9年ぶりの開館!!ローダ島にあるマニュアル宮殿 | エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベル

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3月に入り、やっと暖かくなったカイロ

『いいニュースがあるよ。』と、ニコニコしてやってきた英語スタッフのワエルさん
教えてくれたのは、去年の断食月にあった人気ドラマ『サラヤ・アブディーン』が
昨日から再放送が始まり、それが終わるとパート2がそのまま始まるとのこと。


ご紹介するのは、ドラマの舞台になったアブディーン宮殿ではなく、
今回9年ぶりに開くマニュアル宮殿です目


このマニュアルパレスは、ロイヤルファミリーのメンバー、
ムハンマド・アリー・タウフィーク(1875-1955)の宮殿でした。


左)父はタウフィーク・パシャ    右)兄アッバース・ヒルミー2世

父や兄のように統治することはありませんでした。できなかったというか。。。

16歳で即位したファルーク王の摂政は3名体制。
ムハンマド・アリー・タウフィークは、そのうちのひとりでした。
(テーブルについている左側、中央はファルーク王)

すごくおじいちゃんに見えますが、それもそのはず、ファルークと45歳差あります。
彼の長年の野望は、ファルーク王の息子アハマド・フアードの出生によって砕かれました。

社交クラブ、ムハンマド・アリークラブの初代会長を務めました。
現在もそのクラブはダウンタウンにあります。

クラブが現在も運営されているかは確認していません。

ムハンマド・アリー朝の創始者、ムハンマド・アリーと同じ名前で、
同一人物!?かと、ごっちゃになりそうですが、別人です。

このうやうやしく飾られている肖像画が王朝創始者、ムハンマド・アリー・グレート(キビール)

壁のタイルの美しいこと

ムハンマド・アリー・タウフィークの奥様の部屋
壁に飾られている肖像画がフランス人の奥様だそうです。

もともと、彼の看護婦さんだったそうです。

イメージ通りの宮殿、宮殿してる!?トルコ風バロックテイストの黄金の部屋。

悪趣味~!(´Д`;)
なレジェンシーホールは公開されていません。

ムハンマド・アリー・タウフィークは珍しい植物で美しい庭をつくりあげました。
この宮殿の歴史をずっと見てきたであろう巨大なガジュマルの木です。

ときが流れ、持ち主が変わり、たくさんの植物はあるものの、庭全体がやせて見えます。

フランスの作曲家カミーユ・サン・サーンスが避寒先としてエジプトを訪れたとき、
彼のゲストとして、この宮殿にも滞在。
そのときに出来たのがピアノ協奏曲第五番だそうです好


マニュアルパレス 
金曜閉館 入場料100ポンド
9時から17時まで

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