ホイアンの福建会館で祀られている「媽祖」を調べてる時に出てきた「東京媽祖廟」が気になってきたので、新宿に所用で行ったついでにチラッと見てきた。

 

2025/8/23 ベトナム5日目(ホイアン1日目)① ホイアン観光① | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

大久保駅の側

 

 

 

 

 

「媽祖」とは

 

http://www.maso.jp/?page_id=88

 

主に福建省や台湾で信仰されている「海洋を守る女神」。

 

 

「東京媽祖廟」

 

 

 

 

東京媽祖廟の開廟の経緯が公式HPに詳細に書いてあった。

 

http://www.maso.jp/

 

神託を受けてわざわざ台湾から媽祖廟を作りに来られたらしい

 

 

 

 

 

 

 

大久保駅に向かう路地。奥にちらっと見えた

 

 

真っ直ぐ行くとドンッ!

場にそぐわないカラフルな建物。圧倒的存在感

 

 

 

 

参拝については、こちらの記事を参考にした

 

 

 

 

https://san-tatsu.jp/articles/88252/#

 

 

 

 

こちらの記事に従って、受付で相談して見て回ろうと思った。

 

が…受付に誰もいない

 

張り紙も中国語ばかり…

 

 

「誰でも参拝ウェルカム」らしいがとても入りにくい雰囲気。

が、頑張って凸した。

 

 

 

 

 

記事では2階から攻めていたが、今回は2階に参拝客が数人。真剣に祈ってるので話しかける雰囲気でもなく、気まずいので上から見て回ることに。

 

私の今回の目的は、参拝というか中の様子を見に行くのがメインだったし。

あと、東京媽祖廟を見る時間は15〜20分位しかないし。

とりあえず参拝はいいや。

 

 

 

4階建て。

 

4階から攻めることに。

 

参拝対象の写真を撮ることが憚られたので、先程の記事の写真を見ながら気になったものをいつも通り調べていくことにした。

 

 

 

 

https://san-tatsu.jp/articles/88252/#

 

 

ブログの通り、正面奥に5体並んでた

 

 

 

 

 

左から…

 

 

大孔雀明王菩薩、薬師琉璃光如来佛、観音菩薩、地蔵王菩薩、準提佛母菩薩

 

 

 

出た孔雀!

タイ、ベトナムでも頻繁に孔雀をモチーフにしたモニュメントや物品を見たが…

 

2025/8/13 タイ15日目(プーケット3日目) カーニバル・マジック | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

2025/8/19 ベトナム1日目(ダナン1日目) ダナンへ | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

 

 

大孔雀明王菩薩

 

 

 

 

 

へぇ。

毒蛇や害虫を食べる孔雀が「あらゆる毒」を取り除く神聖な鳥!

仏教で神聖な鳥扱いされているのはこういう理由か。

 

 

壁にこんな写真も

 

 

空に顕現したということですね

 

 

 

 

あと気になるのは「地蔵王菩薩」

実は吉原の「吉原弁天池本宮」内にいた菩薩たちにも混じってました。

 

2025/9 東京都 吉原 | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

(コレ)

 

 

「地蔵菩薩」ですが。

 

これって日本でお馴染みの「お地蔵さん」と何が違うの?

 

地蔵王菩薩で検索したらやはり何故か「王」が抜けたけど…

「地蔵菩薩」

 

 

 

 

「お地蔵さん」

 

 

 

 

つまり、「地蔵菩薩」=「お地蔵さん」でいいんですね?

お地蔵さんて菩薩だったのか。

身近すぎて知らなかった。

 

ただ、地蔵菩薩がお地蔵さんみたいに身近な存在なのは日本だけらしい。

 

 

 

http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~nikaido/jizo.html

 

関西大学のサイトによれば、「なじみやすい「お地蔵さま」として出現することは、中国、あるいは東南アジアも含めた中華圏ではあまりない」とのこと

 

 

地蔵菩薩が日本で身近になった理由

 

 

 

 

どこかのタイミングで「日本古来の民間信仰である「道祖神」の信仰と結びついた」と

 

 

 

AI先生によれば、鎌倉時代が転機だったぽいです。

 

 

 

 

 

 

にしても、「菩薩」って種類多くないかって思いましたが…

 

「菩薩の種類」

 

 

 

 

まぁ、こんなもんか。

そんなには多くないな。

吉原の「吉原弁天池本宮」にいた菩薩様達も大体こんな感じの面子だった。

 

むしろ如来の種類の方が多そう

 

 

 

 

 

 

と思ったらこの4階、奥の5体の手前のテーブルにさらに菩薩が2体いる…

(すいません、写真無いです)

 

「伽藍菩薩」と「韋駄菩薩」

 

菩薩の種類はそんなに多くないな、と言ったそばから、さらに新たな菩薩の出現ww

 

 

 

 

「伽藍菩薩」

 

 

 

 

「伽藍菩薩」は関羽と融合したらしく、見かけは関羽らしい。

プーケットのホテルの受付にいた像は多分これだわ。

 

 

2025/8/12 タイ14日目(プーケット2日目) カマラビーチ散策 | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

 

 

続いて「韋駄菩薩」

 

 

 

 

 

 

 

足が速いのが特技。鎧つけてて重そうですが…

 

足が速いことの例えの「韋駄天」の語源の人。

へぇー

 

 

 

 

3階へ

 

https://san-tatsu.jp/articles/88252/#

 

 

奥にある三体は、いずれも「東京媽祖廟」の名前に掲げるられている「媽祖」様らしい。

左から顔色が、金色、肌色、黒色だったが何か意味はあるのか?

 

手前のテーブルには緑色の「順風耳将軍」と赤色の「千里眼将軍」

 

「順風耳将軍」と「千里眼将軍」

 

 

 

「順風耳将軍」

 

 

「千里眼将軍」

 

 

 

元々は妖術を使って人々を困らせたとあるように、顔は鬼みたいでした。

 

 

 

 

 

そして2階

2階には依然として参拝者が2、3人おりゆっくり見れなかったので、やはり先程の記事を参考に調べてみる。

 

 

https://san-tatsu.jp/articles/88252/#

 

 

 

真ん中にいるのが関聖帝君?

 

「関聖帝君」

 

 

 

 

三国時代の関羽が神格化された姿らしいです。

 

媽祖と関羽って何か関係あるんですか?

 

 

 

 

 

媽祖も関羽も神様で、セットで祀られることも多いんですね。

 

そういえば、媽祖をメインとして祀ってたホイアンの福建会館の壁に謎の将軍の絵があり気になってはいたが…

 

2025/8/23 ベトナム5日目(ホイアン1日目)① ホイアン観光① | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

(コレ)

 

 

こちらは顔色が赤でなく青。これも関羽?

 

 

あと、中華街には「横浜媽祖廟」があるってことで。

ここでも媽祖と関羽が共存しているらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

該当の場所は何回か通ったことあるし、この廟の外観も見覚えがある。

以前、よくわからないながらも少し覗いたことがある気がする

 

横浜中華街では媽祖関連のイベントも多いんですね…

 

 

 

 

機会があれば行きたい。

 

関羽と一緒に2階にいる「月下老人」とは?

 

「月下老人」

 

 

 

 

 

縁結びの神様

 

「運命の赤い糸」の由来か…

 

 

「韋駄天」といい「運命の赤い糸」といい現在でも普通に使ってる言葉や概念はかなり昔からあるんだな

 

この前杉田玄白の「蘭学事始」を読んでたら、「出藍の誉れ」とか「千載一遇」とかのワードが出てきたし、案外、現在使われている言葉の起源はかなり昔からあるものも多いんだろう

 

 

 

 

2階終了。

 

 

 

 

一階の受付(やっぱり人はいない)を素通りし、外。

 

実は向かいにも似たような建物がある。

1、2階は普通に何かの店舗が入ってて、3階だけ廟っぽい

 

 

 

 

「玉皇凌◯大◯殿」?

 

行ってみたら壁に説明書きが

 

 

日本語が若干怪しいけど、神託を得て玉皇上帝とその皇太子、王女含む5神をこの東京媽祖廟に迎え、この建物を2020年に竣工したとある。なるほど。

 

「玉皇上帝」

 

 

「中国の道教における事実上の最高神」

「地上や地底のあらゆるものを統べる神」

などパワーワードが…

 

ふーん。初耳です。

ただ、台湾、中国関連の観光地とか行ったらまた見る機会もあるのだろう。

覚えておこう。

 

 

 

 

以上。

 

 

20分程度でさらっと見させていただきましたが、とても満足しました。

知的好奇心を満たす新たな知識を得て、非常に勉強になりました。