エジプトの美しいひと~ファウジィーヤをめぐるたび 3~マァーディ編 | エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベル

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今日11月5日はファウジィーヤの誕生日バラ
さそり座の女。
今年の7月3日に92歳で亡くなりました。


アレキサンドリアの宮殿で生まれ、エジプトの実質最後の王だったファルーク王の妹

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イランのシャーと結婚し、一女をもうけましたが、9年後に離婚。

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エジプトの軍人と再婚し、アレキサンドリアで亡くなったファウジィーヤ。

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生まれた場所も亡くなった場所もアレキサンドリア

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離婚した年にエジプトに戻り、その後、エジプト人の軍人と結婚しました。
初めの結婚では、アブディーン宮殿と、イランの宮殿で、2度盛大にあげられています。
2度目の結婚では、兄ファルークが取り仕切り、身内だけで、ここ、コッパー宮殿であげられました。

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周りから、ファウズィーヤは結婚式をイスラム式(契約式)であげることに同意しないだろうと考えられていたそうですが、
実際はカタブ・キターブ(契約式)を行ったそうです。
彼女の夫となる人と彼女の兄王ファルークがお互いの手を握って(その様子は指相撲に見えます)あげられたのですね好

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カイロにあるコッパー宮殿。

結婚後、アレキサンドリアで生活を始めたものと思っていたのですが、
結婚して、住み始めたのは、カイロの高級住宅街マァーディだったようです。
10年間そこに住んだそうです。

現在はムスタファ・カメル通り。
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以前はファウジィーヤ通りと呼ばれていたこの通り。
この通り沿いのビッラに住んでいたそうです。

探しにいってきました
気分はオリエンテーリング!!

ファウジィーヤおたくです(* ̄Oノ ̄*)

グーグルマップで、ムスタファ・カメル通りを確認し、あたりをつけたメトロの最寄駅で降りました。

どのくらいで辿り着けるのか、想像していなかったのですが、
あっさり、30分で見つかりました

あたりをつけた駅からは、だいぶ離れていましたけど

マァーディにも通りを封鎖した箇所があり、そこに警官の姿があったので、たずねてみました。
ムスタファ・カメル通りはここだ!!と答えてくれるけれど、
以前の通りの名前を伝え、ファウジィーヤが住んでいた場所はどこかとたずねると
みんな、ぽっか~んな顔していました。

しまいには 『いま、ファウジィーヤはモロッコじゃないのか。』(´∀`)

彼女は天国です(・∀・)/

とはいうものの、聞き込みを重ね、それらしき場所に辿り着きました。
いまは、ファウジィーヤ学校と呼ばれている女子学校。

近くのバッワーブに声をかけ、学校のバッワーブに口ぞえしてもらいました。
大きな鉄の門がしまっていたのですが、外のバッワーブが門をたたくと、でてきたのは女の子

『パパはいるか?ファウジィーヤ。』

ファウジィーヤ

その学校を管理しているバッワーブの娘。
ファウジィーヤと聞き、妙に親しみがわき、握手を求めてしまいました


幸運にも中へいれてもらいました。

大きな門を囲う大きな塀に張り巡らされた中の建物。
ここは、ファウジィーヤが住んでいたのかもしれない場所。

写真は禁止ということで、撮っていませんが、3階建てのそっけない建物。
学校の隣にある豪奢なフラットがその場所じゃないの!?と思うほどです。

ぐるっと建物のまわりを回りました。
うん?宮殿で暮らしていたひとが住んでいた場所???
宮殿や、贅沢な生活、ひとから注目を浴びることにうんざりしていた反動???

中には入れませんでしたが、教室になっている部分を外から見ることができました。

エジプトのこどもたちが使っているのです。
きれいに使われているとはいえない教室。
そこにはファウジィーヤの痕跡というか、気配すらない。
当たり前かな。
少し残念に感じながら、あとにしました。

実際、ここに彼女が住んでたかどうかはわからないので、?マークのまま
ファウジィーヤをめぐるたびは終了!!

アレキサンドリアとカイロの彼女が住んでいたといわれる場所を見て感じたのは、
緑が好きなひとだったのかな好
どちらも木に囲まれたおうちでした。

ファウジィーヤをめぐるたびに、お付き合いくださり、ありがとうございました!


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