読書日記2022-186
震える牛
相場英雄(著)
[小学館2012年2月発行]
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あらすじ
警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。 当時の捜査本部は、殺害された二人に面識がなかったことなどから、犯人を「金目当ての不良外国人」に絞り込んでいた。 しかし「メモ魔」の異名を持つ田川は関係者の証言を再度積み重ねることで、新たな容疑者をあぶり出す。 事件には、大手ショッピングセンターの地方進出に伴う地元商店街の苦境、加工食品の安全が大きく関連していた。現代日本の矛盾を暴露した危険きわまりないミステリー。
感想
先日読んだ『田川信一シリーズ』の第一弾。
パターンとしては 『アンダークラス』と同じですね。
小説とはいえとてもリアルです?!
これが事実だとしたら、もうスーパーマーケットやコンビニでは加工食品は買えなくなる…
消費者は、時に経済的政治的理由で食の安全性を脅かされるというのは現実なのかもしれないな![]()
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基本的には刑事小説、しかしどいつもこいつも裏では"正義"でないのがイライラ![]()
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警察組織も政府も自分たちを護るのはお手の物だけど、本当に護るのは国民だろう!!
相場作品はやっぱり勉強になりますぜ(^_^)v
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10月23日、アクセス数ベスト更新
ありがとうございましたm(_ _)m

