40年ぶりに日の目を見た肖像画たち  | エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベル

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カイロは20度を超える気温で、とても過ごし易い季節に入りました晴れ

数日後には、ひょこっと25度を超えるようです。

 

現在、ザマーレックのアートセンターで開催中のこちらに行ってきました。

元はアイシャ・ファヒミーの宮殿でした。

中へ入ると

小ぶりな宮殿は、アレキサンドリアのロイヤルジュエリーミュージアムのようです。

後期のアブディーン宮殿に携わったイタリア人建築家、Antonio Lasciac作の宮殿。

展示物は、ムハンマド・アリーから始まったムハンマド・アリー王朝の面々の肖像画

本やネットで見ることができる肖像画が並んでいました。

こちらの肖像画たちは、オペラハウス敷地内にある40年閉鎖されている博物館のものだそう!

そんなところに博物館があることすら知りませんでした!

肖像画を見てみたくて、ずっとどこにあるんだろうと思っていました。

当時はどこの宮殿に飾られていたのでしょうか。

40年ぶりに日の目を見た肖像画

いい仕事しましたね!!!

 

肖像画に加え、宮殿内も目を見張ります。

 

だまし扉のような衝立。

太陽の光を受けたステンドグラス

雰囲気の違う1室は、当時の日本大使よりアイシャ・ファヒミーへプレゼントされた部屋目

この部屋でエジプト人女子たちがキャッキャッキャッとセルフィーを撮っていましたニヤニヤ

日本風というよりも、中国風に見受けられますが、どういったいきさつで、この部屋がつくられたのでしょうかはてなマーク

 

数あるムハンマド・アリー朝の肖像画の中でも、

名もなきムハンマド・アリー・ファミリーのひとたちの肖像画が気になりました。

 

ムハンマド・アリーが生きていた1841年に描かれた

当時の服装、暮らしぶりが見えてきます。

利発そうな男の子は大人になって何をしていたのだろう。

 

そして名のある印象に残ったプリンセス

気の強そうな奥さん(注釈には誰の奥さんか書かれています)

 

肖像画とご本人の写真

興味がわいたプリンセス

宮殿の中でも毛皮のコートを着ている、暖炉などはなく、寒かったのでしょうか。

 

見どころは、1900年初頭にできた宮殿と、

絵から飛び出てきそうなリアルなフアード王の肖像画の数々と

地下の部屋で見られるファミリーツリーです。

英語表記とアラビア語表記のものがあります。

他には、ファミリー由来の銀食器や、箪笥のような家具も展示されています。

ポスターで知った今回の展示は、

入場無料で、金曜以外、午前9時から午後9時まで開いています。

パスポートがないと入れないのでご注意を。

 

庭からみられるナイル川の景色も素敵な場所ですデレデレ