお金がかかったこと。
外国人が、5万円近い(4泊分)現地通貨など持ち合わせているわけがないだろうに。
それと、洗濯物を頼んだのだが金を取られた。
事後に100ディルハム(約1750円)と言われた。
前2つのリヤドでは500〜1000円位のチップは渡していたが、お金を要求されることはなかった。
今回も、洗濯を頼む前にチップとして50ディルハム(約880円)くらいスタッフに渡したら後からオーナーが、洗濯機を回すお金を含めて全部で100ディルハムになるので、追加で50寄越せと言ってきた。
少しびっくりして英語で説明するが理解してくれないので、google翻訳でアラビア語に訳して「ここの前に2軒のリヤドに泊まったが、洗濯代を要求されることはなかった。お金がかかるなら洗濯を始める前に言って欲しかった。その値段ならお願いしなかった」と伝えたら、暫く考えて、「わかった、追加の50はいらない」と言ってきた。
部屋にbooking.comの2016年のなんとかアワードを取ったいうようにシールが机に貼ってあったし、現在の評価もまぁ高くはあるが、もしかしたら落ち目、あるいは時代の変化についていけてないのかも。
いずれにせよ、マラケシュでは3軒のリヤドに泊まり、色々と勉強にはなった。
当たり前と言えば当たり前だが、それぞれのリヤドの運営方針は似ているところ違うところが色々あるのだなと体感した。
ちなみにこの宿のオーナーは女性で「ナディア」という名前。
ナディアといえば、妻の叔母(父のすぐ下の妹)でハムナやEくんの母もナディアという名前だが、イスラム圏で多い名前なのか?
個人的にナディアと言えばこちらだが…
(ナディア イスラム圏に多い名前?)
やはり。
アラビア語で2種類あるようだ。
① نادية (Nādiya(h)、ナーディヤ)
「朝露」、「優しい」、「繊細な」、あるいは「呼びかける者」
② ندية (Nadīya(h)/Nadiyya(h)、ナディーヤ)
「露で湿った」「雨が降る」「寛大な」「気前が良い」
パキスタンの親戚の方はナーディアといってた気がするから前者かな?
ちなみにロシア語では、「ナディア」は「ナデージダ (Nadezhda)」の短縮形・愛称で、「希望」を意味するようで、ヨーロッパ圏でも「ナディア」は人気の名前らしい。
前述の「ふしぎの海のナディア」も全編を通じたテーマが「希望」らしいので、ロシア語の方から取ったのかもしれない。
ちなみに名前を考えたのは宮崎駿という情報も見た。
さて、話を戻そう。
両替のあとは、フナ広場で妻子と鳩を見ながらぼーっとした…
その後、一昨日のコワモテのオジサンのところでフルーツジュースを買って、飲みながらまたフナ広場でぼーっとして…
2025/12/20 欧旅㉛ マラケシュ9日目 娘のために馬車に乗ってゲームセンターへ | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ
そして、近くのクトゥビーヤモスクの前に来て。
モスクのミナレット(塔)を見てまたぼーっとして…
格好良い。
クトゥビーヤモスクの庭園で娘が一人遊びするのを見てまたぼーっとした…
職業柄、ぼっーとすること自体が「悪」な雰囲気があるが、妻がたまにはぼっーと何もしないでいるのも大事だよって。
まぁ、確かに。
というか、本日も結局体調が良くない。
だるさがひかない。
黄色い痰が鼻を噛むと面白いくらい出てくるのが止まらない。
熱は多分ある。測ったら意外に高そうな気がするが、それを知ると動けなくなりそうなのであえて測らない。
まぁ、結構動けることは動けるのでそれなら良いかなと。
庭園で遊んでいる娘。
向こうの方からこっちに走って戻ってきたと思ったら後ろにお姉さんをくっつけて帰って来た。
何かと思ったら、頭にスカーフをつけた現地人のお姉さんが娘をギュッとしてチュッとしてくれた。
可愛いのでついつい追いかけてきてしまったとのこと。
ありがとう!
こちらの人は、かなり娘を可愛がってくれる。
やっぱりスペインは結構塩対応だったな。
ただ、娘がイスラムの女性に多少なりモテるというのはある。自身にパキスタンの血が入ってるので多少なりの親近感はないことないと思う。
しばらくするとイスラム教の礼拝時間を告げるアザーンが始まった。
ここのアザーンはパキスタンで聞いたのと若干違う?
そもそもアザーンって何を言っているのかと疑問に思ったのだが…
(改めてアザーンとは)
(アザーンで言っていること)
改めてアザーンをきちんと聞いたらai先生の示した1~7の通りだった。
おそらくパキスタンでも言っている内容は同じだと思う。
別物に聞こえたのは、アザーンは録音でなく肉声の放送だから個性が出たのかもしれない。
今後Eくんに確認してみよう。
その後宿に戻り、宿泊代払った安心感で宿の部屋でぼーっとして…
宿のルーフトップから微妙な夕焼けを眺めてぼーっとして…
昨日と同じ店で夕食にシュワルマを食べた。
やはり美味しかった。
明日は移動だから今日はしっかり休めたと思う。
23時には就寝。





















