エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです![]()
映画が観たくなり、スケジュールをチェックしてみると
面白そうなタイトルがあったので、観てきました。
『WHERE DID RAMSES GO ?』
ポスターは窓の外にラムセス2世像![]()
内容は?
ドキュメンタリーとだけあり、あらすじが書かれていませんでした![]()
映画館へ入ると、外国人が多く![]()
座った後方からはフランス語が聞こえてきていました。
以前、ラムセス中央駅前に立っていたラムセス2世像
主人公(監督)がラムセス広場の近くに住んでいて、
幼いころからなじみの深い像でした。
ラムセス広場の名前がつく前は、
鉄の門広場、
その前は、クイーン・ナズリ広場で![]()
当時は、ラムセス2世ではなく、
現在は、ギザ動物園前に立っているエジプトの彫刻家マハムード・モフタ―ルが作った
像が設置されていたそうです![]()
ラムセス広場に立っていた当時の様子
元々、メンフィスのミト・ラヒーナにあったラムセス2世像。
ガマル・アブデル・ナーセルによって、
1952年の革命の2周年を祝うために、修復され、1955年ラムセス広場へ移されました。
その後、2006年にうやうやしくギザへ帰る(?)までを追ったドキュメンタリー
ラムセス2世がラムセス広場を離れる8月25日の夜、
民衆が集まり、踊ったり、拍手したりと大騒ぎ。
エジプト人が古代のラムセス2世像に興味があるなんて思いもしなかった![]()
ラムセス広場に50年以上立っていた像に対して、
お疲れ様、次の場所でも頑張ってな!と激励するかのような民衆の熱とは
対照的なゆる~い、気が抜けるリズムの楽器隊の音楽に合わせ出発![]()
そのときのラムセス2世の表情は、
『今度は余をどこへ連れていくのだ?(やーめーてー!)』に見えました![]()
ラムセス2世が立ったまま、フェリーで運ばれているように見える![]()
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ラムセス通り ⇒ タラアト・ハルブ通り ⇒ カスル・エル・アイニ通り
とダウンタウンを抜け、
ノロノロと進み、ギザへ向かいました。
移動時間は10時間![]()
その間、どこでも、みんな大騒ぎ![]()
めったに見られない光景ですもんね![]()
現在は、大エジプト博物館の入口に立っています。
劇中、耳に残る印象的な歌が流れます。
聞き覚えがあるなぁと思ったら、マカーンという場所で見られるおじさんの歌でした。
1962年生まれの監督Amr Bayoumi、
監督の子供時代のこと、
ワフド党を支持していた父親のこと、
ラムセス広場に立つラムセス2世の笑える風刺画の数々、
ガマル・アブデル・ナーセルが亡くなった日のこと、
1977年サダトがイスラエルと和平交渉を行った際に荒れた街の様子や、
2011年の革命時の様子。
そして、最後に流れるラムセス2世がアイスクリームを食べるアニメーションは、
1960年後半から1970年代初頭のもっとも有名なコマーシャルだったそうです。
コマーシャルの歌詞
『ラムセスはどこに行ったのですか?
ピラミッドのクフにところに行ったのかもしれません。
彼を探しましたが見つかりませんでした。
彼はハトシェプストを訪れているかもしれません。
しかしまだ彼は見つかりませんでした。
ああ、ここにいます。
ラムセスはどこにいましたか?
アイスクリームを手に入れていた。
どこから?
ミスルデイリーから、
その製品はいたるところにあります。』
井上陽水の「夢の中へ」を思い出しました![]()
ラムセス2世像を軸に
エジプトの王政後の近代史を見たような感じで面白かったです。
最後のコマーシャルだけでも見たかいがありました![]()









