読書日記2024-83
最高のウエディングケーキの作り方
古内一絵(著)
[中央公論新社2024年10月発行]
![最高のウエディングケーキの作り方 (単行本) [ 古内一絵 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/8431/9784120058431_2_12.jpg)
あらすじ
老舗・桜山ホテルで、憧れのアフタヌーンティーチームで働く涼音。 甘いお菓子を扱う職場の苦い現実にヘコみながらも、自分なりの「最高のアフタヌーンティー」企画を作り上げることができた。 そして、最初は対立していたシェフ・パティシエの達也との距離も変化していく。
――そこから3年、涼音に大きな変化がおとずれ…。
感想
前作から数年後、鈴音と達也が結ばれての話で、前作の面々も語り手として胸の内を吐露。
あぁ〜皆んな色々抱えているのね…
アフタヌーンティーは憧れで読んでいけたけど、今回はもっと現実的な話かも。
結婚って家と家のことという考えはまだまだ根強い!?
貰う!支える!と女性はものじゃ無いと言う気持ちは理解できるけれど、苗字についての涼音の拘りは強過ぎるような…
その辺りはやはり年代なのかな?
40年以上前にそんなこと考える女性は少なかったし、私自身は旧姓よりも夫姓が好きだったので何も迷わなかったもんで。
でも涼音の考えは決して間違ってはいないし、これからの時代は色んな選択があるようになるべきなんでしょうね。
『結婚と幸せは別だと思う』
それはそうだわな〜
ありがとうございましたm(_ _)m