アレキサンドリアから帰ってきた翌日、思い立って彼女のお墓参りへ!!
墓地は死者の町と呼ばれる場所にあります。
その死者の町の入り口でバラを7本買いました。
犠牲祭はお墓参りのシーズンなのか、花屋が多く出て、墓地へ行き交う車も多かったです。
お墓の門は閉じられており、彼女の墓守を探しましたが、おらず、近くの墓守がいうには、彼は山へ行った。
(山って、どこ!?)
待っててもしょうがないので、この辺の墓守の主のようなひとがさっきいたので、そこでたずねてみることに。
『(墓守の主は)中(お墓の敷地内)にいるよ。』
とお墓の中へはいっていくと
中に、ファウジィーヤの墓守が
わたしの姿を目に留めたとたん!Σ(・ω・ノ)ノ!
遠くから『ラッ、ラッ(ダメ、ダメ)!!』 ( ̄ー ̄;
なぜ、ダメなのか?たずねてみると
『彼女の息子がひとを入れるなと言っている。』
出た!息子!!Σ(・ω・ノ)ノ!
アレキサンドリアに行っってきたこと、隣人が話していたことなどを話し、
「近所のひとが、息子のことをマグヌーン(狂っている)って言っていたけど、それって本当のこと?」
顔の濃い(北斗の拳にでてきそうな)墓守は、首をたてにふり、
『彼女の葬儀を撮っていた奴がいて、そいつのカメラを取り上げて壊したよ。』
うわさ通りかどうかはさておき、とにかくおとなしい人ではないらしい( ̄□ ̄;)
彼女のお墓にはまったく入れなさそう。
当然!?!
目の前にあった墓石を指して、ファウジィーヤのお墓もこんな感じなのかと聞いてみると
『違う、平らなままだ。』
じゃあ、墓石みたいなものはなにもないんだ
だんなさんの隣に埋葬されたのだよね!?
『あぁ、娘の隣に埋葬されている。』
そうそう!
イスラムは男女お墓の入り口が別でした。
顔の濃い(北斗の拳にでてきそうな)墓守は
無駄なことはしゃべりません!!( ̄^ ̄)
なのか、もともと寡黙な性分なのかよく分からない・・・けれど。
聞くこともなくなり、間がもたなくなったので、バラを差し出し、彼女に捧げてほしいとお願いして帰りました。
次は、マァーディへ。
彼女が2回目の結婚後、10年間住んでいたうちへ
さてさて、おうちが見つかるまでにどのくらい時間がかかるかな?