本日より本格的にグラナダ観光。

 

朝930位に出発。

 

 

「アルカイセリア」へ。

 

 

ナスル朝時代の重要な市場があったところ。

1843年に火災で焼失したが、元の様式を尊重しつつネオ・ムーア様式で再建された。

現在もイスラムの息吹を感じられるショッピングエリア。お土産屋が並ぶ。

 

(ネオ・ムーア様式)

 

 

 

確かにイスラムっぽい。

 

 

 

モロッコも似た感じなのだろうか。

 

 

その後、通りがかった店でグラナダのお菓子を試す。

「ピオノノ」というお菓子。

 

 

(ピオノノ)

 

 

シロップ漬けのロールケーキ。

 

昔のローマ教皇ピウス9世(Pio Nono)にちなんでつけられたと。

 

(ピウス9世)

 

 

 

社会の近代化の中でカトリック教会の在り方が問われる激動の時代に教皇に在位したらしい。

ピオノノのお菓子は彼が作ったのではなく、ai先生によれば彼のふっくらとした姿や王冠にちなんで名付けられたとのこと。ある意味風刺なんでしょうか。

 

 

 

本当にシロップ漬けですごく甘い。アルコールが入ってる?と思ったが入ってないのか。

娘は地面に這いつくばりながら食べていたがあまり好きじゃないと。私と妻は好き。どちらかというも大人向けのスイーツ。

が、サイズは小さくて1つ1.8ユーロ(約330円)。ポルトガルのエッグタルトの方がリーズナブル。

 

 

その後、アルバイシン地区に向かう。

 

 

(アルバイシン地区)

 

 

 

 

グラナダで最も歴史のあるイスラム教徒の居住区。

アルハンブラ宮殿のタホ川を挟んだ対岸にある。

レコンキスタ後は、キリスト教文化が融合したが、歴史的景観は保たれている。

 

 

中心に向かって上り坂が続く地区である。

展望台の方を目指し、坂を登り続ける。

 

 

途中、振り返るとアルハンブラ宮殿が見えてはっとする景色。

 

 

白壁の綺麗な地区。

 

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サンニコラス広場の展望台に到着。

すごい人。

 

 

確かに景色は綺麗。

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その後、ラルガ(Larga)広場というそこまで大きくない広場で昼食を考えたが、どこも高いしそこまで惹かれなかったので結局近くの小さいスーパーで買い食い。

イスラム系の店員さんだったが、スペインに来て一番優しい接客だったかもしれない。

 

ラルガ広場で昼食を食べてたら段々と人が増え、どこらからともなく音楽が。

 

何か来た。

 

 

実は今日もスペインの祝日。

一昨日は憲法記念日だったが、今日は「Inmaculada Concepción(無原罪の御宿り)」の祝日だという。

 

 

非キリスト教徒の私にはピンとこないが、イエスキリストの母マリアが「原罪」とは無縁な特別な存在であることを祝う日らしい。

ちなみにこの概念を教義として公式に定めたのは、先程のお菓子「ピピノア」の名前の由来になったピウス9世だという。

 

 

先程の画像をgoogle レンズでai検索にかけたところ、セビリアの宗教行事との結果になった。

 

 

しかし、時期を考慮すれば、まぁ今回とは直接関係ないか。

が、同じアンダルシア州の都市だし、全く関係なくはないだろう。

 

 

 

後ろに音楽隊もついていく。

 

 

神輿が行った後、疲れた娘が地面に横になる。

 

魔法陣から召喚されたみたいになった。

 

 

近くに来たので「ダール・アル・オッラ宮殿(Palacio de Dar al Horra)」へ。

 

 

「ダール・アル・オッラ宮殿」

 

 

ナスル朝最後の皇帝(ボアブディル)の母親が住んでいたという。

この母親、グラナダ陥落後にモロッコに逃げた際に、ボアブディルがグラナダを振り返り涙したのを見て、「男なのに女みたいに泣くな」と説教した。

 

この有名な絵の左がボアブディル率いるナスル朝側、右がグラナダ大聖堂を使ったフェルナンド王、イザベル女王率いるスペイン側。後ろにはアルハンブラ宮殿が見える。

 

 

アルハンブラ宮殿の威容は今と変わらない。

 

 

「ダール・アル・オッラ宮殿」は「宮殿」という名のイメージ程はデカくない。3〜4階建ての別荘という感じ。

 

 

が、イスラム装飾綺麗

 

 

窓からの景色も絶景。

⬇️は北側

 

⬇️は南側。シオラネバダ山脈とその手前にアルハンブラ宮殿が見える。

 

入場料は一人8ユーロ(約1450円)だったが、他4施設の入場料もセットになっていた。お得チケット。

 

退場し、歩いてたら近くに小さい教会。

とりあえず入ってみたら内装が神秘的だった。

 

 

「サン・ミゲル・バホ教会」というらしい

 

 

普通に小さい教会だったが、土地柄やはり歴史が深い。

こちらもモスクを改造して作った教会。

 

こちらの写真では雰囲気は出てないが、光の使い方が絶妙で上部が天界みたいにもやがかっていて神秘的だった。

 

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折角なので「ダール・アル・オッラ宮殿」の入場チケットにセットで付いてた施設を回ることにした。

 

 

急坂を降りて「El Banuelo」へ。

 

(El Banuelo  歴史)

 

 

グラナダで最も古いアラブの浴場(ハマム)。

11世紀に建てられた。

 

現在のハマム。

 

 

ゴージャス。

 

⬇️「El Banuelo」。昔のハマムの遺跡。

 

 

天井とか今のハマムに面影を残す。

 

 

娘が柱に突進しようとして慌てて止めたが、耐久性はいかに?

 

 

すぐ近くの「El Maristan de Granada」

ここもセットのチケットで。

 

(El Maristan de Granada 歴史)

 

 

ナスル朝時代の病院。

 

手前の塀に囲まれた跡地?が遺跡。

 

 

文字による展示は充実していたけど。

googleでの評価も微妙だったしこんなもんか。

 

 

 

次は同じチケットで無料の「Casa Horno del oro」

 

 

元々はムスリムの家で、後からキリスト教要素が入った住居。

そこまで大きくない。大体上の写真に収まるっているのが全て。さらっとだけみた。

「良いお宅ですね!」という感想。

 

 

次!

サクロモンテの丘にある「サクロモンテ洞窟博物館(Museo Cuevas del Sacromonte)」

 

(見どころ)

 

 

ロマ族(ジプシー)の洞窟生活を見学できる。豊富な資料付き。

 

 

使ってた道具などが飾ってあり、生活の様子がよくわかった。 

 

家具や日用道具はスイスにある(アルプスの少女)ハイジ博物館の展示物に似ていると思った。

 

まあ自然と共に暮らす点は共通しているか。

 

 

(ロマ族とは)

 

 

インドを起源とし、ヨーロッパ各地で移動生活をしていた。各地で迫害の歴史がある。ナチスによるホロコーストも経験(この辺りのロマ族ではないのだろうが)。

 

この辺りに住むロマ族がフラメンコを生み出した!

 

 

迫害の中での苦悩、日々の喜びを表現。

 

 

サクロモンテの丘には今も沢山の洞窟住居があり、フラメンコの店も豊富。

 

 

フラメンコは以前に見たことがあるし、娘が大人しく見ているとは思えないので今回はあきらめた。

 

サンセットを見るために「サン・ミゲル展望台」に登る

 

 

展望台には間に合わなかったが綺麗なサンセットだった。

 

 

 

もう少し上へ。

 

 

 

マジックアワー。

 

疲れたので「サン・ミゲル展望台」までは到達できず。

大パノラマ。今まで見た夕陽で一番綺麗だったかも。

 

 

写真に収まり切らないのが残念。

 

 

左から

①アルハンブラ神殿

②サンニコラス広場の展望台

③ダール・アル・オッラ宮殿(ナスル朝最後の皇帝の母が住んでた宮殿)

 

①のアルハンブラ宮殿は予約の関係で明後日に行く。

②、③は今日行ったところ。

 

 

今日は無茶苦茶歩いた

 

 

本日は月曜だが祝日。

昨日と同様グラナダ中心地は激混み。

レストランは諦め、夕食はスーパーの品。

 

娘を寝かしつかせるのに苦労した。

その後私は珍しく25時くらいまで夜更かし。

娘と一緒に寝るべきと後悔。