読書日記2022-10

【叶うならば殺してほしい】

古野まほろ❨著❩

[講談社2021年5月発行]

☆☆☆☆

 



  あらすじ

真夜中の吉祥寺で発生した謎の火事。
被害家屋から、片手錠で固く拘束された女子高校生の遺体が発見される。
他にも男3人が死線をさまよう中、唯一無傷で確保されたのは、その家に独り暮らししていたはずの被疑少年、T17歳。
Tが完全黙秘を貫く間、科学捜査を進めた警察は、この家における女子高校生集団監禁の実態と、彼女に2週間も加えられた言語道断の仕打ちを知り激昂する。


  感想

長かった…ガーン

単行本622頁、見ただけで怖気づいたチュー


以前も読んだ記憶がある著者、過去文調べたらありました!

『老警』 


その感想の中に「まどろっこしい」とあり笑っちゃった爆笑
そう〜今回もまさに読みながら感じていた感情だわ!

そうかぁ〜、この著者の特徴的な文体なのね魂

話としては嫌いじゃないけど、何となく読みにくい…ショボーン

あまりにも残酷で鬼畜な事件で読むのが辛くなるのと、なんか…細かい?説明が多すぎ?
「とまれ」は何?
つまり「まどろっこしい」爆笑

せっかく管理官をゴスロリファションにしたり、女性部下をギャルぽくしたりとユーモアをいれても、全然緩くならないのは???

著者の経歴=東大卒の警察キャリア、退官後に専業作家になる

真面目で堅そうなイメージだわてへぺろ

ありがとうございましたm(_ _)m