読書日記2022-81

いるいないみらい

窪美澄❨著❩

[角川書店2019年6月発行]

☆☆☆☆

 

いるいないみらい [ 窪 美澄 ]

 

  あらすじ

夫と二人の快適な生活に満足していた知佳(35歳)。 しかし妹の出産を機に、彼の様子が変わってきて……「1DKとメロンパン」
妊活を始めて4カ月が過ぎた。 時間がないとあせる妻に対し、夫の睦生(34歳)は……「無花果のレジデンス」
独身OLの茂斗子(36歳)は、単身者しか入居していないはずのマンションで子どもの泣き声を聞いて……「私は子どもが大嫌い」
子どもがいてもいなくても……毎日を懸命に生きるすべての人へ、そっと手を差し伸べてくれる、5つの物語。


  感想

子供が欲しい、欲しくない、必要、必要でない…

色んな考えの男女の気持ちが綴られてます。


以前読んだ《産む、産まない、産めない》 と内容的には似ているが、それほどに大人には心揺るがす問題でもありますね。


この本を読んでても感じたけど、その人の生育が影響している部分もありそうかな?!


どの作品もラストは「みらい」に向っている感じで、そこは良かったですスター


ありがとうございましたm(_ _)m